奄美の農と暮らし

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ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

カラス対策と農業論

2015年08月23日 | 徒然
 台風15号は明日の午後から暴風域の予報、本日は終日薄曇りで蒸暑い一日でした。
パッションハウスの台風対策を確認すると、秋カボチャのほ場に回り、再播種したソルゴーが発芽していて、今朝の雨が恵みの雨になったようです。
ただ、カラス対策をしたはずのマルチは至る所に穴が開き、「やられたな」とそんな思いで、急きょ倉庫に戻りました。
  

 テグスとCD作戦をあれこれと考え、トンネル支柱と対策グッズを軽トラに積込み、再びほ場に向かい、畝に支柱を設置するとテグスを張り、さらにCDをぶら下げました。開いた穴はガムテープでふさぎ、台風に備えてカラスのイミテーションは取外しました。

 午後の大半は読書で過ごし、農業は技術職で作業技術と栽培技術に大別され、体で覚えることが要諦のようです。さらには志と健全な価値観、適正な利益を追求することが肝要で、共感することの多い文言だなと思っています。

 6次産業のバックボーンは、著名な経済学者が唱えるペティーの法則を根拠にしていて、経済は1次~3次産業へ発展し、就労人口や所得の増大もまた1次~3次産業へ推移して行くようです。当然ながら所得の格差も生じて行くようです。
なかなか含蓄のある言葉もあって、アメリカの農夫が息子に家業を譲る時に「挑戦せよ!ただし、結果責任は君にある。」、農業の本質のような気がします。

 販売戦略の「3:3:3:1」の原則も興味深いものでした。リスク配分も兼ねていて、「直売所:市場(契約栽培):農協共販:新規栽培」の割合を表しています。その配分は個々の実情に合わせても問題はないようです。ちなみに小生の配分は、「2:2:5:1」の割合かなと思います。

 夕方には、倉庫のガレージに強化バーを取付け、キュウリに散水を行い本日の打ち止めになりました。明日は、午前にキュウリ苗を倉庫に入れ、実家の台風対策を行い、後は両日台風籠りになりそうです。

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