奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

ササゲの噺

2023年07月24日 | 晴耕雨読
 天候が不安定な日が続き、思わず前季の農作業日誌をめくると、ほとんど同じような様相で台風5号の発生も綴っている。奄美市長との懇談もこの時期にあって、今季も同時期にあったが、政治的なパフォーマンスのような匂いに、2部制と言う市民を選別しているような感もあってスルーした。

   

 オクラは最盛期になり、ゴーヤはいつのまにか黄色に変身していて、ササゲの収穫が日に日に増えている。初めての栽培と出荷で未知な部分がほとんどだが、梅雨明けに開花が始まるように植付けるのがベターのようだ。加湿を嫌い、害虫の被害も1割程度はある。

 販売については認知度が低く、レシピはインゲンと同様だがインゲンほどの食感はない。ただ、夏野菜の少ない南国では、数少ない野菜であることは確実だ。栽培は放任状態で、適度な水と追肥で猛暑の中でも草勢は強い。

 懸念していたエアコンの交換も終わり、この夏を何とか乗り切る目途はついたような気がする。しばらくは、日中は33~34℃、夜は27~29℃の猛暑との戦いだ。時々、子供の頃もこんなに暑かったかなと疑問に思うことがある。全国的にも猛暑の様子、お盆までの我慢大会かなと・・・だればまた(@^^)/~~~

夜半の雨で・・・

2023年07月20日 | 晴耕雨読
 夜半の雨で目覚め、全開していた戸を小開きにして再びの眠りに・・・夜温が27℃以下になった様子で設定していたエアコンはOFFになっていた。応急処置をしたエアコンは思いのほか頑張っていて、週末の交換作業までは持ちそうな様相だ。

 朝イチの天気予報をモニターすれば雨雲が刻々と近づいていて、朝食を摂ることもなく6時に出畑した。ほ場は今にも降りそうな雨模様、オクラにゴーヤ、ササゲを収穫して、7時過ぎには無人市に出荷した。帰宅してシャワーや朝食を済ませると、大降りなる前にと2軒目の無人販売コーナーに出荷して午前の店仕舞いになった。

 猛暑のこの時期の過ごし方と言えば、録画した映画やドラマを観て過ごす事が多く、朝ドラから始まって、「恋に落ちたシェイクスピア」を観て、怠惰に近い一日になった。Uターンした当初、夏はOFFシーズンと決めていたが、コロナによる行動制限で、夏の農業を始めた。暑さで気が滅入ると、夏は・・・と考えてしまう。

 沿道には、盛夏のサルスベリや夾竹桃のピンクの花が彩り、マイ・ブログの昨年の記事も同様な季節感で綴られている。人とは・・・と言うより自身そのものが、昨年の季節感さえも忘れていることに気付かされる。エアコンで快適さを追求するあまりに、本当の季節感が置き去りにされているような気もする。

 子供たちは明日から夏休みの様子だが、昨今、子供たちの登下校の姿を観ることがなくなった。たぶんに、保護者が校門近くまで送迎をしていて、そんな時代かなと思う。そろそろ、学校の統廃合やスクールバスによる通学をと思うが・・・だればまた(@^^)/~~~


 

いつもの呪文・・・

2023年07月18日 | 晴耕雨読
 熱中症アラート警報は毎日のようにテレビのテロップで流れ、日中は34℃、夜温は28℃~29℃、エアコンはフル稼働の状態だ。それでも、朝イチのオクラとゴーヤの収穫は日課で、撤収を考えていたササゲの収量が日に日に増えてきた。

   

 あまりの暑さに地元の人は出掛けたがらいのか、出荷した野菜の売行きは硬直状態で、2、3日前から無人市への出荷を始めた。いつもの呪文で、やるだけはやって、後はなるようにしかならない。それでもダメな場合はオクラもゴーヤもササゲも刈倒せば良いだけの話だ。

