AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
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センチメンタル・ジャーニー

2013年03月12日 | コンサート
私が奈良の西大和くんだりのワーナーマイカルシネマまで、衝動的にJOURNEYの日本武道館生中継ライブを見に行くに及んだのは、土曜の朝刊の一面に記載されていた以下の広告を発見してしまったからでした。


といっても小生、JOURNEYはそれほど好きというわけでもなく、せいぜい2、3曲知っている程度。金曜の名古屋公演に行くツレたちを出し抜いてやろうという邪な思いつきと、まぁブログのネタになるのではないかという不純な動機ゆえの決断でした。

WOWOWが、4年ぶりの来日公演が決定したJOURNEYと共同で立ち上げた被災地支援企画らしく、被災地である東北3県(岩手県、宮城県、福島県)の4会場については料金を無料とし、その他14会場で、3月11日の武道館ライブを生中継で放映するというもの。
関西圏では、奈良と滋賀という辺境な場所の2館でしか放映されないという。それでも日本でのJOURNEY人気を考えると、そこそこ座席が埋まるのではないかとにらんでいたのだが、会場入りすると30人程度だった。そりゃそうか。平日だし、こんな近くに駅もないような辺鄙な場所に会社早退してまで見に行こうなんて人はおらんだろう。だいいちJOURNEYファンならライブ会場の方に行って生で見るだろう。

西大和のワーナーはかなり久しぶり。向かいにはなんの改装も施されてない古びたままの2階建てのイオンが聳え立っている。まだ映画をよく見ていた頃、この映画館にもよく足を運んでて、若気のいたりで選んだクソ作品を鑑賞しては、ムシャクシャした気持ちで暗い長い狭い夜道を車で帰ったもんだ。


上映は予定の7:00キッカリに始まったが、最初はニール・ショーンの息子のユニットの前座ライブ模様が映し出された。
そして、ほどなくしてJOURNEYのライブがスタート。いきなり超有名なあの曲のイントロで武道館は歓喜に沸く。しかし、あれやね。スクリーンでは全くその熱気ちゅうもんが直に伝わってくることはなく、なんかただDVD映像を大画面で見さされてるようで、音響もイマイチだし、ライブ感も臨場感もクソもありまてん。
現在のJOURNEYのヴォーカルを務めるのは、メンバーがYOU TUBEの投稿動画で発掘したフィリピン人のアーネル・ピネダ。小柄ながら、全身を使っての情熱溢れる元気いっぱいのパフォーマンスに好感が持てました。まぁスティーヴ・ペリーもどきだが、彼の疲れを知らぬ歌唱力はモノホン!JOURNEYの歌を本物のJOURNEYの生演奏で歌えるという喜びみたいのに満ち溢れてて、本人が一番気持ちよさそうって感じ。
しかし、ステージ上をピョンピョン駆け回ったり、アンプによじのぼったりと、そのすばしこいちょこまかした動はき、時折猫ひろしを彷彿させないでもなかった。
長丁場になることを覚悟してたんだが、アンコールは1曲のみで、9:00キッカリに終演。

劇場を出て、映画見終わった後に必ず寄っていたブックマーケットに行ったら、いつの間にやらつぶれてしまっていて、悲しい気持ちで暗い長い狭い夜道を車で帰った。



今日の1曲:『Don't Stop Believin' 』/ Journey

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