奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

くちなしの花が・・・

2016年04月30日 | 晴耕雨読
 帰宅して腕をマジマジと観ると完璧な百姓焼け、よう焼けたもんじゃ~と一日をふり返りました。
ズッキーニの受粉から始まって、夏野菜のオールかん水、終わればハウスに移動して、カボチャのかん水をしながらハウスのかん水、その間には、ハウスのオクラとスイートコーンを観察して、試し切り用のカボチャを2個ほど収穫しました。

 かん水を終えて倉庫に戻ると収穫したカボチャの試し切り、完熟にはまだ5日ぐらい必要かなと言ったところで、1回目の収穫日を5日以降に予期しました。
後は、夏野菜のほ場から河口の菜園に耕うん機を移送し、耕うん機のバック耕うんによる玉ねぎやスナップエンドウの畝潰しを行いました。

 畝潰しは午後も小一時間ほど掛り、終わると耕うん機を洗車して倉庫に移送し、その後は、キュウリの敷き草の補充や定植初期に固縛したズッキーニの支柱を回収しました。
時刻は4時、帰宅にはまだ早く、週一の殺そ剤の補充で、本日も想定作業は無事終わりました。
  

 倉庫に資材を降ろしながら周囲に目をやると、クチナシの花が咲いていて久しぶりに観た様な・・・多分に毎年咲いているけど気付かないだけかも知れませんね。
明日からは5月、これからは梅雨との戦いになりますね。
それではまた明日!

春野菜の片付け終了!

2016年04月29日 | 晴耕雨読
 両日の好天に想定した作業は全て終わり、カボチャの収穫前にちょっこし連休を楽しめそうです。
夜半に雨が降り、ズッキーニの畝間はぬかるみ、受粉を終えるとハウスやカボチャを観察しながら、一日の活動を巡らしました。

 カボチャの葉面は昨夜の雨で濡れ、しかも風は強く、ラストの防除は午後に回し、少なくなったミニトマトの収穫を終えると隣りのオクラを観察しました。まだ夜温が下がるので果実の肥大は緩慢ですが、開花から5日で3センチぐらいになり、何とかオクラの形になってきました。ランチに帰宅して収穫期を調べると9~11cmが適期だそうです。
ミニトマトは直売所に届け、追肥用の肥料を2種積込むと再び夏野菜のほ場に向かい、ズッキーニとソルゴーの追肥を行い河口の菜園に直行しました。
  

 菜園では、玉ねぎやスナップエンドウのマルチの回収に取掛り、国道沿いですので、同窓や研修生時代の懐かしい知人、そして、不在で中々会えない印刷屋さんまでもが陽気に誘われて来園しました。
連休で車の往来は多く、畑人だけが連休の蚊帳の外にいるようで、それはそれで何故か面白く、マルチの回収もあっさり終わり春野菜の片付けは全て終了しました。

 午後は春カボチャのラストの防除、300リッタの溶剤を作り2時間半掛けて散布を終えました。年々観たこともない雑草が繁茂し、カボチャの株元は観たこともないような病状が至るところに出て、どうしたもんかな~と・・・朝ドラの主人公のような口癖になっています。カボチャは連作障害はないと言いつつも何かあるのかも知れませんね。
来季は休耕しているほ場に植付けを模索しています。

 明日は、夏野菜のほ場に置いてある耕運機を河口の菜園に移送し、耕運機で玉ねぎやスナップエンドウの畝を潰し、時間が余れば、春カボチャ周辺のススキをせん定をして、キュウリの敷き草に補充したいと思っています。
午後は釣りでも・・・子供の頃はこの時期キスが良く釣れました。

ドジな一日・・・でも結果オーライ!

2016年04月28日 | 晴耕雨読
 一転してTシャツでは肌寒い天候で、それでも畑人には程よい農作業日和で、想定した作業は全て終わりました。
天気予報をモニターすると西風が強く吹きそうで、ズッキーニの受粉で夏野菜のほ場に着くと、ズッキーニが今にも折れそうなぐらい吹いていて、こりゃ~いかんと本日の最優先事項にしました。

 倉庫に戻ってPPヒモと支柱を積込み・・・ほ場に着くと支柱が積込まれていないことに気付き再び倉庫に、気ばかりが先行してドジな作業段取りになりました。30株ほどズッキーニの支柱の固縛を終えると今度は支柱が足らず、残りは午後に回しハウスに移動しました。
  

 ハウスのかん水をしながらオクラを観察するとアブラムシの幼虫らしき一群が、ルーペでしか確認できないので、観察は午後に回し、JAに出掛けて収穫用のサンテナと出荷箱の受領に出掛けました。サンテナは2往復で79箱を借用し、出荷箱は1回目の出荷に100箱、倉庫に移送して午前を終えました。

