巣窟日誌

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平井和正氏死去~わたしは、林石隆とライラ・アミンが好きだったんだよぉぉお!

2015-01-18 23:23:44 | 日記・エッセイ・コラム
以下、朝日新聞の電子版

エイトマン・幻魔大戦…平井和正さん死去 SF作家
2015年1月18日18時39分

 平井和正さん(ひらい・かずまさ=SF作家、小説家)が17日、急性心不全で死去、76歳。葬儀は家族葬として営まれる。後日「お別れの会」を開く予定。喪主は長男新(あらた)さん。

 日本のSFの草分けの一人で、テレビアニメ「エイトマン」や石森章太郎とタッグを組んだ週刊少年マガジンの連載漫画「幻魔大戦」の原作を手がけた。小説作品としては、「幻魔大戦」シリーズ、「狼の紋章」などの「ウルフガイ」シリーズのほか、多くのジュブナイル(少年少女向け文学)で人気を集めた。「ボヘミアンガラス・ストリート」は日本で最初期のオンライン小説として話題を呼んだ。


なぜに、朝日は最初に『エイトマン』を先にだすのか?

わたしは『幻魔大戦』はともかく「ウルフガイ」シリーズやのほうが、代表作として見出しに出てくると思ったのだけれど。

わたしが小説で読んだ平井氏の最初の作品は、ハヤカワ文庫の『超革命的中学生集団』。ちょうどわたしも中学生のころだったし、表紙と挿絵が確か永井豪だった。いわゆるハチャメチャな、ジュブナイルSFで、当時はその代表作といえば『ハレンチ学園』だった永井豪の絵が、妙に似あっていた。

忘れられないのはその数年後読んだ『死霊狩り(ゾンビー・ハンター)』。なにしろ、小説の中の登場人物に入れ込みましたから。

いえいえ、主役の田村俊夫にではなく、林石隆に。ただし、同じ名前の登場人物が、『超革命的中学生集団』にもウルフガイ・シリーズにも出てくるが、ここは『死霊狩り』限定で。ひょうひょうとしていながら、お仕事はきっちりこなすプロフェッショナル。

美しくて強いライラ・アミンもすてきだったな。

久々に読み返したくなった。kindleバージョンでもポチろうか…。