奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

種まきごんべえ登場!

2011年08月26日 | 晴耕雨読

 台風の影響で蒸し暑い日が続いています。

天気予報は晴れと曇りマーク、雲行きはいまにも降り出しそうな様相です。取りあえずは、防風対策用のソルゴーの播種と昨日の続きで3番目の畑の仕上げを想定しながら、種まきごんべえやソルゴーの種を車に積込み畑に向いました。Dscn5966

 畑は昨日の雨で若干湿っていましたが、畝の位置決めを行い、各畝に1m間隔で3条の種を播きました。昨年はカボチャの株元の片側に播種し、今年は、カボチャの株元から両端に1.5mで播きました。両サイドからの防風を想定してのことです。

 湿度と暑さでオーバーヒートぎみになり、大汗をかきながら午前で2?の水を飲み、Tシャツ3枚を取り換えながらの作業でした。

 午前で1番目の畑の播種終え、2番目の畑の畝決めまで行いランチタイムにしました。湿度の高さは、炎天下の作業より一段と体力を消耗させ、ぐったりときました。Dscn5968

 午後は、にわか雨の中でソルゴーの播種を強行し、時折ぬかるむごんべえに悪戦苦闘しながら、2番目の畑を終わらせました。時間もあったので、3番目の畑の作業を考えましたが、雲行きの悪さと体力の消耗度を考え早上がりにしました。

 画像は久しぶりに登場した「種まきごんべえ」と本場3.5枚葉になった赤毛瓜です。冬瓜に似たような力強さで、亜熱帯の気候が合っているのでしょう。


雨のち曇り時々晴れ

2011年08月25日 | 晴耕雨読

 夜半からパラパラと久しぶりの雨、炎天続きの毎日にちょっとした息抜き感です。

台風11号に続いて12号が発生し、奄美近海は台風銀座の様相になってきました。天候は終日不安定で蒸し暑く、昨日耕うんした畑を巡回しながら今日の作業を思案しました。

 赤毛瓜は昨夜の雨で散水の必要はなく、トラクターに給油をして、昨日耕うんした畑の仕上げに取り掛かりました。畑の両端の土寄せを丹念に行い、20aの面積に5時間ほどかかDscn5964りました。逆転ロータリーによる土寄せやまくら地の仕上げの技術をまた一つ得とくしました。

 2ヶ所の畑を仕上げ、3番目の畑に向う途中で強い雨になり、反転して倉庫に向いました。気持ちいいぐらいずぶ濡れになりました。

 倉庫で着替え、帰路浜辺に立寄ると釣りをするおば~たちの姿はなく、海は荒れ、サーファーで賑わっていました。

 画像は、自賛の仕上がった畑です。電池切れでとりとめもないこの画像だけになりました。明日からは、台風とにらめっこをしながら、防風用ソルゴーの播種や3番目の畑の仕上げを思案しています。台風対策も・・・ですね。


自分にお疲れさ~ん!

2011年08月24日 | 晴耕雨読

 早起きして洗濯を済ませ、朝ドラを見るや否や倉庫に直行しました。倉庫のシャッターを全開にし、メジャーとイボダケを積んで畑に向いました。赤毛瓜の散水をしながら、昨日、刈り取ったソルゴーをトラクターで全てすき込むか、一部を防風対策に活用するか思案しました。

 一部を防風対策に活用する計画で畑に行くと、干ばつと大型トラクターの走行により表土は固く、残りの二カ所の畑も観て全面すき込みに考えを切り替えました。

 畑の巡回から倉庫に帰り、トラクターに燃料を補給し、5時間ほどかかって40aの耕うん作業を終えました。今年から初めてカボチャを栽培する祖父の畑は、トラクターのロータリが跳ね上がるほどの大石が出てきて悪戦苦闘し、ちょっと投げやりな気持ちになりました。

 午後は、昨年に続いて2度目の栽培の畑を耕うんし、すり鉢状になった畑の形状を逆転ロータリーを駆使して土寄せを行いました。20日ぐらい降雨がなく、埃と表土の固さに悪戦苦闘しながら、何とか終わらせました。

 ここ数日、陽に当たり過ぎて体調が今一つ、台風が骨休みになるかなと思っています。しばらくは台風の影響で、出たとこ勝負の農業になりそうです。


乾杯~!

2011年08月23日 | 晴耕雨読

 分解かDscn5955ら組立まで2カ月近くかかったビニールハウスの建設作業は、今日ですべてが終わりました。

昨日に続いてサイドビニールの巻上げを完成させ、4カ所のドアーにビニペットを取付け、ハウスの天井には誘引用のエクセル線を取付けました。

台風シーズンが終わって、11月に天井ビニールDscn5958を張るだけの作業になりました。

 ハウス作業の合間に昨日依頼した緑肥の刈込みを観、さすがに機械力には圧倒されました。早速、明日からトラクターによるすき込み作業を予定しています。

 夕方になって予定作業も終わり、本葉2枚葉になってきた赤毛瓜の風対策をしましたDscn5960。沖縄のブログで観た対策ですが、この時期は風に弱く、根本からポッキリ折れてしまいます。

 予報では3つの熱帯低気圧が発生し、木曜からしばらくの間は天候不順が続きそうです。明日は、トラクターによる緑肥のすき込みに集中したいなと思っています。

 画像は、緑肥(ソルゴー)の刈込み風景とビニールハウスの巻上げ機の完成、そして、赤毛瓜の風対策です。

Dscn5963

 ハウスの建設作業は天候にも恵まれ、試行錯誤の結果、イメージどおりに仕上がりました。

初めてにしては、自分をほめたいぐらいの出来栄えです。


あれこれと

2011年08月22日 | 徒然

 五十肩で起きれない日が続き、時折の激Dscn5937痛にはコップも持てなくなります。そんな老体と向き合いながら気持ちだけは青春でいます。

 今日は畑を巡回して緑肥(ソルゴー)の生育状態を観察し、明日からハンマーナイフカッターによる刈込み作業を受託組合に依頼しました。2メートルぐらいに成長して穂が出てきたので、刈込みの頃合かなと判断したところです。

 昨年は、10a当たり一日かかって刈払機で刈込みを行いました。炎天下の作業としては結構ハードな作業Dscn5938でした。今回は、受託作業を試行して費用対効果や作業効率を確認したいなと思っています。

 午後は、通販で注文したハウス資材が入荷したので、サイドビニールのカンキット(巻上機)の取付けを行いました。巻上機の芯となる直管パイプに入荷したジョイントで接続したところ、イメージどおりの出来栄えで思わず口笛を吹きたくなりました。営農センターのNさんに教えたいぐらいの技術です。

 カンキットの取付けの目途が立ったので、1棟だけを終わらせ2棟目の完成は明日取り掛かることにしました。Dscn5942

 夕方は、近郊の浜辺で1センガラ釣りに興じ、なんと、本日はサメがかかり、不思議な釣りになりました。ほんのわずかな竿先でサメや亀やウミヘビが出現し、巨大なGTが波しぶきをあげて小魚を追う姿を見、おとぎ話のような世界です。

 画像は、明日から刈込むソルゴーと自画自賛のカンキット、そして、おば~たちの釣り風景です。ヘミングウェイは「老人と海」を描きましたが、「おば~と海」も小説になりそうな情景です。