バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

正直なところ

2016年01月15日 | Weblog
なんと!今朝出勤して来たら、二十日大根の芽が出ていた。寒い事務所の、窓からの日の光もあまりあてにできない、お世辞にも栄養たっぷりとは言い難い土の、観葉植物のお古の鉢で芽を出すなんて、正直なところ思っていなかった。開封しないでタネ袋のままゴミ箱行きにするのはさすがに気が引けたので、とりあえず土があるからそこに蒔いておこうというだけだったのだ。えらいねぇー、ここからどうなるかは、正直なところやっぱりあんまり当てにはしていないけれど、がんばって。
年末に自宅の給湯器のボイラータンクを新しいものに替えてもらうように依頼していた。その新しいものが手に入るのが年越しとなり、やっと交換設置の運びとなったのが先週末の土曜日。がしかし、なんと接合部の部品の口径が合わないとのことで、今度はその部品待ちとなり工事は一時中断。中断はよいのだがその時点ですでに旧タンクからは灯油を抜いていた。それでは生活に支障をきたすというので、工務店さんが「まあこれくらいで数日は持つでしょう」とわずかに入れなおして下さったのだが、あとでそれを見たボク、正直なところ、到底その量で4~5日持ちこたえるのは無理な気がしたが、おじさんはすでに帰ってあとのまつりだった。
そこにこの寒さだ。お風呂の途中でボイラーが効かなくなったら…と思うと極力お湯を使うのは控えることにした。その不便なこと、夕飯の土鍋も熱いお湯で洗い上げたいのにお湯が使えない。いちいち薬缶で沸かしたお湯を使う始末。毎日ひやひやしながらお風呂を使った。
そして昨日、やっと新しいタンクに入れ替わってたっぷりの灯油が給油され、晴れて我が家の台所はお湯が使えるようになった。おじさんいわく「やっぱり戻していた灯油はぴったりだったよバースくん。ちょうど空になっていたよ」と。ひぇーーっ、やっぱりお風呂だけで使って正解だった。おじさんはうれしそうにさらに言った「正直なところ、こんなに入れておかなくてもいいかなと思っていたんだ」と。ひぇーっ、ひぇーっ!!ボクはもう何も言いませんでした鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

引き当てる

2016年01月14日 | Weblog
昨夕の帰りのバスの中、座っていたら背中をコツコツと突かれたので振り返る。コツコツしたわけは、後ろのシートの彼女がビニール傘の柄でこづいたからだった。はぁー???と思いつつ「何か?」と言おうとしたボクより早く「探して、もぐって、早く!!」と見目麗しいお嬢さんがあごをしゃくるのだ。何?!何だって???ってと混乱する中、彼女の命令は続く「落としたの!!学生証なのよ。困るから」そりゃ困るだろうよ。でもぱっとボクが自分の足元を見てもそんなものはころがっていない。「えっ、何もないけど」とボクが応えると「だからさっさとしゃがんで探して!!あんたのシートの下にあるんだから。急いで!次で降りるんだから」と怒る。
あまりに急なことに、それも思わぬ展開に一瞬まじまじと相手の顔を見つめてたら「人の顔見てるんじゃないよ。さっさとして」と言う。もう一度ここで断っておくが、彼女は美人だった。服のセンスもよく、そんな物言いさえしなければ近頃には珍しいきちんとした感じのお姉さんなのだ。が、口を開けばあんた呼ばわりである。まったく世の中にはいろんな人がいるとため息がでる。
顛末はどうなったかというと、その彼女の隣に座っていたお友達と思われるお姉さんが「すいません、すいません。ちょっと下見せてもらっていいですか?」と立って来て、ボクのシートの下を探った。そして学生証を拾い上げ「申し訳有りませんでした。ありました。ありがとうございます」と丁寧なごあいさつ、もうボクは「はぁー」と言うだけだった。挙句美人彼女は「○○ちゃん、ごめんね。前の人が拾えばいいだけのことなのにね。ほんとゴメン」と聞こえよがし、はぁー!!!で次のバス停になった。
(それにしてもバースくんって、よくよく変な事件に出くわすよねぇー。普通の人はそんな事件に会わないよ)えっ?みんないろいろなことあるでしょ?!ボクだけ珍事を引き当てる体質だってこと?!勘弁してよーー鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

