奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

昨年の今時分は・・・

2020年04月28日 | 晴耕雨読
 昨年の今時分は、梅雨告げ鳥のアカショウビンの第一声があったが、今季は渡りを忘れてサシバの姿をよく目にする。2月並みに冷え込んだり不思議な年だ。昨日はトンネルハウスのプラ杭を回収し、終わるとカボチャを半割にして熟度をチェックした。帰宅して試食もしたが収穫のゴーサインだ。

 本日はカボチャの出荷箱を倉庫に搬送し、後は、ビニールハウスや倉庫周辺の草刈りで過ごした。寒さで生育が停滞していたミニキュウリは、明日から本格的な収量になりそうだ。明日はまた、カボチャの1回目の収穫に取り掛ろうと思っている。

 これと言った話題もなく、ひと昔前の奄美の様相に戻ったような、季節だけが通り過ぎて行くような気がする。だればまた(^^)/~~~

今にも降りそうな曇天・・・

2020年04月26日 | 晴耕雨読
 朝から今にも降りそうな曇天、NHKの予報では終日持ちこたえそうな、ネットでは昼頃に雨マークが・・・同じ天候でも気象予報士しだいの世界である。多分に午後は雨だろうと直感しながら、朝イチの収穫に向かった。ビニールハウスのミニキュウリの収穫を始めるとポツポツと・・・少なめの3品目の収穫を終えると、夏作のオクラやネギを観て倉庫に戻った。

 昨日で、昨年の秋に植付けた畑の全ての片づけが終わり、気持ちはすっかり夏作モードに、本日は月例の墓参とキュウリの追肥を想定していた。ここ数日の低温でキュウリの生育は緩慢になり、追肥を終えると墓地に向かった。雨は止む様子もなくシトシトと降り始めて、墓参を終えると早めの帰宅になった。

 午後は骨休みで録り貯めしたドラマを見、ドラマにも飽きると月末の経理で過ごした。昨日の新聞では、連休間のLCC便が全て運休になったと報じられ、静かな連休になりそうだ。私的な話題と言えば、携帯が壊れ、今更高額な携帯を買う気にもなれず、中古を購入して、内部の2枚のカードを入れ替えて何の支障もなく使っている。携帯もパソコンと同様に、SIMとメモリーカードがなければただの箱だと思った。最近ではネットで中古の携帯を買って、携帯ショップで2つのカードを購入するらしい。

 もう一つは、エアコンの効きが弱くなった軽トラのエアコンガスを補充しようと調べて、DIYで安価にできることが分かった。冷媒ガスとチャージホースをネットで購入、2000円も掛からなかった。ちなみに、スタンドで冷媒ガスの補充をやってもらうと5000円ぐらい掛かるらしい。そう言えば、若い時分に飛行機のメンテナンスで、プロパンガスボンベぐらいの大きさの冷媒ガスを補充した事を思い出した。カボチャの収穫が終わって一息就いた頃に挑戦しようと思っている。

 外はまだシトシトと降っている・・・明日は晴れの予報で、先行して春カボチャのトンネルハウスのプラ杭回収をしながら収穫に備えようと思っている。だればまた(^^)/~~~

例年なら・・・

2020年04月24日 | 晴耕雨読
 例年なら明日からのGWに賑わいを感じるが、今はコロナの渦に巻き込まれてしまいそうな、これまでに味わったことのない感覚だ。この時期にしては、気候も世相を反映するように肌寒い日が続いている。4時に目覚めて早めの出畑となり、キュウリとズッキーニを収穫すると無人市に届けた。本州では3密に関係のない無人市が人気のようである。

   

 午前は冬瓜やゴーヤの畝の均しの耕うんを行い、午後はその畝に敷草の代用として3m幅の遮光ネットを敷いた。苗は、まだ発芽もしていないが、春カボチャの収穫前にとの先行の作業だ。畑の周りにはテッポウユリが咲き始めて、初夏の訪れを告げているが、コロナとこの肌寒さに初夏の実感はなく、夏作の準備作業が徒労にさえ思えてくる。

 しばらくは好天が続きそうで、明日のtodoリストは河口菜園の片づけを想定している。春カボチャは昨日ラストの防除を終えて、栽培の全工程が終了、後は収穫だけである。関東や関西からのLCC便は、5月1日~6日の間は運航のようで、自粛と言う人の善意の限界みたいなものを感じる。だればまた(^^)/~~~

今、出来ることを・・・

2020年04月21日 | 晴耕雨読
 朝からポツポツと降っていた雨は、午後には本降りになり、出たとこ勝負の一日になった。2軒の直売所が休館となり、昨日は「ためしてガッテン」で4品目35パックの野菜を無人市に届け、見事に完売となってホッと一息付いた。主力のミニキュウリは人気野菜になり、有難いことに、連日、大口の注文が入っている。

 昨日まではスナップエンドウの撤収で過ごし、本日はまた、夏作の苗作りの失敗を挽回するためにエンサイの直播を行った。直播したオクラは、昨日に発芽していて、この時期の苗作りは、特殊な技術(温度管理など)を用いない方が良さそうな気がした。午後はリベンジで、冬瓜とズッキーニの再度の播種を行った。

 最近の話題と言えばコロナと観光業の休業以外に皆無で、とうとう、医療不足の離島に「来ないでくれ」と知事が懇願するようになってきた。ユネスコの会議は延期になり、奄美の世界自然遺産登録も先行きが見えなくなってしまった。この状態は、長丁場になるのかも知れない。

 春カボチャは、トンネルハウスの撤収を終えて月末からの収穫を待つばかりになった。イノシシに翻弄されて、ろくな準備作業ができなかったために雑草が繁茂し、出来は今一つだ。天候が回復したら、ラストの防除を行い収穫モードに入ろうと思う。今、出来ることをやるしかない、そんな気だする。だればまた(^^)/~~~

 

嫌な予感・・・

2020年04月18日 | 晴耕雨読
 昨夕、TVで鹿児島県内での新たなコロナ感染者の報道があって、もしや奄美ではと言う嫌な予感が、今朝のローカル新聞の記事で的中してしまった。感染源は埼玉からの釣り客らしくて、島ん人2名が感染し、濃厚接触者も数名いるらしい。対岸の火事は、いっぺんに我が家の火事と化してきたような気がする。

 全国に発出していた緊急事態宣言に追討ちをかけるように奄美での感染、もう一つの嫌な予感も的中してしまった。なかなかブラインドの開かない直売所に、いつものように野菜を持って行くと、本日より休館の旨を告げられ、いよいよ来てしもうたかと・・・今後を巡らした。幸いなことに収穫野菜はキュウリぐらいで、無人市と市街の青果市場への出荷で何とか凌ごうと算段した。

 午後は、昨日からの残務で、春カボチャの収穫に備えてトンネルハウスの回収に取り掛り、26℃の中で大汗をかきながら終わらせた。毎年恒例のトンネルハウス内に自然着果したカボチャにシートを敷き、仕上げはほ場周辺に殺そ剤を付設し、早々の帰宅になった。

 帰宅してスーパーに出掛けると店内の様相は一変していて、レジには感染予防のビニールが張られ、お客さんのほとんどはマスク姿で、品薄の棚は至る所に散見され、不要の外出を避けるための買いだめなのかなと、早々の対応に驚いた。連休明けまでは、直売所への出荷はないので、いつもの出たとこ勝負の日々になりそうだ。