銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

東大中退、小説家志望者が営む、二十四時間営業の食堂

2009-07-11 23:42:25 | Weblog
終夜営業44年の名物食堂…太宰ぞっこん店主は小説家志望(読売新聞) - goo ニュース

上記のニュースはなかなか味わい深いものでした。

なぜかと言うと、『人間万事塞翁が馬』を地で行っている人生だからです。

いったん文学の道を諦めていらっしゃったわけですが、その食堂を訪れるお客の打ち明け話から、触発されて、これらのエピソードを世に出したいとお思いになったからこそ、小説を再び書こうとされている。

私など、家には人が来るわけでもないです。実家は訪問者が多い家だったけれど、この家には少ないです。それで、刺激には、外へ行くことで出遭います。

記事に載っている人の方は、食堂を経営している・・・・・特に二十四時間営業で、他人に深夜勤務をさせたくないのでしょうが、ご自分が深夜の営業を一人で担当・・・・・とは、昼間は出歩けません。

私なんか、一日東京へ行って帰ると、エッセイのタネを、4、5個拾いますが、最近ではそれらをすべて、書き下ろすわけでもありません。

あ、そういえば、『大量の塩で、死体を埋める』というエッセイを、三冊目『電車の中で』と言う本の中に書いたら、相当の人が、それを、面白いというか、新鮮なネタだと考えてくださった模様なので、明日、それを、ここで、アップロードさせてくださいませ。

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 ところで、その『人間万事塞翁が馬』と言う側面で非常によく出来ているのが、今放映中のNHK朝ドラ『つばさ』です。

 このドラマは、人間のやり直したいという気持ちを丁寧にすくい上げて、それぞれ、固有の悲しみや問題を抱えた人を救っていきます。内容が、非常に濃密です。

 ローリーと言う役者さん・・・・・もしかしたら、エッセイスト桐島洋子の坊ちゃんではないかな?・・・・・昔美少年として鳴らした人が、今、眼鏡をかけた神経質な坊ちゃん上がりのミュージシャンと言う役どころで出ていましたが、育ちだけは抜群によいが、父に破門と言うか、絶縁をされているという悲しみを抱えていたのに、その父との縁の復活が、あった(6月29日から7月4日の週)と思えば、

 二人でコンビを組む、お笑い芸人の分裂を、どう二人自身が受け止めているかと言う深刻な話題も登場しました(7月6日から11日の週)。

 一種のバックステージものとなっていますが、洞察力が深くて、感動を与えられます。出演者もみんな喜んでいるのではないかなあ。良いドラマに出演できて。

 では、今日もまた、簡単で恐れ入りますが・・・と、締めくくろうとして、

あ、一つ、重大なことを思い出しました。冒頭に上げた、OCNトップ頁内の記事ですが、元々は新聞の記事です。署名入りですが、こういうものをウエブニュースに載せるときの、お断りはどうなっているのだろう。無償で、できるのだろうか?

 ともかく、その記者の署名と新聞の名前は載っていますが、もし、無償で、こういう形で載せているのだとしたら、読む私も申し訳ないが、記者さんや、新聞社も気の毒ですね。新聞の落調が言われているが、むべなるかなと感じてしまいます。

 でも、こういう形は、民放の朝のニュースが軒並み取っているのと、同じ形式ですが、あちらはどうなっているのだろうか? やはり、無償なのでしょうか?
疑問です。疑問中の疑問です。そういうことを許していると、グーグルの書籍電子化を無償出と言うニュースにつながるのではないだろうか。みんな必死で、しかも相当な苦労をして創作をしているわけですから、その原著者に対しては尊敬があるべきですね。

 当たり前のことだと思います。
 では、今度こそ、ほんとうにここで、閉めましょう。

       2009-7-11 にこれを、書く。雨宮 舜
コメント
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