昨夜は、レスリングの太田選手が２勝するのを見た後、寝る準備万端整えて、トイレに行ったら、ちょうど錦織くんが銅メダルをかけてナダルと戦うところでした。これはつい見てしまいますよね～
太田選手もすごかったですね。
２戦とも、最初は攻めあぐねて時間がたつうちに、相手はポイントを積み重ねていく…という感じでした。
このまま終わっちゃうのかしらと思っていたら、後半になると次々と技を決めて逆転勝ち。すごい。
最後は銀メダルで悔しそうでしたが、おめでとうと言いたいです。
で、テニスです。
ナダルは、現在のテニス界のビッグ４の一人といわれる選手。
錦織選手もなかなか勝てない相手です。
テニスのシングルスは、サーブを打つ方が圧倒的に有利なので、一度でも相手のサービスをブレークすれば、後は自分のサービスゲームをキープすればセットをとることができます。
第一セット。錦織選手はファーストサーブがなかなか入りませんが、上手いセカンドサーブで主導権を握ってキープ。
ナダルは強烈なサーブと、豪打を持っていますが、ミスが多く、錦織選手が早々と２度のブレークに成功してセットをとります。
第二セットも、錦織は早い段階で２ブレークアップ。
これは、最後まで見ていても明日、あんまりしんどい思いをしなくてもいいかも…と思いきや、ナダルがビッグ４の底力を見せます。
あと１ゲームとられれば負け、というところから、錦織のサービスゲームを二度ブレーク。
錦織も第６ゲームをキープしてタイブレークに持ち込みますが、エンジンのかかったナダルは持ち前の豪打が炸裂。
ここぞというところでサービスエースを決めて、ついに第二セットをもぎとってしまいます。
ここで、日本時間午前４時。
第３セットを見ていたのではとても身が持たないので、後ろ髪をひかれつつお布団へ
「それで、２／３なんだね
」でも、錦織選手がクレバーなプレーで堂々と渡り合っているところも、王者が意地を見せるところも、どちらも見られて満足です。
今日の夕刊によると、錦織は第３セット開始前にトイレ休憩を要求。
トイレが遠かったこともあり、戻ってくるまでにはかなり時間がかかったそうです。
その間にナダルは焦れ、一方の錦織は気持ちを落ち着かせることができたようです。
見事、第３セットをとって、銅メダル
世界ランクの上位をがっちりキープしている選手と戦うのは大変なことですが、彼らを倒さなければ上へ行けないのもたしか。
オリンピックという、いつもと違う状況での対戦でしたが、この勝利をつかんだ錦織選手のこれからが楽しみです