 この猛暑の中でさがり花を見つけ、無人市への往路でゴールデンシャワーを観ると、ちょっこし涼風が・・・10年ぶりにゴールデンシャワーの満開を観たような気がする。タイの国花らしい。

 猛暑の中、老体に鞭を打って、育苗ハウスのドアーの交換を行い、ハウス周辺のススキのせん定も終わらせた。暑さには、汗をかくことで順応するしかないような気がする。そろそろ夜温が下がっても良いような気もするが・・・だればまた(@^^)/~~~


ここ数日・・・

2023年07月15日 | 晴耕雨読
 ここ数日、猛暑に加えて不安定な天候に翻弄されながら、何とかあらかたの想定作業を終えた。朝イチの予報モニターで衛星画面を観ると、小さな雨雲が点在していて、これがスコールにも似た時雨の要因のようだ。海は、台湾付近で発生した台風の影響で時化ていて、湿感たっぷりの南風には飽き飽きしている。

 今朝の地方紙の一面は、家庭菜園レベルのシャインマスカットの栽培が、島の農業にある種の光明じみた表現を。島南部のこの地域では、十年ぐらい前にはアボガド栽培が報じられていて、その後どうなったのか、ほとんど聞く事がない。確か、県本土から赴任してきた農政担当者の肝いりでの事業だったように記憶している。

 島のコーヒー栽培もらしく報じられているが、話題性だけで、それで食べて行けるかどうかは別世界のようだ。農業研究センターなどと言う大層な名前の機関もあるが、実際は農機のリースと堆肥販売に新規就農者の研修を請け負っていて、島の農業に光明を与えるほどの活動はしていない。年々、先細っていて、奄振予算の確保のためのポーズにも似ている。

 そう言えば、最近、しきりに生成AIのソフトのダウンロードがUPされ・・・物書きには魅力的なソフトのようだ。ただでさえつまらない地方紙が、さらにつまらなくなるような気もする。たぶんに無難な物言いが増えて行くのだろう・・・だればまた(@^^)/~~~

エアコンの噺

2023年07月12日 | 晴耕雨読
 九州北部では、大雨による災害放送が連日ように、島は連日の猛暑、テレビのテロップには熱中症アラート警報が流れる。夜温の28℃は老体にこたえる。

 ビニールハウスの修理が終えてホッとしたのも束の間、実家のエアコンの室外機から今にも壊れそうな異音が・・・きたか~と・・・ほとんどの災難は最悪な状況で発生する。この時期、エアコンのない世界は地獄に等しい。収穫と出荷を終えて、水シャワーでさっぱりしたところに、再度作業着に着替えてエアコンのトラブルシューティング・・・。

 吹き出るような大汗をかきながら、室外機の上部カバーを外し異音の探求・・・錆による底部の腐食でファンの位置がずれてファンの先端部がこすれている事が解った。室外機の交換は必須、応急処置で何度となくトライ、室外機の底部にブロックを入れ、ブロックと腐食部の間に板を挟み込んで異音は止まった。後は、この応急処置が機能するまでの間に新しいエアコンに入替えることだ。

 市街の家電量販店に出掛け、エアコン交換の商談を・・・どの量販店もやたらと所望するエアコンより大型のエアコンを推奨する。店員の推奨で14畳適用のエアコンを契約して帰宅、その際、パンフレットを所望した。帰宅してパンフレットで性能諸元を見るとびっくりぽん、14畳適用から消費電力は3倍近くになる。

 契約した翌日には量販店に出掛け、14畳適用エアコンの購入を解約して、6畳適用エアコンにした。量販店の店員は、客の所望より、さらに高価なものを売りたがりのようだ。ちなみに、昨今では、エアコンもインターネットでの購入が可能だ。ちなみに、14畳適用のエアコンの消費電力は1500W、電子レンジ3台分だ。普通の配電では、サーキットブレーカーのダウンは必須だ・・・だればまた(@^^)/~~~