奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

台風2号の余波

2021年04月23日 | 晴耕雨読
 台風2号の余波で時折猛烈なコチ風が吹き、ハウスのミニキュウリの収穫をしながら、ハウスのきしむ音がして大丈夫かいなと不安に駆られる。親ヅルから子ヅルになったミニキュウリの収穫は最盛期になり、今週いっぱいは朝夕2回の収穫作業になりそうだ。本日はまた、小雨の中、早朝の卸売市場詣でからスタートした。市場は瓜系の野菜が日毎に増えて夏の訪れを告げている。



 市場の帰路はいつもの焼立てのパンを購入し、遅めの朝食を済ませると、ズッキーニの接受と収穫にほ場に向かった。夜半の雨に、昨日の追肥は好判断だったものの、ズッキーニのプラコップ作戦は忘れていて、それでもダメ元での接受を行った。収量は稀にみる豊作で、終わるとハウスに移動して、ミニキュウリの収穫をして倉庫に戻った。午後は、スナップの後片付けで支柱の回収を行い、ほ場から冬作が消えた。

 コロナの発生で、地元の直売所の休館に備えて、卸売市場出荷への両面作戦に切り替えている。小さな農業としては、小回りを利かせて臨機に対応するしかない。今季の秋カボチャは稀にみる不作、春カボチャについては価格の安い5月後半の出荷になるらしい。自然相手の商売だから、知り得る情報を元に、先手、先手が必須、後は人智を尽くして天命・・・だればまた(@^^)/~~~

台風2号が・・・

2021年04月21日 | 晴耕雨読
 台風2号が一足早い夏を連れてきたようで、海は時化て強いコチ風の吹く一日だった。ズッキーニの接受と収穫は日課、本日からミニキュウリも朝夕2回の収穫になった。残念ながら、ズッキーニは島の北部と南部で作り過ぎたせいか、市場のセリ値は例年の半値以下となり、パイの狭い島では・・・その辺が新規就農者には理解し難い世界のようだ。農家は売れて何ぼの世界なんだと痛感する。スーパーに並んだ小生のズッキーニの価格を観て、即座に地元の直売所の価格を下げた。

 スナップエンドウの後片付けは続いていて、昨日はネットの撤去、本日は撤去した残さの焼却と誘引に使用したPPバインダーの回収を行った。乾燥した天候に、スナップの残さはあっという間に燃え尽き、PPバインダーは2畝を明日への残務にした。季節風との戦いで倒伏対策で張巡らしさPPバインダーは10段、回収しながら、百姓の千時間だな~と痛感した。

 時刻は3時、ズッキーニの2回目の収穫と雄花の採取を済ませるとハウスに移動し、本日2回目のミニキュウリの収穫で店仕舞いになった。明日も晴れの予報、TVでは3回目の緊急事態宣言が報じられていて、この状態はしばらくは続くのではと・・・たぶんに、ウイルスは風邪のように変異し続ける、そんな気がした。だればまた(@^^)/~~~

カラっとした好天に・・・

2021年04月19日 | 晴耕雨読
 両日、カラっとした好天が続いていて、この機にと冬作の片付けに奮励している。昨日はインゲン、本日はスナップの撤去に取掛った。収穫野菜は、ズッキーニやミニキュウリにシフトして、かろうじてセニョールが2日置きの収穫になっている。島はコロナ感染が散発的に発生するものの、沖縄ほどの感染はない、ただ、今朝の地方紙によると島のGWの観光客の予約は増えているらしい。

 ワクチンの接種券が届いたのでWEBで予約を入れると、第1週はほとんどが埋まっていて、そんなもんかな~と思いながら何となく予約をした。TVの報道によると全国民のワクチン接種は来年までかかるらしい。科学立国と言われながらデジタル化の遅れやワクチン生産も出来ず、TVでは路上で飲酒をする若者たちの報道・・・もっと痛い目に合わないと私権の制限とか、そんな所に踏み込まないのかも知れない。

  

 好天に乗せられて午前は冬瓜のトンネルハウスを回収し、午後はスナップエンドウの防鳥ネットの撤去に取掛った。11月から始まったスナップの栽培は、撤去までの半年間、地道な園芸作物の物語ような感慨だった。農業高校の教師をしていた友人が言うには、島人は地道な園芸作物の農業が性に合わないらしい。沖永良部人の気質は別格だけど・・・。

 明日は卸売市場への出荷からスタートして、終日スナップエンドウの撤収に取掛ろうと思っている、だればまた(@^^)/~~~。

小雨の中・・・

2021年04月17日 | 晴耕雨読
 小雨の中、早朝の卸売市場詣でからスタート、三日連続の詣でだ。ズッキーニの生育が稀にみる旺盛で、100株中50本ペースでの収穫になっている。日々の努力でプラコップ作戦が功を奏しているようだ。ミニキュウリは親ヅルの収穫から子ヅルに移り中休みの状態に、インゲンとスナップは店仕舞いで、次のランナーのゴーヤは雄花ばかりが咲いている。調べてみると、ゴーヤは雄花と雌花の割合が10対1らしい。ミニ冬瓜はツル先がトンネルハウスから出て、子ヅルの誘引が始まった。

 島のコロナ発生は前年のような広がりはないが、来るGWあたりが一つの山かも知れない。TVでは日米首脳会談の模様が・・・原発の汚水処理と言い、コロナ禍でリーダーにとっては厳しい舵取りだなと痛感を。メディアは、相変わらず後手後手と評しているが、答えのない世界で・・・と思う。

 午後は北風になり、明日からはしばらく好天の予報、スナップやインゲンの後片付けに取掛ろうと思っている。サシバの姿がいつの間にか消えて、来月には梅雨入り、サネンの花が咲きアカショウビンが渡ってくるだろう。ワクチン接種券が届き、今更ながら高齢者なんだなと自覚を・・・だればまた(@^^)/~~~

初夏の装い

2021年04月12日 | 晴耕雨読
 沿道にはアマリリスやテッポウユリが咲き始めて、陽射しも風も初夏の装いだ。本日から島の小さな村で高齢者向けのワクチン接種がスタートした。コロナ禍で、良否は別として農業を副業としたい人達が増えているらしい。個人事業で厳しい世界だけど、そこらあたりを行政がどう伝えて行くのか、お手並み拝見と傍観している。

  

 ここ両日、強いコチ風と初夏のような陽射しの中で、いつものように奮励の日々を送っている。時折、農バカの日常に疑問を呈するが、「毎日が日曜」よりは良いかと・・・。

  

 大雨で冠水したミニキュウリやズッキーニが復活してきて、終焉間近の冬野菜に変わって朝イチを賑わしている。何れも直売所では人気の野菜で、めげそうな老体に明日へのエールをもらっている。

 本日は、朝イチの収穫と出荷を終えると月例の墓参を行った。この時期、島では旧暦の3月3日にカシャ餅(ヨモギ餅)を作ったり、浜下りと言う行事が行われる。小生が子供の頃は、浜でゴザを敷き、今風に言えばピクニック・・・そんな風情だった。今は、そんな光景を見ることはなくなった。

 明日は雨の予報、夕方、ズッキーニのプラコップ作戦は澄ましているので、いつもの「雨雲の切れ間作戦」になりそうだ。だればまた(@^^)/~~~