奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

タンカン祭りの開催

2019年01月31日 | 晴耕雨読
 春一番を彷彿させるような生暖かい南風、血管が一気に緩んだような感覚で、冬を忘れてしまいそうな一日を過ごしました。本日の想定作業は8畝の手かん水、午後の後半は強風に雨の予報、無人市の出荷からスタートするとズッキーニの収穫と続き、倉庫に戻る頃には一日の段取りができました。



 育苗ハウスからかん水資材を運び出すと、2時間半のコースで8畝の手かん水に取掛りました。気温は24℃、いつものTシャツに麦わら帽子となり、物を言わぬカボチャにひたすら水を掛けて午前を終えました。

 午後は雨の予報にスナップエンドウの収穫を先行し、倉庫で明朝の出荷準備を始めると猛烈な雨になり、良いタイミングで難を逃れて本日も無事終わりました。

 夕方には農水産物フェアーのイベント開催に関する会議があって、2月17日(日)開催でまとまりました。イベント名は「タンカン祭り」、タンカンを中心に地元の農水産物販売やミニバザール、豚汁、島唄のミニライブを開催する予定です。地元新聞や奄美FMでの広報も予定しています。

 明日は、公設市場詣での後は・・・明日考えましょうね、また明日(^_^)/~

ラストの定植準備

2019年01月30日 | 晴耕雨読
 1月も明日で終わり、12月の作業予定を引きずりながら、元旦からフル稼働できたような月でした。本日は昨日から一転しての陽光、気温は10℃から20℃まで上がり、上下のヤッケを一枚ずつ脱ぎ、最後はTシャツに麦わら帽子の出で立ちで、ラストの定植準備を終わらせました。

  

 倉庫に向かう途中には、年にこの時期にしか見れない内海に昇る朝日を撮り、倉庫に着くと、昨夕に収穫したスナップエンドウと島らっきょの袋詰めをし、ズッキーニと併せて無人市に届けました。午前中にはほとんど完売で、人気の理由が徐々に解ってきました。競争原理が働いて野菜の品質や見た目も良く、売れ残ることが自尊心をくすぐるのでしょう。良い物を作れば売れる・・・いいお手本のような世界ですね。

 カボチャの定植準備は、午前に2畝、午後に3畝を仕上げて、夕方には余裕を感じながら菜園でスナップエンドウと島ラッキョを収穫、帰途に直売所に立寄ると、ご婦人が駐車場のえん堤に車を乗り上げて右往左往と・・・通りがかりの男3人で車を持上げて脱出、疲れがどっときました。

 明日の夜は直売所の会合があって、もはや何をやっても無駄なような・・・2本柱の一つの直売所経営者が撤退し、もう一つのY法人は他人ごとみたいな様子で、両方共に撤退させて、完全民営化に切替えた方が・・・そんな事がよぎります。来館者が片手では、民間企業ならとっくに倒産ですね。

 明日は前線が通過の予報、晴れ間があれば、定植したカボチャの手かん水を行い、後はかん水設備の設置ができればと思っています。ラストの定植は、土日あたりを予期しています。また明日(^_^)/~

畑人の長い一日

2019年01月29日 | 晴耕雨読
 昨日のカボチャの定植から腰痛ぎみで、本日は用心しながら10株に1回は腰を伸ばして、残務の2回目の定植を終わりました。

 本日は早朝の公設市場詣でからスタート、昨年の台風の影響でミカン類の出荷が少ない中、今朝はタンカンが並んでいました。帰宅すると無人市に3品目を届け、帰路に少な目のズッキーニの収穫をすると、後は2回目のカボチャの定植に取掛りました。



  天候は快晴で昨日のような陽光、育苗ハウスから苗を移送して畝に配置すると、俄かに曇り出して、植付けを始めると霧雨になり、止めるに止めれず大くしゃみをしながらひと畝を終わらせました。長靴の中の足は冷たく、お天道様に小言の一つも言えずランチタイムになりました。