雪だるま

2016年01月13日 | Weblog
この冬初めて、遠くの山々がしっかりと雪化粧をした。寒いわけだ。朝からテレビはSMAP解散??で大騒ぎ、どうやらまだ決定事項ではないらしい。なるようにしかならないし、収まるところに収まるようになっているし、その前にまずボクたちは傍観者だ。決まったこと、わかっていることの手札が少ないまま報道をするのはさぞかし大変だろうと、報道関係者のご苦労をしのぶ。
雪山の頂上で小指の先ほどの雪がコロッところげ始めた。見上げる空は、夏とは違う深い深い藍色をして晴れ渡っている。吹きすさぶ風も息をひそめた。雪はまたそのはかないほどの自重だけでコロッと転げる。ゆっくりころっ、ころっと下っていき始めた雪は徐々に加速し、大きくなっていく。ピンポン球から野球のボール、やがてそれはボーリングの球ほどになり、さらにぐんぐん雪をまとい続けて雪たるまとなる。谷まではまだ随分と距離がある。自分の重みが重力に勝つまではどこまでも大きく転んでいく。
人の不安や恐怖感や寂寥感は、この雪だるまと一緒なのだ。空晴れ渡り風穏やかにもかかわらず、自分ひとりの胸のうちにある深い谷に向かって豆粒ほどの不安が転げだしたら…。それを人は「取り越し苦労」といい、また「未来は誰にもわからない」という。自分で勝手に不安を大きくしてその不安に押しつぶされるほどつまらないことはない。まずてっぺんからぽちっとでも小さな雪をころがしてはいけないのだ。どうしてもならそこで、頂で自分の手で雪だるまを作るがいい。所詮自力で作れる大きさは決まっている。それどまりだ。
ここ数日悩める子羊ちゃんが、不安にさいなまれている。昨日もお茶をしていたら「バースくん、私もう駄目。何ものどを通らない」と言う。もう雪だるまは一人の手には負えないほど大きくなっていた。とりあえずそれ以上大きくしてはいけないと言いながら、ふっと「人こそ人の鏡」と思う。そうだった、そうだった、不安の雪だるまをころがしてはいけない!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

昭和

2016年01月12日 | Weblog
今上天皇のご成婚だの、東京タワーが建っただのと、世間が大いに沸いていたころ赤ん坊だったバースくん。物心ついた頃にテレビで見たのは、先の東京オリンピックだ。なぜか雨戸を閉めてみんなでテレビの前、開会式を見た。どんないきさつがあったのか記憶にはないけれど、幼稚園の先生もうちに来ていて、運動会のデコレーション用の花をちり紙で作りながら一緒に見ていた。三つ子の魂はすごい!!このときからボクは筋金入りのテレビっ子となった。
テレビがついていないと寂しいなんていうのはボクら世代だけになってしまった昨今、テレビの中身そのものも随分とつまらなくなった。いや正確にいうと、ドラマが面白くなくなった。ドキュメントや紀行番組は、画面が良くなって取材力も強くなった今のほうが絶対的に興味深い。新しい年が明けて、番組改編期だというのに食指が動くドラマがほとんどないのだ。
何で面白くないのか。現実世の中に起こることが凄すぎて作り事のドラマは浮いてしまうのか、それだけ脚本が甘いのか?!漫画のドラマ化ばかりというのも大きな原因の一つではないのか、とボクなりの結論を出していた。そんな折番組表に「昭和元禄落語心中」というタイトルを見つける。何?落語!!とボクの網に引っかかったその番組はなんとアニメだった。原作ではなくアニメそのもの、でも落語とある以上見ねばなるまいと見た。
感心した。声優の落語の技量に。師匠役は師匠らしく、駆け出しは駆け出しらしい噺方をするのだ。さぞかし工夫をされただろうと思う。馬脚を現しそうになるのは噺の枕だけ。でも向こうもそれは先に承知、ほとんど枕を入れないで演る体だ。とにかく来週も見ようと思ったぐらいよかった。
で今のドラマなんて今ひとつだと、久々に好きな映画がCSでかかっていたので2本見る「岳」と「宇宙兄弟」。うんやっぱり面白かったと思ったとき気がついた。あれ?!二つとも原作はまんが?!
漫画のことを悪く言ってごめんなさい。ドラマが面白くない原因はどうやら他にあると思われます…鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

