奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

くもりのち晴れ

2013年11月30日 | 晴耕雨読

 日々のタイトルに苦慮し、ずぼらなブログになりかけていますが、農繁期ゆえにご容赦願いたいと思います。
エールのコメントも頂き、明日への力をもらいました。003

 肌寒い曇り空で無風、絶好のT・ハウスのビニール展張日和です。今季は、マルチングもビニール展張も強風に悩まされないでスムーズに進行しています。
本日のビニール展張は、昨日支柱立てを終えた3畝、ひと畝45mで、ビニールを固定する杭が90本、ハウスバンドが45本、BGMでもないと気が滅入ります。冬ソナから始まり、小田和正、久保田利伸、Misia、竹内まりや・・・その他には70年代から90年代のヒットソングまで、作業が終わるまで永遠と続きます。

 午後2時頃にビニールの展張を終え、004トタクターに乗換えて4畝のマルチングを行いました。作業は日暮れまでかかり、関門のT・ハウスの設置が終盤になってきたので、峠を超えたような達成感で帰宅しました。

 画像は、イメージしたT・ハウスとえん麦、そして日に日に増えるT・ハウス群です。定植したカボチャは、2月中旬に両側のT・ハウスを出、その時、えん麦は130cmぐらい成長しています。えん麦やT・ハウスは、夜間は小さな渡り鳥の宿にもなっています。


雨のち曇りそして晴れ

2013年11月29日 | 晴耕雨読

 ハードワークにも身体が慣れ、いいペースで春カボチャの準備が進行しています。001

 本日の天候は真冬の奄美そのもの、風は強く、降ったり曇ったり、時々陽が射したり、虹も出て、車のハッチドアーで雨宿りをしながら、予定作業を終えました。

 朝イチは、殺そ剤の補充で秋カボチャのほ場を巡回し、パッション・ハウスに戻りかん水、日照の無いハウス内の温度は13℃、外気温と同じです。パッションの先端が天井棚に届き始めました。

 雨上がりのほ場はトラクター作業ができず、マルチングを終えた012 畝のT・ハウスの支柱立てを行い、3畝仕上げました。
午後3時頃から天候が回復し、T・ハウスの資材を倉庫からほ場に全て移送し、明日からの作業に備えました。また、直売店に追加のカボチャの出荷を行いました。

画像は、本日の作業風景と昨日撮影した河口菜園のグリーレタスと新ゴボウです。
ソラマメは、ハモグリバエの害が入り防除が必要になってきました。014


ミニカボチャの収穫

2013年11月28日 | 晴耕雨読

 「休め」との天のお告げでしょうか、夜半の雨は午前いっぱい降り続け、001 のんびりと過ごしました。終日気温は低く、日照はなく、上下のウインドーブレーカを着て畑を巡回し、そのまま街に買出しに出掛けました。

 午後は雨も上がり、秋カボチャの収穫に取掛りました。3品種を50個ほど収獲し、早速近郊の直売店に出荷しました。昨年の今頃は、イノシシの食害に悩まされ露地カボチャは惨憺たるものでした。今年は、イノシシ害もなく、台風には見舞われたものの、そこそこの収量にはなりそうです。ただ、台風害で、後半の着果が多く12月いっぱいまでの長期収穫になります。007

 収穫で、畝の中央に入ると、自然交配による着果がさらに増えて、 収穫後のシートをそのまま再利用して対応しました。唯一、植えた大玉(クリユタカ)の2キロクラスがゴロゴロしていて、感動ものでした。

 帰路は、河口の菜園に立寄り、レタス、京菜の間引きを行いました。寒が入るとエンドウやソラマメの生育が一段と旺盛になり、ジャガイモの畝に目をやると、ジャガイモの芽がマルチを押上げ、小さな菜園の世界が日に日に賑やかになってきました。 008

 画像は、本日収穫したミニカボチャと芽だしを行ったジャガイモです。カボチャは、1個200円で店頭に出ていると思います。
オレンジ系は、台風による影響で、トータル50個ぐらいの収穫になりそうです。


百姓の千時間だす!

2013年11月27日 | 晴耕雨読

 一年ぶりのトンネルハウスの設置は、単純作業の繰返しと筋肉労働で、さすがに昼頃から疲れがピークになりました。002 午後3時頃に、4畝のビニール展張を終え、先ずはひと息つきました。

 4度目のトンネルハウスの設置となりましたが、今までにない微風と天候に恵まれ、ハイピッチで予定作業を終えました。この作業は、春カボチャ栽培の関門で、「百姓の千時間」的な精神でやらないと滅入ってしまいます。それでも、何とか飽きないようにウオークマンを聞きながら、奮闘しています。

 早めにビニールの展張が終わりましたので、もうひと頑張りと倉庫に戻り、トラクターに乗換えて、残った畝のマルチングを行いました。006 残りの畝全部と思いましたが、無理はすまいとひと畝を残し、本日は内止めにしました。

 明日は天候次第で、残りの畝のマルチングを行い、カボチャの収穫や河口菜園の1回目の防除をしようと思っています。なかなか、支庁のF君の意に沿うような農薬散布はできませんが、登録が取れている範囲で、費用対効果を念頭に行いたいと思います。


トンネルハウスの設置

2013年11月26日 | 晴耕雨読

 天気は良く、程よいひんやり感が作業を加速させました。
いつもの巡回で、秋カボチャのほ場は、ネズミよる殺そ剤の捕食が盛んになり、収穫間近のカボチャに目がいかないことを祈るばかりです。カボチャは、収穫のサインであるヘタのコルク化が始まり、いつでも収穫できる状態になりました。

 パッション・ハウスに移動してに定例のかん水を行い、換気のためサイドビニールを解放しました。002天気の良い日は、朝の時点でハウス内は30℃、来月上旬には誘引棚に届くと思います。

 春カボチャのほ場は昨日の強雨で粘質が強く、予定どおり、トンネルハウスの設置に取掛りました。午前は4畝のアーチ支柱立て、午後は8本の木柱を取付けて、支柱間をハウスバンドで固縛しました。

 途中、支庁のF君が来畑し、その後には赤土流出防止協議会の御一行が来畑しました。小生は、事前に関与しない旨を伝えていたので、黙々とトンネルハウス設置を続行しました。006一行は30分ほどで帰り、何故に小生のほ場での検討会か、未だに理解不能に陥っています。

 日暮れには時間もありましたので、明日の準備で、ビニールを押さえるプラ杭を打込み、ハウスバンドを倉庫から移送して本日は内止めにしました。

 画像は、トンネルハウスの設置の様子とえん麦の緑が鮮やかになってきたほ場です。ひょっとしたら、支庁のF君は、数少ない島の中部の「農のある風景」を紹介したかったのかなと、ふと思いました。