奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

怠惰の1日

2016年07月31日 | 晴耕雨読
 降ったり止んだり終日不安定な天気の中、完全休養で過ごしました。
炎天下の2日間の草刈君がボディブローのように効いて、寝ても寝ても眠気が抜けきれず、久しぶりに怠惰の1日でした。
  

 それでも地元探しで行きたい場所があって、晴れ間を縫うように出掛けました。かつては、同じ村内で陸の孤島と言われた市集落、小生が島に居た頃は、林道に毛の生えたような道路事情でしたが、道幅も広く舗装されていて、陸の孤島の面影はありませんでした。
  

 この地は今、深刻な土砂流出に見舞われていて、かつての景勝が土砂に埋もれ、島の光と影を観るような思いでした。
集落の農業事情を観、墓地を過ぎて高浜なる景勝地を訪ね、ふと山間の側溝を観るとウナギらしきものが頭だけを水に浸けていて、一瞬生きているのかなと棒で突くとニョロニョロと下流で動きだしました。昨夜は土用だったので出てきたのかも知れませんね。


 帰途は、近郊のパッション栽培を観ましたが、周囲はジャングル化していて、消滅するのは時間の問題だなと痛感しながら帰宅しました。
この地は、市町村合併で何を得たのでしょうかね・・・Uターンした当初より、地方消滅が加速しているようなそんな印象でした。

草刈君、終わりました!

2016年07月29日 | 晴耕雨読
 朝はそうでもないのですが、午後の出畑は気合を入れないと暑さに負けそうになります、いかんせ34℃の炎天下に向かうわけですから。でも、今日は風が強く、風通しの良い河口の菜園は、久しぶりに気持ちのいい作業になりました。
北帰行前の草刈はすっかりリセットされていて、2ヶ所の草刈で午前を終えました。

 午後は3時頃の開始、冬場にモアで刈り倒した場所ですが、腰の高さまで雑草が繁茂し、ナイロンカッターをチップソーに替えて2時間で作業を終えました。
河口はちょうど満潮の時間で、チヌの一群がコイのようにゆったりと泳いでいました。元気だったおば~たちの姿はなく、小生がUターンした頃の賑やかさが懐かしくなりました。
  

 木陰で帰り支度をしながら隣りの菜園を観ると、バナナがたわわに実っていて、来月には食べ頃かなと、そんな思いで画像におさめました。島は亜熱帯果樹のほとんどができますが、最大の敵は台風、バナナやパパイヤなんぞはウドの大木そのものです。
最近は、アボガド栽培が取沙汰されていますが、バナナやパパイヤの二の舞にならなけらばと危惧しています。

 北帰行前に計画した作業は全て終わり、これからは秋作の準備に取掛ります。
明日は休んでもよし、久しぶりに明日考えるかな!

草刈君の一日

2016年07月29日 | 晴耕雨読
 台風のない年は、サルスベリやキョウチクトウが一段と盛夏を彩っています。帰島から10日が過ぎ、すっかりと日焼けが元に戻ってしまいました。
  

 本日の予定作業は草刈君、午前は倉庫周辺を、午後はハウス周辺で5時間ぐらいの作業になりました。草刈は燃料満タンで1時間ぐらいの稼働時間になりますので、1時間置きに水分補給とクールダウンを行います。ただ、上下のヤッケに防護面ですから、汗でびしょ濡れになります。

 明日は河口の菜園の草刈を終え、そろそろ秋作の肥料や資材の見積もりをしたいと思います。
来週からは8月、週間予報にポツポツと雨マークが出てきましたね、そろそろ、釣り餌のキビナゴの用意をしなくては。
それではまた明日!

耕うん作業の終了

2016年07月28日 | 晴耕雨読
 例年にない猛暑が続いていて、暑さに感けてばかりもおれず、あれこれと思考錯誤の農作業に奮闘しています。
北海道は大雨に見舞われいる様子で、小生が滞在した2週間は好天続きで、向かいのIさんから天気男ですねと挨拶を受けました。

 本日は、春カボチャの2番目のほ場の耕うん、20aの耕うん作業を2時間ほどで終えると、この機にと周回の整地の耕うんを思い立ちました。毎年、シーズンインになれば整地をと思っていましたが、奄美の秋は天候が変わりやすく、結局は、泥コネを恐れて妥協の耕うんを繰返していました。
面倒な作業はオフシーズンの今でしょ、そんな思いで1時間ほどで周回の整地耕うんを仕上げました。

 遅めのランチになりましたので、帰宅してシャワーをすると久しぶりに外食に出掛け、生姜焼き定食で元気をつけました。3時頃まで陽射しが弱まるのを待ち、昨日耕うんを終えた春カボチャのほ場の整地の耕うんを決行しました。
午前と違ってほ場はカラカラに乾燥し、埃まみれになりながら1時間ほどで周回の整地の耕うんを終えました。
  

 時刻は4時、トラクターも衣服も埃まみれ、取敢えずは衣服を脱ぐと顔を洗い、持参したクーラボックスの水でうがいをするとトラクターの洗車に取掛りました。
この時期は気温が高いためにほ場の乾きが早く、耕うんから整地はその日に終わらせるのが賢明だなと思いました。

 耕うん作業が終わり、秋作については8月に石灰の散布と仕上げの耕うん、その後に防風対策でソルゴーの播種を計画しています。それまでの間、草刈君やススキによる誘引棒の作成でボチボチ過ごそうと思っています。
メールの返信や暑中見舞いも出さなくては、・・・それではまた明日!

逆転の耕うん整地

2016年07月27日 | 晴耕雨読
 昨日、逆転の耕うんによる整地の要領を掴みましたので、本日は夏野菜のほ場の整地からスタートしました。10aのほ場の整地は小1時間ほどであっさりと終わり、面倒くさがらずにやっとけば良かったかなと痛感しました。
思いのほか整地作業がスムーズに終わったので、春カボチャのほ場に回り、昼過ぎまでかかって2回目の25aの耕うん作業を終えました。

 遅めのランチを摂りながら郵便物を見ていると、エアコンの取付け請求書と塗装店からは完成後の写真が届き、午後の出畑準備をしていると軽四の車検が終わった旨の電話が入り、エアコンと自宅の塗装、軽四の車検で、本日一日でん十万円のお金が消えてしまいました。頑張るしかありませんね!

 午後は支払いと軽四の車検の受取りで終わり、充電中の軽カーゴのバッテリーの取付けで本日の打ち止めになりました。
明日は、春カボチャの2番目のほ場の耕うんを終わらせ、倉庫、ハウス周辺、河口菜園と草刈君で攻めて行きたいなと思っています。
  

 北海道の自宅のビフォー・アフターは、娘から画像が届き次第掲載したいと思います。
それでは、しばしの涼に広大な北の大地を届けます。また明日!