奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

梅雨の海

2021年05月30日 | 晴耕雨読
 夜通し降ったような・・・4時に目覚めてそのまま起きた。前線が沖縄の近くまで南下しているので気温は低く、終日日照のない一日をボヤっと過ごした。少な目のゴーヤとミニキュウリの収穫を終えると、明日からひと月ぶりに開館する直売所の出荷に備えて、袋詰めで午前を終えた。

  

 ほ場は連日の雨で作業の選択肢はなく、帰路は浜に立ち寄った。空も海も鈍よりとしていたが、ベタ凪で魚が釣れそうな予感がした。梅雨期は魚の産卵期だが、奄美に来た当初の釣りへの執着が希薄になった。年を取ったせいかも知れない。午後は庭掃除をしたり、撮り貯めした映画を観て過ごした。明日は晴れの予報、秋野菜のほ場周辺の除草剤散布や実家周辺の庭木のせん定を想定している。この時期からハチの巣が増えるので、ハブに次いでの用心も必須だ。

早いもので5月も明日で終わり、今週は2回目のワクチン接種を済ませ、長い梅雨をもう一度仕切り直そうと思っている。TVでは「資本論」がベストセラーになっているとか・・・ローカル紙は、相も変わらず自衛隊の集団ワクチン接種にイチャモンの記事を・・・だればまた(@^^)/~~~

梅雨の日の雑感

2021年05月29日 | 晴耕雨読
 梅雨前線が沖縄まで南下し、エアコンいらずの比較的過ごし易い一日だった。早朝の市場出荷からスタート、雨上がりの山道を抜けると市街へ、何度となく通っているが何とも言えないもったりとした梅雨のシーンだ。港にはいつもの沖縄航路のフェリーが接岸していて、対岸の山頂を観ると風力発電が回っていた。地上は無風でも山頂は風があるんだと、不思議な思いだった。

 市場に野菜を卸して帰路に就くとフェリーが出航の様子、今日は定刻の出航だった。いつものコンビニで焼き立てのパンと昼弁を購入して帰宅、本日は降雨の心配もないので憂いもなく出畑した。

 ゴーヤの接受と収穫を済ませるとミニキュウリの収穫、ゴーヤもキュウリも多めの収穫で、特にキュウリは終わりそうで中々終わらない。今朝のセリ値はゴーヤは低調、キュウリは高値だった。ランチ前に市街のスーパーに出かけるとゴーヤは例年にない低価、今季は、ゴーヤの市場出荷が例年になく多い。

 本日は書籍を1冊注文、「産〇新聞と朝〇新聞」と言うタイトルで、少し左系メディアの勉強をしたくなった。島にある2つの地方紙はどちらかと言うと左系、人の良いシマンチュ(島人)は、カモにされているのではと・・・だればまた(@^^)/~~~

ドラセナの噺

2021年05月28日 | 晴耕雨読
 夜半の雨音で目覚め、2度寝3度寝となりスロースタートの一日になった。それにして、昨日の昼頃から降り始めて「よく、降るな~」と半ば諦めにも似た境地だ。今朝も霧雨の中出畑をして、ミニキュウリとゴーヤの収穫をして帰宅すると、見図ったように降り出した。沿道の紫陽花やサネン花は梅雨の花だが、それでも光華を放っていて、雨の雫がよく似合う。

  

 朝イチの収穫時は小降りだが、その後は本降りになって無為に過ごす日が最近のパターン、前線もどっぷり停滞して、戸外での活動が望めそうもない。そうなると、テレビかパソコンに向かうしかなく、たまには本でもと思うが、本に向かうにはそれなりの覚悟がいる。

 今朝は、サネン花の隣に陣取る紫色の観葉植物が気になってネットで調べてみた。明るい紫色の葉をしていて、ドラセナと言うらしい。紫色以外の葉もあって、墓地や集落の垣根、沿道の花壇にと一年中彩っている。原産地はアフリカやギニアの亜熱帯の植物で、「幸福の木」とも呼ばれ沖縄では観葉植物として盛んに栽培されているらしい。緑色の葉は、ヤギが好んで食する。

