社長 ｖｓ 殿

　人に頭を下げられないワガママ者対決！


　　皆様、ごきげんよう！
いきなり、この状況が把握できないわたしです。この方は誰？
…フンフン、それで、顔が気に入ったからGWのメカニックにスカウトしたの？
いや、殿様なんだからスポンサーになって貰ったらどうですか？
殿、十万石ほどご出資頂けないでしょうか。

「十万石も出資しては、われらが飢え死にしてしまうよ」

殿の国はあまり大きくないようです　
では、広告料だけでもお願いできないでしょうか。車体に殿のお国の名前を書かせて頂きます。
今ならでっかいフロントウィングがあいておりますよ。

まあ、社長さんたら商売上手！

本当はこういう交渉はクマたんがやるんですよ。

「まあ、ゆっくり、ぼちぼち　」

「それにしても、この、馬がひかなくても動く乗り物はよいな。色を赤にして何台か譲ってくれぬか？（←ワガママ）」
「殿。この乗り物は馬がいらないかわりに、石油がいるのでございます。その点に関して、後世にちと問題が発生しておりまして…」

と、環境問題を説明するクマたん。
お侍と話していると、こちらの言葉遣いまで侍チックになるのはなぜだろう？

「なるほど。それで、そちの友達が絶滅の危機にさらされておるのか」
「はい。何とかしなければと、皆でエコにつとめておりまする」
「ならば、馬に乗ればよいではないか　」

環境問題を一発で解決する殿の一声。
そうか、その手があったか。
すると、F1は『ベン・ハー』みたいな馬車レースに
それはちょっとイヤかも…

とりあえず、殿にはメカニックではなく、スポンサーになって頂くことになりました。
キョコたん、ちょっと好みの顔だと思ったらスカウトしないでね。メッ


　それでは今日のF1ニュースです。
気になる旧ホンダチームのその後ですが、一時はチーム存続の発表も間近といわれていたのに、その後また迷走しているようです。

旧ホンダとの契約が噂されるブルーノ・セナ。
そのブルーノ・セナを支援していたブラジルの石油会社ぺトロブラスが、一時は旧ホンダのスポンサーになるのではないかと見られていました。
しかし、ペトロブラスはあくまでも自動車メーカー系のチームとでなければ契約するつもりがないらしく、ホンダ撤退後、他のワークスチームに全て石油会社がついている今は、F1から完全撤退すると発表しています。

現在、ヴァージン・グループ他いくつかの買い手候補と交渉が行われている模様です。

旧ホンダチームの存続が決定した場合、メルセデスがエンジンを供給する予定ですが、メルセデスは旧ホンダがシーズンを通して参戦できる資金を確保するまでエンジンの提供はできないといっています。
２月１６日時点では、旧ホンダはまだ４レース分の資金しか獲得できていないようです。
メルセデスが最初の支払期限を２月２３日としているため、ここが１つのタイムリミットになるとも考えられます。

だんだん時間が迫ってきますが、何とか売却先が決まってほしいですね。
２００９年の日本GPはホンダのホーム鈴鹿サーキットで開催されます。
鈴鹿サーキットは現在改修工事中、４月１２日にリニューアルオープンされる予定です。
新しい鈴鹿サーキットで、ぜひとも旧ホンダチーム＆佐藤琢磨選手の姿を見たいですね！


　バーレーンでは、フェラーリ、BMW、トヨタの３チームによる合同テストが行われました。
各日のトップタイムは以下の通り。

１日目：クリスチャン・クリエン（BMW)　　１分３２秒５４４
２日目：キミ・ライコネン（フェラーリ）　１分３２秒１０２
３日目：フェリぺ・マッサ（フェラーリ）　１分３２秒１６２

まあ、キミ様が一番速いわ！
「やはり赤備えは強そうじゃな」

マクラーレン、ルノー、レッドブル、トロロッソ、ウィリアムズが参加したヘレス合同テストでは、コバライネン、ハミルトン、アロンソらが好タイムを記録しています。

２００９年型マシンもだんだん仕上がってきた感じですね。

それでは皆様、ごきげんよう、Be careful!