巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

真夏の夜のホラーなイビキ

2006-08-07 23:20:40 | 日記・エッセイ・コラム
先週の土曜日の真夜中、大きなイビキの音で目が覚めた。時刻は午前2時30分ごろ。昔風にいえば「草木も眠る丑三つ時」。今までのわたしなら、この時間帯には起きていることが多かったのだが、予想外に扁桃腺炎が長引いたために、遅くとも1時前には寝ることに決めたその夜のことだった。

で、このイビキの大きいこと大きいこと。となりの部屋から響いてきて、わたしの部屋中に響き渡っている。完全な安眠妨害。隣の部屋で寝ている家族に、明日の朝一で抗議しなければ。

…が、ちょっと待った。いまその隣の部屋の家族がトイレにたった音が聞こえる。しかし、イビキは依然としてゴーゴーと聞こえてくる。

そういえば、イビキはわたしの部屋の南側から聞こえてくるような気がするし、天井から響いてくるような気もする。そしてわたしの部屋は、2階建ての家の2階の南西側にある。つまりわたしの部屋の南側に部屋なんて無い。もちろんわたしの部屋の上に部屋なんて存在しない。

一応確認のために、1階で寝ている家族の部屋の前までいって、耳を澄ませて確かめる。静かである。2階の自室に戻る。相変らず、大きなイビキが部屋中に響いている。

この世のものとは思えぬ、そのイビキの音。幽霊が南側の屋根にはりついて、居眠りをしているのであろうか… マジで、背筋が凍りついた。

しかし、ここでハッと思い当たった。わが家の南側は公園があり、公園には東屋があり東屋にはベンチがある。(写真参照のこと) わたしの部屋の南側の壁の天井近い部分には、24時間換気システムの換気ガラリがあり、音が入ってくる。換気ガラリは横殴りの雨でも降らないかぎり、いつも空けた状態にしてある。ガラリにはフィルターがついているので、花粉・埃・虫などは入ってこられないが、外からの音は入ってくる。

つまり、東屋で野宿をしている誰かのイビキの音が、換気ガラリから伝わってきているらしい。

で、翌朝家族に聞いたら、家族全員がそのイビキに悩まされていたらしい。南側に換気ガラリがついている部屋に寝ていた者は南側から聞こえるイビキに悩まされ、東側にガラリがある部屋で寝ていた者は、東側からのイビキの音がうるさかったと言っていた。

公園で野宿をするなら、イビキをかくな。近所迷惑だ。



コロコロフロアクリン

2006-08-06 23:42:58 | ガジェット/モノ
わが家のフローリングの色はハウスメーカーによれば「ダークショコラ」という色。いわゆるウォルナット色で、落ち着いた雰囲気が気に入っている。

フローリングの色の選択に先立って、「白っぽいフローリングは落ちた髪の毛が目立ち、黒っぽいフローリングはホコリが目立つ」と聞いていた。最近、年のせいか抜け毛が以前より多くなったこともあり、ある程度ホコリが目立つことは納得済みのうえ、家族の全員一致によりダークな色を選択したわけだ。ええ、全員抜け毛が気になってますからねぇ。

しかし、やはり濃い色のフローリングは、ホコリがかなりめだつ。

で、これらのホコリをとるのが結構面倒だ。掃除機をこまめにかけてもいつのまにやら積もっている。フローリング部分にはフロアコーティングが施してあるので、住まいの洗剤や、ウェットタイプのフローリングワイパーは使えない。で、わたしはずぼらだから、掃除機は2~3日に1回かけることにして、毎日の床磨きはドライタイプのクイックルワイパー→かたく絞ったぞうきんの2ステップだ。

しかし面倒くさい。

できれば「ぞうきんがけ」などという文字通りのelbow greaseは省略したいところだが、クイックルワイパーのドライシートでは、取れるものと取れないものがある。床に落ちているものの中でも、人間が落としたと思われる皮膚の一部(毎日お風呂に入っていても、人間はかなり落としているらしい)などの固形ゴミは、寄せ集めることはできても、絡めとることはできないのだ。で、ぞうきんがけが必要になる。

Colocolo
このステップをいかに単純化すべきかと、スーパーの日用雑貨売り場をうろうろしていて見つけたのがこれ、ニトムズの新製品、コロコロフロアクリンだ。


これまで、この手の粘着シートを通常のフローリングの上で使うと、フローリングに貼りついてしまってかえって厄介なことになった。が、このコロコロフロアクリンは床に貼り付かずにゴミをきれいにキャッチするらしい。しかも、これまでの粘着シートと同様にカーペットでも実力を発揮するとのこと。フローリングの部屋の一部にラグを敷いているわたしとしては、もはや買ってみるしかない。消費税込みで1600円弱。

使用レポート。たしかに、床に貼りつかず、ドライタイプのクイックルワイパーではとりきれなかったフローリングのゴミをキャッチする。これは良いかもしれない。粘着部を保護するケースにフローリングを傷つけない工夫がしてある点も、ポイント高し。しばらくはこれでいってみよう。

ところで、フロアコーティングされた床用のウェットシートを作ってみてくれませんか、花王さん。