 午後は、明日の市場出荷に備えて袋詰めで過ごした。ゴーヤは人気で、弁当屋さんから週イチの注文が入っている。今朝の地方紙には、この夏の島の夏祭りの中止が載っていて、花火だけは開催の様子だ。花火産業には、今年も辛い年になりそうだ。朝〇新聞が大赤字と言う記事もあったが、率直に「だからどうした?」と・・・だればまた(@^^)/~~~

冬瓜のシート敷き

2021年05月27日 | 晴耕雨読
 本日は束の間の陽射し、20℃から30℃へ上がり、午後は本降りになって再び20℃に下がった。目まぐるしい天候の変化だ。ミニキュウリとゴーヤの収穫を終えると、昨日インプットした冬瓜のシート敷きを行い、ソテツの葉による日焼け対策も済ませた。冬瓜の隣の畝に目をやるとオクラがポツポツと開花していた。

  

 想定していたとは言え午後は大降り、早めにハウスや倉庫の戸締りをして、後は録画したテレビ三昧で過ごした。週間予報は雨マーク一色で、長い梅雨籠りのような生活が続きそうだ。夕飯には、昨年、クラシスのレシピでマスターしたゴーヤチャンプルを作ってみた。ゴーヤは一生食べることのない野菜と思っていたが、何とか大人の味覚に近づいた気もする。

 左系のメディアは、自衛隊による集団ワクチン接種にイチャモンをつけていたが、接種そのものは中々の好評のようだ。一方でオリンピック開催の反旗を社説に載せたらしいが、当該メディアは2足のワラジを踏むオリンピックのスポンサーで、風見鶏のような感もする。

 そう言えば、国会議員の優先接種が報じられていたが、中々国民の理解は得られそうもなさそうだ。国会議員が良ければ地方議員もと・・・多分にそんな噺になるのだろう。コメンテーターの橋〇氏が提言する範囲ぐらいが妥当な線かも知れない。自衛隊や警察、海保、消防などの職業も優先接種にしては思う。だればまた(@^^)/~~~

花なれば匂い・・・♪

2021年05月26日 | 晴耕雨読
 スーパームーン、生憎の霧雨で観れそうもない。次会は12年後らしいが、歳を考えるとその可能性はうんと低くなる。いや、是が日にでも観るんだと鼓舞する方が長生きに繋がるかも知れない。

 本日も朝から雨、ミニキュウリの収穫を終えて、冬瓜畑を巡回するのが精一杯、冬瓜のシート敷きをインプットして倉庫に戻った。ミニキュウリの収穫はぐんと減り、次のランナーのゴーヤに続いて冬瓜の収穫を待つばかり、オクラも週末には収穫になりそうだ。早々の帰宅になったので、資材や書籍の購入でパソコンに向かった。

 驚いたのは、いつものネット通販で「使い捨てゴム手袋」の値段が3倍近くに高騰していて、コロナ感染によるニーズの高さかなと思った。書籍については、危機管理関連を求めたが、古い書籍ばかりで中々見当たらず、図書館に出掛けることにした。

 ランチを終わって図書館に向かう途中、国道に世界遺産登録の旗の一群が・・・担当者は島唄の6調の乗りで盛り上げようと設置したのだろうが、違うんだよな~と直感した。
この手の行為は自然との違和感、自然界にパフォーマンスは不要、そんな気がした。毎日のように、島のFM放送から島の格言が島唄の歌詞に載せられて流れる・・・「花なれば匂い、枝ぶりはいらん!」、要はパフォーマンスはいらないんだよな~と。この島は、行政や市議にもパフォーマンス好きが多い。

 図書館で立読みをしながら、どうやら政策が後手になるのは民主主義の欠点らしい。ましてや、コロナと言う有事を平時の感覚で仕切るのだからなおさらだろう。さらに、未知の世界を切り盛りするのは、批判材料も山盛りらしい。だればまた(@^^)/~~~