奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

初夏のような

2014年01月31日 | 晴耕雨読

 初夏ような日が続き、今日は麦わら帽子をかぶっての活動になりました。
定例のパッションのかん水、全ハウスの開放、ここ数日の気温の上昇で、パッションもカボチャも伸び放題の状態です。

 本日は旧正月、倉庫ガーデンのワイルドフラワーを切り花に墓001地に出掛けると、日和も良く墓参で賑わっていました。自家栽培の花が切り花になるとは、自賛ながらグットアイディアで、おば~たちも鮮やかな花に感心していました。中には、自分の墓にもと1、2輪もっていきました。
墓参を終えると、JAに注文した農薬の受取りに行き、そのまま名瀬市街まで買出しに出掛けました。

 午後は、3回目に定植した苗の誘引をひと畝だけ終え、 冬瓜畑から菜園に耕運機を移送し、
菜園でラディッシュのラストの播種準備をしました。007畝は全部で7畝、エンドレスベルトを新調して行った三度目の播種は、上々の株間でホッとしました。
元肥を散布して耕運機による耕うん、そして管理機による畝立て、「ごんべえ」による播種は明日行います。

 夕暮れも迫り、ハウスのクローズに向かい一日を終えました。
天候が良すぎて、あれもこれもと、オーバーワークぎみの毎日です。

 画像は、三度目のラディッシュの発芽と陽気でTハウスの高さを追い越したえん麦です。


暑かった~!

2014年01月30日 | 晴耕雨読

 春を通り越して初夏の様相でした。
ハウスの開放を始めると見る見るうちに汗ばんできて、Tシャツ姿での作業になりました。
隔週の手かん水でTハウスを半開にすると、ここ数日の陽気でカボチャが一気に伸び、来月中旬にはTハウスから出て行きそうです。前季より1週間ぐらい早い成長のスピードです。

 ハウスの開放と手かん水を終え、パッション・ハウスで誘引をしながら見学者の来畑を待ちました。10時過ぎに支庁のF君の案内で、2名の県職員OBが来畑しました。定年後、関連の農業法人に就職されている様子で、ほ場から近郊の直売所に席を移し長い面談になりました。極め付きは、小生の家庭菜園での再会になり、さらに長い余談になりました。

 午後は、午前に予定していた耕運機の移送とトラクターへのマルチャーの取付けを急行し、何とか冬瓜畑の畝立てとマルチングを終了しました。やはり、この時期はほ場の粘質が強く、マルチングは難航して、蛇行と至る所に土塊を作ってしまいました。トラクターによる幅95cmのマルチングは難しいと痛感しました。

 作業は4時半に終え、倉庫にトラクターを格納して再びほ場に向かい、ハウスのクローズに奮闘しました。5時過ぎてもまだ陽射しがあって、老体に鞭打って再び菜園まで足を運びました。
3度目の挑戦で播種したラディッシュは発芽し、明日、不織布を外して株間の検証をしたいと思います。ついでに、懇願されたスナップエンドウを収穫し、明日出荷したいと思います。
明日は、月例の墓参の日で、倉庫ガーデンのワイルドフラワーを切り花に供えようと思っています。
忙しい一日で、願わくば、F君の依頼も今年までと念じています。


冬瓜畑の準備

2014年01月29日 | 晴耕雨読

 一足早い春を告げるかのように好天で暖かい日が続いています。
本日の予定は、隔週のかん水と3回目の誘引、午後は、ほ場の条件が良ければ冬瓜畑の元肥散布と耕うん、その日の天候と条件で、作業の前倒しが先苦後楽の要諦です。

 先ずは、倉庫で昨日収穫したスナップエンドウの計量と袋詰めを行い、ほ場に向かう途中に直売店に出荷しました。直売店では、スナップエンドウを待望していた様子で、おそらく朝の内に完売の様相でした。

