奄美の農と暮らし

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ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

委託販売店と消費税

2012年06月04日 | 晴耕雨読

 台風3号は刻々と近づき5日に最接近の予報。奄美は中心円の外円に近接するようですが、風雨の影響だけではなく、大潮との重複や塩害の恐れなど、どのような結果になるのか計り知れません。自然の前で人智は無力そのものです。

そのような状況下で、ハウスのビニールを全て外す判断は、明朝の風雨を観てと思っています。

 ハウスやほ場の収穫はでき得る限り行い、風雨の影響を受けるハウスやほ場の資材はすべ撤収しました。いざとなれば、防風ネットを取り外し、ハウスのビニールを外すだけの状態にしました。もちろん、ビニールを外すとハウス内の作物は壊滅となります。

 ここ両日は、不安定な天候の中で台風対策やハウスとほ場の収穫を淡々と行い、また、近傍の売店に配送しました。冬瓜や赤毛瓜は、今週末あたりに結構な収獲が予想されますが、台風の動向で解らなくなりました。

 今日は、地元の直売店と「委託販売店の消費税取扱い」について、意見交換を行いました。これまでの消費税取扱いが大幅に改善されるだろうと思います。

 ちなみに、委託販売店における売主は、あくまでも生産者(委託者)自身ですので、価格設定や消費税取扱いに留意することが肝要です。

 例:消費税込み105円、委託販売店の手数料20パーセントで生産者の手取りと消費税は?

   売値:105円÷1.05=100円

   委託売店の手数料:100円×0.2=20円

   委託売店の消費税:20円×0.05=1円

   農家の手取り:105円ー(20円+1円)=84円

   消費税は農家が4円、委託販売店が1円納めることに。(多分・・・・)

   *大半の農家は所得が低く免税対象の個人事業主です。


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