日本 キューバ
スタメン:竹下、高橋みゆき、荒木、杉山、木村、小山 リベロ:菅山
第1セット
終始競り合う展開。
キューバはミスが多いです。のせると恐いキューバ。モタモタしているうちに、突き放したい。
日本は修加さんがブロックにあって苦しんでいます。
しかし終盤、上手くブロックアウトを取ります。
パワフルエースになるか、テクニシャンになるか。成長の行方が興味深い修加さんですが、少しずつテクニックを身につけているよう。
終盤翠さんがワンポイントブロッカーでIN。ケニアも、久光でプレイしていたケニア選手がワンポイントでIN。
25-22で日本が先取!
第2セット
キューバはカオル姫をサーブで狙っています。しかし、サーブミスが多い。
修加さんがやはりブロックにあっています。
バックアタックにも3枚ブロックがついてきます。
キューバは、カルデロンとルイザの高さのあるスパイクが決まっています。
まだミスが多いキューバ。ホールディングやオーバーネットもとられます。何とかつけ込みたい日本。サオリンとシンさんで得点を重ねます。
18-21となったところで、修加さんに代わってマリさんがIN。
20-22で翠さんがワンポイントでIN。
キューバがセットポイントを握りますが、マリさんが決めて22-24。
エリカさんのブロックが出て23-24。
しかし、このセットは23-25でキューバが取ります。
第3セット
マリさんがスターター。
キューバは修加さんの時はクロスをブロックしていましたが、マリさんになるとストレートをマーク。きちんと対応してきます。
日本もスギさんのブロックが出て4-7。
10-11から、キューバが5連続ポイントで16-10。
シンさんが切ります。11-16。
マリさんもブロックアウトをとって12-17。
マリさんのブロックを利用した上手いスパイクが出始めました。
スギさんのサービスエースで14-18。
エリカさんのブロックで15-18。
ケニアがIN。
日本も翠さんがIN。監督が「ブロック頼むぞ」と声をかけます。
翠さん、十分にためてジャンプしますがワンタッチをとられて16-20。
テンさんがIN。
サオリン、シンさん、マリさんの得点で追いすがりますが、このセットも22-25でキューバが連取。
第4セット
このセットもスターターのマリさん、シンさんが上手いスパイクで得点。
エリカさんもブロックアウトをとって7-8。
スギさんのブロックで10-10と追いつきます。
スギさんがラリー中のブロードを決めて11-10。逆転!
これまでブロックを利用して上手く決めていたマリさんが強打で12点目。
キューバはエース・ルイザが気を吐きます。14-14
エリカさんのブロックが出ました。15-14
日本3連続ポイントで、二度目のテクニカルタイムアウトを迎えます。16-14。
しかし、この後、キューバが3連続ポイントで追いつきます。
ここからはまた競り合い。
マリさん、スギさんが連続でブロックされ、キューバがマッチポイントを握ります。24-20
やはり苦しい時にはシンさんが切ってくれます。21-14
ワンポイントで入った翠さんも、カオル姫の足で上げた(?)レシーブを押し込んで得点! 22-24
最後は日本にミスが出て22-25。セットカウント1-3でキューバがこの試合に勝利。日本、二次ラウンドも黒星発進となってしまいました。
荒さのあったキューバですが、日本は高さにやられてしまいました。
シンさんが少し元気がないようなのが心配です。試合展開もあったのでしょうが、表情が冴えなかった。ミスも少し目立ちました。
スギさんの肩のテーピングも気になります。加奈さんもあんな風にテーピングしてたんで…
第2セット、もう少し早くマリさんにスイッチしても良かったかなという感じがしました。
エースはマークされてからが勝負といわれますが、修加さんは今がその時でしょう。思い切りの良さをなくさずにやってほしいですが、この大会を見ている限りではまともに打っていくより、第1セットの終盤のようにブロックアウトを取るテクニックなども必要かなという気がします。目の前にあるのは壁ではなくて、大きな扉。頑張れ、修加。
明日はトルコと対戦。
この試合で立て直し、自信を取り戻せ、ニッポン