そのうちなんとかなるだろう♪

2016年01月08日 | Weblog
朝から元気な植木等の「だまってオレについ来い」がラジオから流れてくる。あはは、これはものすごい力技!!お金のない奴も、彼女のない奴も、仕事がない奴も俺のところへ来いと、俺もないけど心配するなと、そうのちなんとかなるだろう~と。何それ!!と笑い飛ばしてしまえるのが凄いぢゃないかぁーー。空見て、海見て、雲見ていたらそのうちなんとかなるだろうって、そんなぁーと半笑いになったところのラストがしゃれてる。♪わかっとるね わかっとる わかっとる わかったらだまって俺について来い♪え゛ーーーっ、でへへとなっておしまい。もう元気に一日をスタートするしかない。
あたたかいことに慣れてしまっていたので、今朝の寒さは堪えた。昨夜から天気予報があんまり寒い寒いというので、この冬初めてストーブのおはようタイマーをセットして寝た。うーん、もう天国!!はそこだけ、新聞を取り込んでも、掃除をしても縮み上がる寒さだった。明日からの3連休はこのまま寒波が続くとか、やれやれだけれどまあとにかく植木等についていくかぁーー。
冬至が一年で一番昼が短いのだが、日の入りはそれより10日ほど前に一番早くなる。なのでもう冬至の頃にはわずかながらでも日脚が伸びているのだ。逆に日の出は冬至を過ぎてもまだまだ遅くなって、ちょうどここ数日ぐらいが底で、今が年間で一番朝が遅いのだ。ここが底、明日からはお天道様が少しずつでも早く昇るようになる。そのうちなんとかではなくて、明日から着実にだ。よしっ!!なんだか力がわいてくるではないか(ウソ!!バースくんは明日からまた3連休で元気がでるんじゃないの?!)えっ?!何かおっしゃいましたか?こりゃまた失礼しましたーー。
昨日聞くともなく聞いていた国会中継、総理のエヘン虫のついた答弁にぐったりしてしまったので、本日は永ちゃんノンストップでかけて出発進行だーー鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

ならば「たう」

2016年01月07日 | Weblog
出し抜けにやることがどういうことか、わかっていたのかわかっていなかったのか理解に苦しむ。まあ今までの行状を見ていれば、世界なんていう概念はまったくなく、とにかく自分が地軸地球の中心で世界が回っている人のやったこと、多分「どうだ!!見たかー」の思いしか頭の中にないのだろう。外交の舞台にさえ上がってこない困り者を、他国は日本はどう扱うのだろうか。
昨日は県からの防災メールが2回届き、県も全力を挙げて精査中だと、今のところ放射線の心配もないし、落ち着いて行動してくれとあった。メールの字面を追いながら、思いのほかすぐそこで起きていることなんだなぁーと妙な実感が湧いた。海の向こう、すぐそこの話なのだ。少しばかり背中がぞわとする。
なんてバースくんは、ちっとはグローバルな視野に立って?!いたら友人のメール。「気分も新たにスマホに変えてしまいませう ガラ携人間の頭にはチンプンカンプンでせう 中也の真似してみたら せうの使い方がまちがって…」などと全文この調子ののんきなもの。まだお正月気分が抜けないのだろう。なんともおめでたいことだ。
ならば返信は「あけましておめでたう」だと、その一文だけを送った。そして思い出す懐かしいこと。ボクが幼稚園のとき、お誕生日にうさぎの絵のついた壁掛けハンガーフックを園からプレゼントにもらった。そのうさぎの絵の横には金文字で「おたんじょうびおめでたう」と書かれていたのだ。幼心に毎日そこからカバンやスモックを取るたびに、おめでたう?!、たう?!、たう?!とひっかかっていたものだった。ボクは一体何年生まれ?!もうそんな時代ではなかったと思うんだけれど。暮れに大掃除をしていたら祖母の手紙が出てきて「元気に学校に行っているでせうか」とあったから、「せうか」はあの年代あたりで終わりではないでせうか鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

