奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

日韓問題はさておき・・・

2019年08月23日 | 晴耕雨読
 両日、TVや新聞、ネットまでが日韓問題を賑わしている。歴史的には永遠に解りあえない関係らしい。歴史小説家の司馬遼太郎氏によると、韓国は中国以上に儒教の優等生の国で、そのプライドたるや、日本はその歴史でやっかいな国を併合したらしい。今朝のネットでは、双方が解り合えないことを共有することと解り合えないことを管理することが肝要らしいと・・・「解り合えないけど戦争まではしないよ。」と言ったところかなと思う。

 日韓問題はさておき、お盆から壊れた実家のエアコンは未だに復旧せず、35℃の中で炎々とした日々が続いている。家中の網戸の網を交換したり、いよいよ堪忍袋の緒が切れると、川にクールダウンに出かけている。せせらぎの音と木漏れ日、水中メガネをつけて1時間ほど水に浸かると、しばしの間、エアコンのない暑さを忘れてしまう。

 川遊びのついでに、リュウキュウアユの観察をすると1、2匹しか見えず、全滅危惧の信ぴょう性を垣間見たような気がした。水温は高くないが、水質?それとも温暖化?・・・絶滅の前にいよいよ人工増殖の時期かも知れない。沿岸から海藻が消えたように、手を打たなければいずれは絶滅するでしょう。

 農作業の方は、予期せぬ時雨に一向に進展しない。ほ場の乾燥は悪く、草刈でもと始めると時雨に遭い、帰宅すると部屋の暑さに閉口して、いよいよやる気がなくなってしまう。この夏は、異常なほど天候が不安定だ。それでも、気分転換に色の悪いテレビを買い替えて、この夏を乗り切ろうと思っている。だればまた(^_^)/~

暑中見舞い・・・自分に!

2019年08月19日 | 晴耕雨読
 台風9号と10号に翻弄されながらお盆を終え、そろそろエンジン始動をと思いながら、壊れたエアコンや時折降る猛烈なスコールを言い訳にダラダラとした日々を過ごしている。33℃の部屋では、パソコンに向かうにも2台の扇風機をフル回転して、もはや出畑の気力さえない。

 注文した化成肥料は1週間ぶりに港に届き、2往復かけて何とか倉庫に移送した。後は台風の飛散物を処分し、家の周りの防風林をせん定し、軽トラ3台分の残さを廃棄した。エアコンの復旧までは、少しでも大汗をかいて、その反動を涼にするしかない、室内30℃が涼しく感じるから不思議だ。

 秋カボチャ栽培はまだ揺れていて、カボチャ栽培以外で行こうかと気持ちが傾きつつある。秋カボチャ栽培を止めると、ほ場の利用に余裕ができるので、秋から夏にかけての野菜栽培の充実が図れる。10月中旬以降にほ場の準備をして、台風のオフシーズンと同時に植付けを開始する。年内獲りも増えるだろう。

 ここ数日、活動した事と言えば、チェーンソーの目立ての勉強と目立てに必要な機材の注文を行った。7、8年活躍したチェーンソーは切れ味が悪くなり、大型台風の来襲までには目立てを終わらせようと算段している。道具が増えるほどに修理業も増える、形あるものはいつかは壊れるから。

 チェーンソーの勉強をしながら、ついでにテレビと録画用のハードディスクも注文した。9月からWOWOWに加入して、映画やライブを楽しもうと思っている。テレビの録画にはWチューナが必須らしい。飲食店もない超が付くほどの土田舎で、WOWOWは唯一の娯楽になるかも知れない。だればまた(^_^)/~

迎え盆

2019年08月13日 | 晴耕雨読
 本日はお盆の迎え日、台風の合間を縫うように船便が入港した様子で、スーパーやホームセンターはお盆用の品を求める客で混んでいた。年末年始なみに物価が高騰するのも島ならではと思う。

 朝イチは倉庫の台風対策をし、肥料が港に届いた旨の連絡もあって、肥料の移送に備えて倉庫の片付けも行った。移送はお盆明けになるだろう。

 昨日は実家のエアコンが壊れ、お盆のこの時期にかと恨み辛みに思いながらエアコンの調べ事で半日を費やし、取付けた業者と相談しながら、来週末あたりまでは耐暑の日々になりそうだ。本日は、台風10号の影響で北風が吹き、いく分か涼感があって救われた。

 台風10号は明日の正午から暴風域に、中心からかなり離れているので大したことはないだろうと楽観している。そろそろ、提灯を灯さなければ・・・だればまた(^_^)/~

離島はつらいよ!

2019年08月11日 | 晴耕雨読
 ジトジト、ムシムシ、シトシト・・・4文字あれば一日が表現できる日が続いていて、何かをしようとする自分に気合いを入れないとめげそうな気持ちになる。台風10号の北上で海は荒れ、欠航はまだ続いていて、スーパーでは買えるものがない。入り江のない離島は船が接岸できず6日から欠航だとか、お中元で注文を受けたマンゴー農家は発送ができず悲鳴を上げているらしい。

 今朝は、小雨の中集落の墓地清掃に参加し、濡れたついでにお盆に備えて墓の掃除を行った。台風の進路予想では、お盆の三日間は大荒れで迎えも送りも簡略になるだろう。墓地からの帰途、浜に立寄ると凄まじいほどの漂着物、ほとんどがプラゴミで、自然が怒っているようにも見えた。

 昨日は、台風10号に備えてビニールハウスの台風対策を終わらせた。注文した肥料は欠航で届かず、来週いっぱいぐらいまでは無理かも知れない。台風の直撃からは免れても、海に便に頼る離島の生活にはいろんな不便さが高じる。寅さん風に言うと「離島はつらいよ!」だればまた(^_^)/~

台風銀座

2019年08月07日 | 晴耕雨読
 8月に入って日増しに台風が発生し、台風銀座の様相になってきた。ただ、毎度、常襲地帯の奄美や沖縄が進路から微妙にそれていて、台風対策に奔走することもなくのんびりと過ごしている。

 長梅雨で雑草畑と化していたほ場は、何とか粗耕しと周辺の草刈が終わり、本格的な始動は盆明けになる。今年の盆は新旧歴の日重なりとなり、来週の火曜から始まる。それまでにはと、秋カボチャの種や肥料の注文も終えた。

 台風9号の接近で海は荒れ、時折強い南風が吹いて電線のうなり音が聞こえてくる。速度の遅い台風だから、今週いっぱいはこの様子が続くだろう。今朝の地方紙には、今週末の祭りの順延が掲載され、相変わらず世界自然遺産の記事が云々と。世界自然遺産と吹聴し過ぎて、訪れた観光客がその落差に落胆しないだろうかと老婆心ながら。

 さてと、天候は台風の影響で降ったり止んだり、脳が拒絶しそうなお堅い本にあくびをこらえて挑戦している。「島嶼学」、「地域づくり」、「病害虫の基本」、いずれも比較的に新しい発刊だ。「島嶼学」や「地域づくり」は、どこかのお偉い学者が国に提言しているような内容だ。それにしても、気力の低下だろうか、この手の本が年々読めなくなってきた。

 秋作のほ場設計は空白のままで、これまでの菜園での栽培野菜をどこに移し替えようか迷っている。大きな畑は作業性は良いが、季節風対策が必須。河口菜園は、止めた途端にジャングル化するだろう・・・最近では、菜園でN兄やY兄夫婦の姿を見ることがなくなった。70歳の前半までが稼働年齢かも知れない、寂しい限りだ。だればまた(^_^)/~