 午後は薄日が射して、残りの畝を仕上げると水をまき、ラストは株元への粒剤の混入で2回目の定植は無事終わりました。1200株が終わり、残り750株になりました。無人市に出荷カゴの回収に行くと、年配のご婦人がスナップエンドウを所望していて、当初はさやをむいて豆を食べるものと思っていた様子で、小生のPOPを見て調理をすると、すっかりスナップエンドウのファンになったそうです。

 時刻は3時過ぎ、トマトの収穫をすると菜園に移動し、明日の出荷に備えてスナップエンドウと島らっきょを収穫して、畑人の長い一日は無事終わりました。明日は、ラストのカボチャの定植準備に取掛ろうと思っています。また明日(^_^)/~

朝令朝改・・・

2019年01月28日 | 晴耕雨読
 陽光に誘われて朝令朝改を決行、日没と同時に疲労感たっぷりで帰宅しました。もはや、ブログを更新する余力はないと思っていましたが、テレビ番組がつまらなくて、足裏の電気マッサージをしながらパソコンに向かっています。好天は有り難いですが、手かん水と言う新たな作業を増やしてくれます。

 早朝の冷え込みから一転しての強い陽射し、無人市に初出荷の島らっきょと併せて4品目を届けました。帰路に少な目のズッキーニを収穫するとインゲンの追肥に取掛り、ハウスから出るとあまりの陽光に本日の予定作業をご破算して、カボチャの2回目の定植に舵を切りました。

 ひと畝の定植を終えると1回目に定植したカボチャの手かん水、50mの畝4つ、1時間コースとなり午前を終えました。冬のかん水作業は、気温が上がる時間が良いようです。

 午後イチは無人市のモニターからスタート、島らっきょは完売していて、その他の野菜も粗方売れていました。倉庫に資材を格納するとハウスに移動、ハウスと育苗中のカボチャに散水を行い、その後は2畝目の定植に取掛り、定植後の散水とハウスのクローズをすると時刻は4時半でした。

 倉庫に戻って収穫カゴを積むと、もうひと頑張りと明朝の公設市場詣でに備えてスナップエンドウを収穫して一日が終わりました。陽光と作る野菜の売行きが疲れた老体の活力に。明日は・・・明日考えましょうね、(^_^)/~

島らっきょの初獲り

2019年01月27日 | 晴耕雨読
 この時期になると週末は島のいたる所で歩こう会なるイベントが開催され、暮れの〇〇フェアーと言い、行政の消化試合の感は拭えないですね。奄美のトレッキングと言えば、新緑の頃でしょう。雨の多いこの時期に、ポツポツと咲く沿道の緋寒桜を観て・・・小生の子供の頃は緋寒桜なんてありませんでしたからね。世界自然遺産何ぞと吹聴しているぐらいですから、消化試合ではなく、自然と天候が一番マッチングする時期が・・・と思います。

  

 大寒の入りから底冷えすような寒さになり、10℃近い倉庫の中で出荷準備をすると2ヶ所に届け、帰路は話題作りに国道沿いの緋寒桜を撮って倉庫に戻りました。例年2回目のカボチャの定植の時期ですが生育が遅れていて、作業の先取りで、思い付くままに一日を過ごしました。

 畝間の除草剤散布を終えると無人市をモニターし、収穫カゴを積込むと菜園に移動して、スナップエンドウにレタス、7年ぶりの島らっきょの初収穫を行いました。12月中旬あたりから放任状態でしたが、掘起して水洗いをすると、まさに島らっきょの様相で、ちょっこし感動しました。明日、早速、出荷してみようと思っています。

 ランチの時間以外は殆ど立仕事でしたが、天候と、メンテナンスをした動噴機が絶好調で、おまけに久しぶりに島らっきょを収穫して、疲れを忘れてしまいました。多分に体調が良いのでしょう。

 明日は春カボチャのほ場のかん水設備を設置し、時間があれば秋カボチャの電気柵の回収に取掛ろうと思います。今週は、秋カボチャの箱詰めも必須ですね。また明日(^_^)/~