奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

梅雨明け前

2021年06月30日 | 晴耕雨読
 例年そうだが、梅雨明け前の1週間は、呆れるぐらい雨の日が多い。早朝の朝食前の収穫が日課になり、これも梅雨期の慣行行事と思えばさほど苦にもならなくなった。本日で長い梅雨期の6月も終わり、週間予報には週末から晴れマークが並ぶようになった。いよいよ、苦手な盛夏の到来なんだろう。

 昼前に直売所に野菜を届けると、偶然にも島の北部でパッションを作っているS夫妻に出会い、霧雨の中立ち話に終始した。3、4年ぶりの突然の出会いで、我ながらいい年をして挨拶の一つも出来なかったと赤面の至りだ。

 午後は相も変わらずの雨で、読書で過ごした。司馬遼太郎氏の「日本人を考える」と言う対談集で、若い時分に読んだ記憶が微かにあって、この年になって読むと妙にしっくりと来るものがある。日本人は相対的な思考で、絶対的観念や建て前に対する思考が希薄らしい。しかも、かなりのお人好しらしい。創〇学会や左系の噺もあって、左系については、安保反対論や非武装中立を唱えても、その方策は唱えないらしく妙に納得した。多分に、安保も自衛隊も廃止してから考えたら・・・と絵空事のような気がした。

 今朝のローカル紙には、南西諸島の自衛隊の配備や訓練について市民への情報提供をと・・・市民の名を借りた左系団体の言い分を代弁しているのだろう。その手のデモや集会に参加する地元出身者はごく一部で、大半は本州の左系の御仁で、メディアも判っていて記事にするから質が悪い。

 地元の南海〇〇新聞についてあれこれと調べたが、特に大手左系新聞との契約はなく、根っからの左系か、時事通信の受売り?・・・時々、琉〇新報からもネタが出るので、その辺の関連性はあるかも知れない。明日も雨の予報、だればまた(@^^)/~~~

台風5号の影響・・・

2021年06月27日 | 晴耕雨読
 台風5号の影響で朝から風があり、早朝の浜はサーファーで賑わっていた。昨日と同じように朝食前の出畑、気温は高く猛烈な湿感の中、オクラとミニ冬瓜を収穫してビニールハウスのゴーヤの収穫と続いた。倉庫に戻って出荷準備を終えると、いったん帰宅して朝食を摂り、直売所の開店を待った。

 天候は曇天に降ったり止んだり、しかも気温は30℃まで上がり、2軒の直売所に野菜を届けると早々の店仕舞いになった。直売所は、島の夏の定番で瓜類が大半を占め、片隅にパッションが陣取るようになってきた。島はこれから猛暑と台風シーズンに入るので、作れる野菜は限られていて、10月までは農閉期になる。

 地方紙は、中国の特集記事の傍らで奄美の反戦活動や自衛隊の訓練を事細かに報じている。どこかの政党の〇旗の機関紙を彷彿させるような連携だ。〇西氏の軍事ジャーナリスト?と言う見出しも可笑しくて、本州では既に忘れ去られた人物が、田舎の奄美ではさもらしく報じられている。

 雨ですることもなく、昨日図書館で借りてきた本に目を通したが睡魔に負けてしまった。図書館では最近亡くなった「立花隆」氏の著書を検索すると、読みたい本は貸出中で、司馬遼太郎氏との対談集を借りてきた。立花隆氏と言えば、田中角栄氏の金権政治が念頭を離れず、氏の著書を境に、金権政治が幕を閉じたのではと思っている。

 明日は未明から大雨の予報、なるようにしかならないだろう、だればまた(@^^)/~~~

予想した降雨はなく・・・

2021年06月25日 | 晴耕雨読
 朝イチの天気予報のモニターで午後は雨の予報、さほどの気負いもなく、オクラとゴーヤの収穫と出荷ぐらいが出来れば御の字と出畑した。昨日の好天で、意外にもオクラの実の肥大が良く多めの収穫となった。

 ネットで卸売市場の出荷状況を見ると、葉物が姿を消し、スモモに代って西瓜が陣取っている様子だ。パッションは来月中頃までの出荷なので、その後はマンゴーの季節になるだろう。奄美のマンゴーはアップルマンゴーが主力だが、沖縄はアップルから始まってお盆の頃にはキーツが主力になる。キーツマンゴーは緑色で、アップルマンゴーのように熟しているような色合いがない。

