アンティークと無理やり呼べば呼べないこともなさそうな、クライスラー (Chrysler) のHiFiレコードプレーヤー。もちろん動かない。
天袋を片付けていて出てきた様々なものの中のひとつだ。ほこりだらけでひどい状態だったため、屋外に出して撮影。入手経路は不明だが、おそらく1970年代に父がもらったか拾ったかしたものだが、どうも後者のほうらしい。
このプレーヤーの正面にも蓋の内側にも書いてある
"Your Angel's Voice" に何らかの意味はあるのだろうか? (まさか "His Master's Voice" の向こう張っただけとか?)
78回転(SP)、45回転(EP)、33回転(LP)に加えて16回転に対応したものらしい。レコードの回転数に16回転という規格があることは知っていたが、実際に16回転のレコード盤はついぞ見たことはなかった。これだけさまざまな回転数に対応させた機種だということから考えて、1960年代あたりの製品か?
そのほか、とっくにプレーヤーは捨てたのに、オープンリールのテープが出てきたり…と変なものばかり出てきてしまい、一向に引越しの片づけは進まない今日このごろである。