奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

春カボチャモードに

2017年11月30日 | 晴耕雨読
 天候が何とかもってくれて、懸案の仕上げの耕うんを終え、やっと春カボチャの第1弾に取掛れそうです。それにしても、超粘質で、時折トラクターがうなっていました。

  

 さてと、天候は午後から雨の予報、午前の内の耕うん作業を念頭に、実家からほ場に直行し、夜温が高くて朝露も少なく、「よしっ」と意を決しました。倉庫に戻ってトラクターに燃料を給油すると「いざ、出畑!」耕うんを始めると、昨日に輪をかけたような粘質、ロータリーの回転速度を1段階上げて、3時間かけて仕上げの耕うんは終わりました。

 午後はポツポツとくるものの本降りはなく、キュウリの収穫と出荷からスタートして、天候がもちそうな様相になってきたので、クワと測量器材を積んで春カボチャのほ場に向かいました。先ずは仕上げ耕うんでほ場の四隅にできたまくら地をクワで修正し、終わると畝設計で計測と割り箸によるマーキングを行いました。

 作業の途中には、S君から12月の研修中止の連絡が入り、帰宅すると、農業用水の設置の立会いの電話が入り、現場に急行して、立会いの写真撮影と書類へのサインをして帰宅しました。以前にもブログアップした家庭菜園レベルの農業用水の設置の件です。

 午後の後半は北風になって冷え込んできましたね。明日は、えん麦の播種に取掛ろうと思っています。10日遅れで、やっと漕ぎ着けそうです。それではまた明日(^_^)/~

一気呵成

2017年11月29日 | 晴耕雨読
 長期の好天を予期していましたが、週間予報は一変しての雨マーク、どうしたもんかな~と、マイ勘ピュータがちょっと疲れぎみで、今後をあれこれと算段しました。カボチャのほ場を巡回するとキュウリの収穫はパス、春カボチャのほ場を観ると、猛烈な朝露で苦土石灰の散布と耕うんは厳しい状況、取敢えずは倉庫に戻りました。

  

 正直、勘ピュータのシンキングタイムで、粘着シートを積んで菜園に向かいました。レタスに手かん水をすると、害虫の捕殺に10枚ほどの粘着シートを取付けました。効果を観ながら枚数を増やして行きたいなと思っています。時刻は10時、再び春カボチャのほ場を観察、いく分か朝露が乾いてきて、行くか~と意を決しました。

 先ずは200キロの苦土石灰を倉庫から移送、終わるとトラクターのロータリーをコンポキャスターに変換しました。交換作業は手慣れたもので、所要時間は10分、一区切りついたところで早めのランチタイムにしました。

  

 午後は12時スタート、1時間をかけて、200キロの苦土石灰を2ヶ所のほ場に散布しました。倉庫に戻るとコンポキャスターからロータリーに変換してほ場に、一気呵成で2ヶ所のほ場の耕うんを終わらせました。ほ場は生乾きで猛烈な粘質、明日からの天候を考えると苦渋の決断でした。

 作業は日没と同時に終わり、ロータリーにてんこ盛り付着した泥を落として、初夏のような一日が終わりました。本日の耕うんは粗耕しでしたが、せめて明日は天気がもって、仕上げの耕うんができればと念じているところです。ちょっこし疲れた一日でした、また明日(^_^)/~

やっと晴れました!

2017年11月28日 | 晴耕雨読
 ランチに帰宅してテレビを点けると国会中継をしていて、青年就農給付金についての希望の党の質問でした。制度の名称が変わって農業次世代人材投資金なるものになったとか、45歳未満で年間150万円の投資金(給付?)を受けながら農業に従事し、特例で45歳以上にも適応されるらしい。国家予算規模は年間250億円、平成33年で制度の区切りらしいが、ほとんどの都道府県が制度の継続を望んでいるらしい。

  

 さてと、余談はさておき、初夏を彷彿させるような青空の中、出畑しました。しばらくは好天の予報で、いつものように、ほ場の巡回、キュウリの収穫と続き、今朝はチューブかん水をしながらトマトの脇芽取りと誘引を行いました。トマトは2番花が咲き始めて、レタスはニョキニョキと大きくなってきました。

  

 少な目のキュウリを直売所に届けると、ズッキーニの追肥に取掛りました。ほとんど蚊帳の外にあった、ズッキーニが目いっぱいの花を咲かせて、追肥のサインを送っているようでした。前季は12月いっぱいまで収穫がありましたので、これからかなと控えめの期待をしています。