後の祭り

2016年01月06日 | Weblog
銀行が3袋の花の種をくれた。小さな袋がご丁寧にも厚紙の熨斗つき台紙に差し込まれていて、大層なことになっていた。頂いたとき「あーこんなものもらってもなぁー、面倒くさいなぁー。ポケットティッシュをたくさんくれたほうが役に立つのになぁー」なぞと、身勝手な罰当たりなことを考えていた。
事務所に戻って、カバンからそれを出した瞬間「そうだ!!今すぐこの手で蒔いてしまおう」と急に思い立ったのだ。どこかにしまってしまえば、その時点でもう永久ゴミになるのはわかっていたからだ。カバンを腕にかけたまま、大きな何も植わっていない(そう7年ぐらいで枇杷の木は絶命したのだ)大きな植木鉢にタネ袋をあけた。これがまあ袋が小さければ、種もちっちゃい!!ゴマ粒の半分もない。ええいとばかり、ふりかけ状態で3種類とも同じ鉢に蒔いた。
袋の表にはその花の写真が掲載されているのだが、とりあえず小さすぎてよく見えない。今のバースくんには無理!!ともう何も考えないでチャチャッと種まきを終えた。
さてやれやれと机に座ってメガネをかける。どれどれ何の花だろうと見てみると「金魚草」と「美女撫子」とえーーーっ「二十日大根」だった。いやいや花ばかりだと思っていたらからまさか野菜が出てくるとはとびっくりしたとき、えっ二十日大根って二十日でできちゃうってこと?!えーっ他の二つと足並みが揃わないっていうか、他の二つはいつ花が咲くのだろうと次々にわいてくる疑問。改めて袋をしげしげと眺める。
「金魚草」と「美女撫子」は巻き時が2月からで、花どきは4月以降だった凹。二十日大根がまさしく二十日で出来るとは思わないけれど、春までには先行でどうにかなるだろう。で後発で二つの花が咲くと…。随分とシュールな寄せ鉢になってしまったなぁー。ちゃんとはじめによく袋を見るべきだったと思ったけれど、後の祭りだ。とほほ
うん?!それ以前の問題か?!まず事務所の流し横に置いてある鉢で発芽するのだろうか…。なぁーんにも考えていませんでした。頑張ってみてください。金魚、撫子、大根諸君!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

背中

2016年01月05日 | Weblog
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年は白いものが舞うこともなく、あたたかなお正月でした。陽射を見ていつも不思議なんだけど、どうして大晦日の日の光とお元日の日の光はあんなに違って見えるんでしょうか。お正月というだけできらきらが入ってくる気がするというのは、なんと人というのはおめでたく出来ているのでしょう。
楽しみにしていた箱根駅伝、東洋は2位でゴールしました。残念かと問われれば確かにちょっぴり肩は落としたけれど、がっくりというほどのことはありませんでした。だって東洋は東洋の持てる力を存分に出していたから。ミスもありませんでした。青山は青山の力で勝ったのです。
レースを見ていてバースくんは思いました。自分は自分の身の丈の力量しかないのです。その力量を存分に出し切っていたなら、前に背中を見てやっていくのもいいぢゃないかと。その背中を越したいと思うならば、まだまだ自身に力をつけなければ駄目だということです。あえて誤解を恐れずに言うなら、前の背中を越すためにがんばるのではなく、いかに自分の力を充実させていくかが大切なのではないかと…(うん?!今ボクなんか偉そうなことをしたり顔に言ってる?!ふぉーっ赤面)
で、今年は前に背中があろうと、ボクはボクの力を地道に蓄えていきたいなと思った次第。勝ち負けは今年も変わらず、野球や競馬にお願いします。オリンピックもあるんだっけ。
なんて気持ちを新たに一年のスタートを切ったら、昨夕テレビから聞こえてきた「『桃栗三年柿八年』というが、桃と栗は何とか収穫できたのかなと思う。この前庭の柿を食べたが結構渋かった」と安倍首相の発言、一気に気持ちが下がってしまった。取らないでよーー、桃栗三年柿八年は我が社の合言葉なのにぃーー。というか、もうその先にいってるけどね。当社この夏で梅は酸いとて13年となります。次の梨の大馬鹿18年をめざし一所懸命やっていきます。
本年も相変わりませず、よろしくお願い申し上げます鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取