 ランチを摂りながらオクラの病害虫をネットで調べ、おそらくアブラムシと判断して、その対策をあれこれ思案しながら午後の作業に取掛りました。
午後イチは、午前のズッキーニの支柱固縛の残務から始まり、終わると冬瓜の摘芯を行い、倉庫に戻ると防除資材を積込んでハウスに向かいました。ここでもドジを踏み、ハウスに着くと肝心の薬剤を積んておらず再び倉庫に、初めて使用するダントツ水溶剤を10リッタ作成して、背負動噴機で散布しました。


 時刻は3時、倉庫に防除資材を格納するとカボチャの日焼け対策用に新聞紙をカットし、再びカボチャのほ場に着くと、葉陰がなく露出したカボチャを10個ほど新聞紙で包みました。
本日の作業の打ち止めか迷いながら、もうひと頑張りするかと倉庫に戻って刈払機を積込み、カボチャのほ場周辺の草刈で本日の打ち止めになりました。

 明日は好天の予報、カボチャのラストの防除を行い、ズッキーニやソルゴーの追肥、気力があれば菜園のマルチの回収に取掛ろうと思っています。

何事もほどほどが・・・

2016年04月27日 | 晴耕雨読
 小雨の中、朝イチのズッキーニの受粉のほか月末の経理と支払で過ごし、良い骨休みになりました。
昨夕は、毎年パッションの大口注文を頂いているNさんから今季も注文のメールが入っていて、確か北部のN君が1キロ700円くらいで販売していた事を思い出してN君に電話を入れました。

 N君の販売価格を確認してNさんに連絡をすると購入したい旨で、商談が成立して折返しN君に電話をしました。N君のパッションは良心的な価格で、人柄がパッションの品質や価格に表れているような気がしました。
Oさんも毎年大口の注文を頂くお客さんでしたが、いつの間にか連絡先を消していました。

 小雨の中、少なくなったミニトマトの収穫をして直売所に届けると、Cファームなる新人がてんこ盛りズッキーニを届けていて、ついでに市街の大手スーパーに立寄るとここにもてんこ盛りあって、いよいよ仁義なき戦いの様相になってきました。狭い島では何事もほどほどが肝要かなと思うところです。

 夕方には雨が止み、夏野菜のほ場を回って倉庫の戸締りをして明日の作業を見積もりました。JAからサンテナやカボチャの出荷箱を受取って倉庫に移送し、ズッキーニの支柱の移動と冬瓜の摘芯を行おうと思っています。時間があれば、春カボチャのほ場周辺の草刈をし、そろそろカボチャの日焼け対策にも取掛りたいと思っています。
だればまたあしゃ!

果実の島外出荷解禁!

2016年04月26日 | 晴耕雨読
 ここ数日の午前の湿度はほぼ100%、夜半に雨が降り、出畑すると薄日は射すものの無風で、時間と共に気温が上がりさらに不快指数を助長します。ハウスの中なんぞ息を止めたくなるような湿感です。でも、食欲はあってなぜか体調は良く、気持ちはブルーでも身体はこの気候にマッチングしているようです。

 ズッキーニの受粉から始まって、キュウリ、冬瓜、ハウスとかん水を行い、昨日の続きでTハウスの木柱の回収に取掛りました。途中、猛烈な湿感に霧雨が降って、一端車中で雨宿りをし、エアコンを入れてクールダウンをしました。
作業は小一時間ほどで終わり、帰宅して着替えるとミカンコミバエ関連の出荷説明会に参加しました。

 緊急防除は継続中ですが、明日から奄美全域で果物の島外出荷が解禁になり、出荷に際して検査等の手続きについて説明を受けました。中でも、小売業や仲買人には、出荷のハードルの高さを痛感しました。ただ、生産者自身が直接販売する場合や共販については、さほど問題はないようです。

 午後イチは、倉庫で保管中のTハウスのビニールを畳工場のロフトに移送し、カボチャの出荷準備に取掛りました。今週中にはJAから収穫用のサンテナを借用し、出荷用の箱も倉庫に運び入れたいと思っています。
ポツポツと降っていたものの猛烈な陽射しになり、中途となっていた倉庫周辺や菜園の草刈を仕上げました。

 今夜から明日にかけて大雨の予報、外堀作業はほぼ終わりましたので、週末の好天の予報にカボチャのラストの防除を行い、連休後半にはカボチャの収穫に取掛りたいと思っています。
春カボチャ終盤の詰め、上手く行って欲しいなと懇願するばかりです。