  

 午後イチはS君の実えんどうとパッションを小一時間ほど見学して、その後は、菜園と電柵周辺の除草剤散布を行いました。S君は、厳しいほ場環境で、それなりにやっているなと思いました。タンカンも栽培しているとのことで、インターネットを検討することを勧めました。

 明日は、ほ場の乾燥状態を観ながら、苦土石灰の散布とその後の耕うんを思案しています。
それではまた明日(^_^)/~

ラストのシート敷き

2017年11月27日 | 晴耕雨読
 雨上がりの曇天、蒸し蒸しとしていて、秋カボチャの巡回からスタート、キュウリの収穫、ビニールハウスの換気と育苗中の苗の散水と続きました。ほ場の乾燥は相も変わらず、あれこれと思案をしながら、少な目のキュウリを弁当屋さんに届けました。

 帰宅すると一昨日購入した花を積込んで墓地へ、台風の後に訪ねていなかったので、浜から飛散した砂やゴミの清掃で2時間ほどの墓参になりました。墓参の後は久しぶりに外食に向かい、混んでいたので足を延ばして、S君のほ場を訪ねました。パッションや実えんどうで手が回らない様子で、シート敷きもやっていない様子でした。帰途は、いつもの定食屋さんに立寄り、偶然にも支庁のTさんとランチタイムになりました。

 午後は、昨日復調したチェンソーで、倉庫やほ場の流木や竹を切断し、しばらく使用する予定もないので、燃料の抜取りを行いました。その後は、カボチャ・シートを積込んで、秋カボチャのラストのシート敷きと摘果を行いました。これで、秋カボチャ栽培は最終段階に入り、残り2回の防除とネズミ対策だけになりました。

 ビニールハウスに移動すると青空に陽が射してきて、明日からいよいよ晴れそうな、そんな気がしました。ランチタイムのTさんとの会話は、居酒屋あたりで一杯飲みながらの方が食事が美味しいような気がしました。明日はほ場の乾燥待ちで、菜園や電柵周辺の除草剤散布を行い、倉庫の片付けをできればと思っています。それではまた明日(^_^)/~

農機のメンテナンス

2017年11月26日 | 晴耕雨読
 夜通しシトシトと降った様子で、予報どおりの天候になす術はなく、取敢えずは、朝イチの稀少な晴れ間に、ほ場の巡回とキュウリの収穫に向かいました。巡回を終えてキュウリの収穫に取掛るとポツポツと降り始めて、車中で雨宿りをしながら収穫を終えました。ヤッケから雨水が浸みて、この時期の雨は冷たく、着替えに帰宅しました。

  

 再び倉庫に戻ると仕切り直しで、キュウリの袋詰めをして直売所に届けました。雨足は徐々に強くなり、いよいよ外作業は絶望的になり、この機にと不調の農機のメンテナンスに取掛りました。先ずは背負動力散布機、エンジンがウンともスンとも言わなくなって、急な不調で、使用頻度も高く参ってしまいました。プラグ交換をしたり、あれこれと試しましたが、復調せず午前を終えました。

 午後は、電気か燃料系統かに判別したくて、プラグを取外して火花の観察から始めました。構造上、プラグに近いシャーシがなく、プラグに電線を巻いてシャーシに接触させ、火花を確認しました。残りは燃料系統、オフシーズンに燃料フィルターやプライムポンプは交換したので、残された道はキャブレターの分解と洗浄だけになりました。

 キャブレターの分解・洗浄は、刈払機でいやと言うほど経験済みなので、小一時間ほどかけてキャブクリーナを使用して行い、見事に復調しました。やったぜ~!と小さなガッツポーズを取りました。時刻は2時半、帰宅しても良いかなと思いながら、これもまたウンともスンとも言わないチェンソーに手が伸びました。台風での倒木伐採に全く用を足さなかった代物です。

 チェンソーは最初から燃料系統を疑っていて、プラグ周りのカバーの取外しから始めると、キャブレターへの燃料ホースの外れを見つけました。ホースを取付けてプライムポンプを押し、燃料を送り数回かけると、かかりました。やったぜ、ベイビー・・・いや、チェンソー!2台の農機を治して一気に疲れがきて、早々の帰宅になりました。

 明日は久しぶりに墓参でもと思っています。それではまた明日(^_^)/~