 予想していた降雨はなく、午後は月末の支払いや録り貯めした映画を観て過ごした。テレビでは、野付半島のホッカイシマエビ漁が報じられいて、この時期の北海道は3時に夜が明け、山々は新緑に覆われて農繁期の真っただ中、小生の一番好きな季節だ。北海道の夏は短く、8月になると夕暮れが早くなる。

 明日からの週間予報は雨マークに高温、梅雨前線は北上し、台風5号が梅雨空を運んでくれるのではと・・・だればまた(@^^)/~~~

 

夜温が23℃・・・

2021年06月24日 | 晴耕雨読
 夜温が23℃まで下がり、猛烈な朝露からのスタートになった。オクラの収穫から始めてゴーヤのビニールハウスへ、程良い大きさのゴーヤはなく倉庫に戻った。時刻は9時前、直売所の開店にはまだ時間があって、昨日インプットした墓参に舵を切った。先ずは供花の採取でほ場に戻り、ドラセナとホワイトジンジャーを切り取った。

 この時期の供花は、気温で花瓶の中が煮えるような熱さになり半日も持たない。墓地に着くと、暑さを避けるようにほとんどの墓参が終わっていた。小生の集落の共同墓地は、砂浜に隣接しているために夏場は猛烈な暑さだ。島では、墓参は主に女性の仕事だが、夏場の墓参に母は難儀していたと姉がこぼしていた。

 午後は早めのランチを獲るとテナガエビ獲りで過ごした。河川にはエビの籠も仕掛けられいて、そろそろ手網での漁に終わりが近い事を感じた。漁果は両手一杯、早速黒糖焼酎のアテに頂いた。

 今朝の地方紙は大手左系新聞のコピーのようで、昨今の中国の動向を擁護するような書きっぷり・・・。一説によると、儒教と言うのは内向きな思想で、国を閉じる傾向が強いらしい。日本も韓国も中国も、西洋の植民地主義に鈍感で、日本の場合は、内乱で徳川幕府を滅ぼして、ギリギリのところで国を立て直した、そんなところではと思う。

 羅針盤は中国が発祥の地とか、かつての中国は大船団を組んでアフリカあたりまで航海をしていたらしい。織田信長の時代まで、西洋との技術力の差はさほどなかったと言われていて、国を閉ざすことによって、その差が必然的に生まれたのだろう。中国が、再び世界のすう勢に鈍感で、軍拡に走らないことを祈るばかりだ。だればまた(@^^)/~~~

マイオクラ「ベターファイブ」

2021年06月23日 | 晴耕雨読
 久しぶりの陽射しと風、梅雨明けが近い事を予感させるような一日だった。台風5号も太平洋側に発生して、いよいよ、太平洋高気圧の出番かも知れない。いつものオクラとゴーヤに併せてミニ冬瓜を収穫して、直売所と弁当屋さんに届けた。ゴーヤも店仕舞いが近づいたので、台風シーズンの到来もあってビニールハウスの撤収作業が脳裏を掠めた。

  

 気温28℃、風があるために湿度感はなく、午後は、義兄の実家の防風林のせん定と処分で過ごした。年3回の作業で、軽トラ2、3台分ぐらいの残渣物の処理となる。義兄宅もそうだが、島は年々空き家が増えて、社会的な問題の一つにもなっている。ここ数年もすれば更に増えるかも知れない。

 せん定作業をしていると選挙の世話人が訪ねて来て、今秋の衆議院選や市長選に一波乱ありそうな予感がした。小生の場合は単純で、思想信条が一緒なら若い人を押すことにしている。政治だけ定年制がなく、せめて、70歳を過ぎたら後進に道を譲るべきではと素人なり思う。

 春先から始まったTVドラマが今週で全て終わり、また新しいドラマが始まる。刑事ドラマの人気は根強いが、世相を反映して医療を扱ったドラマが増えそうだ。残念なことに、政治家や官僚を扱ったドラマは皆無、この事が政治への無関心や東大生の官僚離れを反映しているのかも知れない。かつて、「官僚たちの夏」なんて言うドラマがあったが・・・。

 明日も好天の予報で墓参をインプットしている。だればまた(@^^)/~~~