AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

Cocco Live@磔磔

2008年01月08日 | コンサート
京都の伝統的な由緒正しきライヴハウス“磔磔”での、今年一発目のCoccoライヴ、見に行ってまいりました。
磔磔もそうやけど、河原町自体がホンマ久しぶりという感じだった。
富小路というホンマに細い枝道沿いの、周りは民家だらけのメチャメチャ分かりにくいいりくんだ所にあるこのライヴハウス、他府県からの参加者の方々は無事に辿り着けたんやろか?
開場前は絶対前列に分け入ってやろうと思っていたが、整理番号は165番と真ん中くらいの順番で、入場した時はもうすでに前方が人でギッシリと埋まっておる状態だった。しかたなく5列目くらいからの観戦とあいなった。

オープニングテーマが流れ出し、後方2階の楽屋の階段から客席の壁際を横切ってCocco一行が登場するという、他のホールではありえないサプライズな登場の仕方にみなさん大興奮しておられた様子。
しかしこの会場のステージはやっぱ低すぎますわ。5列くらいという至近距離にもかかわらず、Coccoの顔ぐらいしか拝めることができず、長田氏や達身のフィンガーワークも全然拝めずで、これにはかなりのもどかしさを感じた。
このライヴハウスって、ひょっとしたらオーディエンス側からしたら最悪の会場かもしれんな。
しかも客のノリも悪くてみな棒立ち状態でほとんど身動きをしない。 スラッシャーの立場から言わせていただくと、せっかくのオールスタンディングの会場で押し合いへし合わない直立不動なこのノリは、逆に疲れて気分が滅入ってしまう。 隣に私のようなロック野郎の男子がいて、“way out”の冒頭のCoccoの「ギャ~~~!!」という絶叫があがった時は、2人とも興奮して一緒に「ギャ~~~!!」ゆうてて親近感を抱いてもうた。この人はちゃんとわかってるんだなって。でも殆どの人はヘヴィナンバーでもポケ~~と傍観してるだけ。ヘドバンくらいすりゃいいのに。

まぁ今回はライヴ内容自体がかなりイケてなく、最終日の武道館アコースティック・ライヴの予行演習か?みたいなセットリストだった。
先月見に行った神戸公演で演奏された活動中止前の名曲が3曲(“雲路の果て”、“遺書。”、“首。”)もハショられていて、これはいただけなかった。こういったプレミアムな狭いハコでこそ過去の名曲を聴きたかったかと。
あと、スタッフやメンバーなどをヒューチャリングした余興がやたら多すぎ!こちとら歌と演奏を聴きにきとるわけで。スタッフ間の馴れ合いというか、最近のCoccoのこういう所が一番キライだ。
MCもなんだか間延びしすぎて緊張感を欠くし、客のノリも悪いし、私が観たCoccoの今まででワーストなライヴだったかも。

“流星群”、“Never ending journey”のハミングは、いつも以上に凄く歌声に高揚感がみなぎっててよかった。
あと、“あしたのこと”の冒頭と終わりに童謡「雨雨降れ降れ母さんが~♪」のフレーズを挿入してきたのには唖然とさせられたけど、こういったCoccoのワケの分からなさはキライじゃない。



今日の1曲:『星に願いを』/ Cocco

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京都公演セットリスト (ウシュムガル=アンナ)
2008-01-14 20:06:46
京都 磔磔 2007/1/4

1.甘い香り
2.燦
3.樹海の糸
4.あしたのこと
5.晴れすぎた空
6.羽根~lay down my arms~
7.君がいれば
8.花うた
9.An apple a day
10.10years
11.四月馬鹿
12.秋雨前線
13.流星群
14.way out
15.けもの道
16.音速パンチ
17.タイムボッカーン!
18.ジュゴンの見える丘
19.チョッチョイ子守唄
20.強く儚い者たち
21.Never ending journey
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