 本日も強い陽射しと気温の上昇が予想され、躊躇することなく、全ハウスの開放に取掛りました。その後は、1回目に定植した苗の最終の手かん水に取掛りました。50センチくらいに成長し、2巡目の誘引作業が近く、2月中旬頃にはTハウスを出る勢いです。
かん水を終えると3回目の誘引作業でひと畝を終えてランチタイムになりました。

 午後は冬瓜畑の準備で、元肥散布用にトラクターのロータリーをコンポキャスターに交換し、堆肥、苦土石灰、熔リン、化成肥料を散布しました。終るとコンポキャスターを洗浄してロータリーに交換し、元肥のかく拌の耕うんを行いました。この時期にしては、畑の乾きが良く、好機との判断で決行しました。天候が不安定な奄美の農業には、機械力による短期決戦も要諦の一つと思うこの頃です。001

 明日は、支庁のF君の依頼による直売店関係者のほ場の見学と懇談会、そして、午後は冬瓜畑の畝立とマルチングを計画しています。
今日はまた、JAにイオウフロワブル水和剤を注文しました。イオウフロワブルは、うどん粉病の予防に効果があって、安価で使用制限がないのが特徴です。今季は液肥との混用もあって、粉剤に替えて効果を確認したいと思います。

 本日もまた黙々と動き、爆睡だけが唯一補償される毎日です。


本日は青天なり!

2014年01月28日 | 晴耕雨読

 南西の風の吹く小春日和の一日でした。
パッションのかん水から始めて全ハウスの開放を行い、昨日の続きで残った畝の脇芽取りと誘引に取掛りました。004
青天で、気温はぐんぐんと上がり、爽やかな南風の吹く中で、膝や腰の痛みをしばし忘れました。

 2回目の誘引作業は午前で終わり、午後は早速防除に取掛りました。1回目と同じでベフドー水和剤と液肥を混和しての散布になりました。1週間前に散布した隣りの畝は、草勢が一段と増したような印象を受けました。

 防除が終了し、見計らったように支庁のF君が、明後日の見学会の打合せと依頼したソラマメ栽培のマニュアルを自賛して来畑しました。015 ついでに、来月の現地検討会のほ場の依頼があり、ヘタなカボチャ栽培で良ければと受けました。えん麦栽培のマイスターぐらいには成れるかもしれませんね。

 F君が帰った後は、3回目の誘引作業をひと畝終え、開放した全ハウスを閉めて本日の内止めになりました。
倉庫に防除器材を格納し、帰路は菜園でスナップエンドウの収穫、明日、直売店に2回目の出荷をしようと思っています。

 画像は、朝イチのほ場と近郊の満開の緋寒桜です。まさに、「本日は青天なり」です。


コチ(東)風の中で

2014年01月27日 | 晴耕雨読

 この時期にしては珍しい東風の一日で、隔週の手かん水からスタートしました。手かん水は、45aのほ場を4回に分けて行っています。1回(4~6畝)の手かん水は、2~3時間の作業になります。また、手かん水は、飽きないように1日置きに組んでいます。002

 前季の反省を踏まえて、今季はかん水ホースによるかん水を併行して行っています。かん水時間は5分、カウントダウンしながらバルブを開放し、かん水の間に手かん水の器材の準備やTハウスの開放を行っています。Tハウスの開放は2畝で5分かかりますので、ホースかん水の程良いカウントダウンになります。ちなみに、かん水ホースはマルチの下に設置してあります。

 手かん水を終えて、2回目に定植した苗の脇芽取りと誘引に取掛りました。膝と腰の痛みを忘れるためにBGMの力を借りて、ひたすら忍の一字です。1畝の中途で午前を終えました。006

 午後は午前の続きから再開し、さらに2畝を終え、全部で3畝の作業になりました。残りの1畝は明日仕上げて、その後に防除に取掛ろうと思っています。

 画像は、手かん水をした3回目の定植苗と誘引作業に入った2回目の定植苗です。自賛ですが、いずれも初期生育はパーフェクトの状態です。