奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

4度目の台風対策

2012年09月28日 | 徒然

 天候は終日降ったり止んだりの曇天で、ハウスや倉庫の台風対策に奔走しました。

 朝いちは、昨日説明会のあった「世界自然遺産登録を見据えた住民受入ネットワーク構築事業」(如何にも役所好みの実直なタイトル・・・)への参加申込書を提出に役場まで足を運びました。003畑に出掛け間際に、HP「奄美大島みずとみどりの島体験」を見て、思い直しての行動でした。事業で頑張っている若い人たちの応援団ぐらいにはなれるでしょう。

 役場から帰ると即行、ハウスのアンカーによる固定や防風ネット取付け用の木柱を全て抜取り倉庫に移送しました。おそらく、直径15cmの木柱は強風で折れるだろうとの判断でした。

 作業は雨に濡れながら黙々行い、途中、役場のH君の案内で支庁のFさんが訪ねて来て、小雨の中、農業談話などを行いました。002

 台風対策は本日で終わらせて明日はのんびりしたいとの願望にスパートをかけ、ハウスの部材を全て倉庫に移送し、ラストは、倉庫のシャッターの補強を行い本日は打ち止めにしました。
「365歩のマーチ」ではありませんが、1歩進んで2歩下がるような毎日です。人~生はワンツーパンチ汗かきべそかき歩こうよ・・・♪・・・てっか~!


台風17号・・・ため息ですね!

2012年09月27日 | 徒然

 台風17号は、台湾方面から方向変換をして沖縄・奄美を直撃の予報、しかも超大型で鈍足・・・へこたれない気持ちも三度目となると、厭世観と開き直りの何とも言えない心境です。

 朝の気象予報を聴いて、取りあえずは畑を巡回しながら考えようと、あれこれと思考を巡らしました。台風対策については明日に最終判断をし、本日は、台風17号の通過後に再開するであろう秋野菜の植付けに備えて、育苗ハウスに育苗台の設置を行いました。

 育苗台は、ハウスの余材を活用して1000鉢程度の育苗ができるように設計しました。もちろん、、低温期には、ハウス内に2重のトンネルハウスができるように作っています。秋野菜の苗作り、その後にはトマト、春カボチャ、年明けには冬瓜の苗作りを行う予定です。秋から春にかけての野菜栽培は苗作りが重要なポイントになると思います。003

 最近、農協主催の野菜部会の各地区の統合や、また本日は、世界自然遺産登録に向けての住民説明会が行われ、なんとなく日頃の自分の思いに近いものを感じています。

 残念ながら、説明会はお粗末なもので、役場職員のオールキャストによるネガティブなドラマを上映し、説明する側の無知とやる気の無さを暴露するようなものでした。

 奄美は、奄振のもとに何十年も乱開発を行い、一部には貴重な動植物の宝庫と言われながら開発を利便性に替えてきたと思います。開発が終息に近づいた今、むしのいいことに自然遺産登録などと言う話題が・・・失われたものの価値が突然として湧き出てきましたね。

 乱開発の結果、残せる場所が僅かですけどありますね・・・トンネル通過により取り残された旧国道沿いの景観の保護・規制だろうと思います。自然遺産のポイントは、保護と規制が容易でしかも観る側に受入れられやすいことが肝要と思います・・・素人の発想ですが。

 北海道では峠越えの道路開発が、自然保護でトンネルに変更になったところが結構あります。


ホッと一息!

2012年09月24日 | 徒然

 早めに目覚め、コーヒーを飲みながら一日の活動を巡らしました。

 天候は曇り、先ずはリースしたオーガーの返却を行い、軽トラに乗換えて、倉庫から木柱と鉄管を積込んでハウスの跡地に向かいました。005

 本日は、ハウスの跡地に防風ネットを取付ける木柱と鉄管を埋め込み、ネットによる囲いの準備を行いました。鉄管は、ハウスの補強支柱を使い、木柱は、春カボチャで使用する防風ネットの資材を活用しました。

 午後は、再利用できないハウス資材の切断と集積を行い、八月末の台風15号の後始末はひと月掛ってひと段落しました。再利用できないハウス資材は、畜産農家のIさんの好意により、業者が引き取ってくれることになりました。012

 週末には台風17号の接近の予報、秋カボチャの栽培は断念し、代替作物の栽培を視野に計画しています。

 画像は、ハウスの跡地に打込んだ防風垣用の支柱、台風シーズンが終われば、防風ネットを張り、インゲンやソラマメ、またその後には、雨除けのトマト栽培を検討しています。そして、夕方にふと訪ねた浜辺、災害の多い年は、海岸線が目まぐるしく変化します。


再生ハウス完成!

2012年09月23日 | 徒然

 夜半からの雨は朝になっても止まず、本日もまた出たとこ勝負の一日を予感させるものでした。

 運動会の雨天決行の花火の音で目覚め、ボチボチと朝食を済ませ、小雨の中ハウスに向かいました。ハウスに着くや否や本降りになり、天気予報を信じて車中で雨宿りをしながら晴れるのを待ちました。

 やがて雨は上がり、持参した土嚢の砂で前後部の支柱の穴の埋戻しを行い、ビニペットの取付けに取掛りました。解体して再度の組立てとは言え、寸法は微妙に異なり、切断機を使っての切った張ったで何とか完成させました。最後に倒壊した際に変形したドアーの取付けを終えた時には、随分道草をしてきたような心境でした。結局、昨年から今日まで、5棟のハウスを解体して4棟を組立て、最終的に2棟と1棟のミニハウスが残りました。007

 午後は、母校の運動会の出し物で八月踊りに指笛担当として参加しました。沖縄のエイサーなどで聞く指笛で、独特の拍子で会場を盛り上げます。集落の持ち回りで、全校生と運動会のフィナーレで行い、この日は、グランドは雨でぬかるみ、運動会は短縮プログラムで終了しました。

 帰宅して着替え、再び畑に出掛け、オーガーで再生できなかった跡地の支柱の穴掘りを行いました。跡地は、防風ネットで囲い、インゲンやトマトなどを作ってみようと思っています。

 画像は再生ハウスの完成、右隣りは、再生できなかったハウスの跡地です。


再生ハウス、完成間近!

2012年09月21日 | 徒然

 夜半からの雨は朝まで続き、今日もダメか~と無気力の中で起き、久しぶりの和食、朝ドラを見て、小雨の中ハウスに向かいました。

 畑ではラジオのFM放送を聴きながら車中で雨宿り、クラシックもたまには良いものだなと1時間ほど待機して晴れ間が・・・満を持して昨日中断したハウスの組立てに取掛りました。

 本日は両サイドの単管とビニペットの取付け、倒壊した2棟のハウスの部材が入り混じった状態で解体したので、寸法はバラバラになり何度も手直しをしながら組上げました。

 午後は台風17号の動向が気掛かりで、ハウスの早期完成に舵を切り換えて、オーガ(エンジンドリル)のレンタルを決行し、補強支柱や前後部支柱の埋め込み穴掘りを行いました。補強支柱は、今回の台風の教訓でさらに4本追加しました。001

 夕暮れまでかかって8割方完成し、あとは補強支柱の固定と前後部の組立作業だけになりました。やっとここまできたか~と何とも言えない気持ちになりました。

 組立て作業をしながら、再生ができなかたハウスの跡地の利用や、台風17号が発生した中で、秋カボチャの植付けの是非など、目まぐるしく揺れ動きました。気持ちは秋カボチャ栽培の中止に傾き、代替作物の栽培を検討しています。