AMASHINと戦慄

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はじめての和田ラヂヲ展

2021年04月12日 | 二酸化マンガ
学生の頃からファンだったマンガ家の和田ラヂヲ先生の個展がついに京都で開催されるという情報を得て、しかも初日は和田先生が来場されサイン会を開かれるということで、この新型コロナ感染拡大再びの最中、よろこびいさんで蔓延日和の京都は四条河原町まで馳せ参じたのでした。


会場は、TOBICHI京都というアンティークな雑貨屋さんで、以前から和田先生との結びつきが深く、和田ラヂヲグッズなども取り扱っている店。
私が一昨年前、ここの高価なオリジナルほぼ日手帳を購入したのも、特典で付いてくる和田ラヂヲ描き下ろし百人一首が欲しかったからにほかならない。




グンイデルビ寿。ここらしい。



このかわいい『好調!!和田ラヂヲ展』の看板が出てなければ通り過ぎるところでした。



とうに開場時間過ぎてるのに誰も並んでないのでおかしいな?と思ったら、5階だった。
このクラシカルな階段を昇って行ったら和田先生に会えるのですね!
でもしんどいのでエレベーターで上がった。



5階に着くと、やっぱけっこう人だかりができてた。
私より若い目の人がほとんどだ。けっこう女子が多い。
整理券が配られてて、先生は15:00くらいで引き上げるそうだったのでヤバかった。
まぁなんとか行けそうだった。


なんと!あれだけの大家が、店内写真撮影自由の太っ腹対応。
今やSNSが金を呼ぶ時代。他も是非見習ってほしいものです。




実は本企画は、和田ラヂヲ先生の入稿原稿即売会という様相も呈していた。
1枚1100円。ひとり2枚まで。

密です!密です!もうそんなこといってられませんって感じ。



グッズいろいろ。欲しいのけっこうあったけど、予算もあんまなかったので原稿1枚と『和田ラヂヲの火の鳥』とシールを購入。



そして、いよいよ和田先生とご対面・・・

それほど緊張しなかったのは、和田先生の偉ぶらない雰囲気と、私の前のファンの方との気さくな接し方を見ていたからだろう。


思えば学生の頃、大学に行く前、駅の構内の本屋さんで『スカの群れ』を購入して通学電車の中で読んでて、公衆の面前でガマンできず吹き出してしまい、もうこれ以上人前で抱腹絶倒してたら恥ずかしいわと、途中で読むのを中断したあの時から約28年の歳月が流れていたんですね。




私が電車の中でツボったネタ。



一応一番最初に買った和田作品である思い入れ深い『スカの群れ』は持参してきていたんだが、経年によるカビの汚れがヒドかったので、和田ラヂヲ作品と同時期にハマってた手塚治虫の『火の鳥』との奇跡のコラボ企画マンガ『和田ラヂヲの火の鳥』本にサインしてもらうことに。
実は、1年前刊行された時から本書が気になってて買おうと思ってたんだが、東京の方ではけっこうサイン会をされていたので、関西でもいつかやってくれるのでは?という期待を胸に購入をずっとガマンしていたのでした(まぁ持参したものにもサインを頂けたようなのでガマンする必要性はなかったのですが)。


無理言ってちょっと困惑されながらも、フィッシュボーンのアンジェロ・ムーアばりに丁寧にブラックジャックの画を描いていただきました。

もう感激!!これはマジ家宝モノですよ!



和田先生の執筆姿もカメラに収めることができました!
も、サイコー!
(アクリルの向こうで一生懸命ブラックジャック描いてくれてはるところ)



28年前の思い出話もちゃんと先生に伝えることができて、感無量!
先生の横についてたアシスタントかマネージャーの女性の方も非常にノリがよく親切で、「写真撮りましょうか?」などと申し出てくれて、ほんと温かいステキな空間でした。


ちなみに今回私が購入した原稿がコチラ。
『和田ラヂヲのここにいます』の1巻か2巻かに収録されてたと思われる王貞治ネタ。
『スカの群れ』の原稿も数枚あった気がするけど、タイトルロゴが貼ってあるのが欲しかったので。



とにもかくにも、今回ほんま久々に幸せな気分になれました。

和田先生、そしてTOBICHI京都さん、ほんとうにありがとうございました。

また、和田ラヂヲ先生を京都に呼んで下さいね!

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