奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

ルリカケス・・・

2022年12月30日 | 晴耕雨読
 予期していた事とは言え、終日降り続けて日照のない一日だった。昨日、県本土から赴任してきたお巡りさんとの立ち話で、梅雨以上に降り続けるこの時期の雨に驚いているとのことだった。エルニーニョ現象の年は、その様相がさらに顕著になる。

 出畑は断念して、撮り貯めしたビデオを観て過ごし、飽きると新しいギターの弾き語りに挑戦した。コロナ発生の前に島の北部のライブで聴いた曲だが妙に心に刺さっていて、ネットで色々と調べて、試行錯誤をしながら何とか弾き語りができるようになった。

 「ルリカケス」と言う曲で、高度成長の初期の頃に島を離れ、島に帰る事もなく亡くなった母を思う詩、若い頃に島を離れた者にとっては、妙に心情に響くものがあった。永井龍雲氏が作った曲で、ネットでさらに調べると、若い頃の陽水や拓郎を彷彿させるようなスタイルだった。

 明日から元旦にかけての天候は回復の予報、もう、そろそろ晴れても良いだろうと懇願している。「ルリカケス」を歌いながら、若い頃にこの島を出て行った若い人たちの思いを考えてはと・・・だればまた(@^^)/~~~

連日・・・

2022年12月29日 | 晴耕雨読
 連日、無人市は良く売れて感謝の一念、もう少し野菜の生育が良くて量が出せればと思うところだ。今朝は、ネギにロメインレタス、ズッキーニにスナップエンドウのラインアップだった。ネギ以外は例年にない生育不良で、ロメインレタスに至っては、今後の収量が見込めないない様相だ。

 午後は雨の予報に、予てから所望していたブロワーの購入にホームセンターに出掛け、ついでにスーパーに立寄り、正月用の食料の買い溜めをした。ブロワーは、広告の特売のチラシを見て、出荷準備で使用するテーブルの清掃に購入した。

 1月の市の広報誌が早々と配布されたが・・・どれだけの手間と予算を投入して作成しているのか図り知れないが、学校行事や無駄な情報がほとんど・・・嘱託員の親睦グランドゴルフ大会、そんな記事本当にいるんかいなと。アホな団塊の世代の戯れ・・・かつて、堺屋太一氏は「団塊の世代が国を亡ぼす」と憂いていたような・・・。

 明日から収穫はひと休み、気が向けば久しぶりに畑の裏山にでも登ってみるかなと・・・ギターのレパートリーは10曲ほどになり、玉置浩二の「メロディー」に挑戦してみようかと・・・だればまた(@^^)/~~~

 

ロメインレタス

2022年12月28日 | 晴耕雨読
 最近、明け方の雨音に「今日もか~」と二度寝の癖がつき、6時半頃に起きることが多くなった。今朝もそうだが、遅めの朝食を終えるとボチボチと出畑して、思い付きのままにワケギと初のロメインレタスを収穫した。昨日、スーパーを訪ねると小松菜が普段の倍の価格で、ただの思い付きでの収穫と出荷になった。

 

 明日からは直売店が休館になるので、無人市への出荷が中心になる。ズッキーニにワケギ、ロメインレタスに人気のスナップエンドウと言ったラインアップだ。年明けからはインゲンも参加予定だ。

 午後は気温が上がり、この機にと実家の拭き掃除で過ごした。夏に購入したモップセットを駆使して小一時間ほどで終わった。モップの洗いから絞りまで実に簡単グッズで、床に膝をつくこともなく拭き掃除が楽で、道具と何とかは使いようだと痛感した。

 年末年始も雨マークは並び、出たとこ勝負の毎日になりそうだが、この不安定感が、安らぎに埋没しそうな老いぼれに緊張感を与えているのかも知れない。年が明けたら、ロメインレタスの再度の苗作りをと・・・このままで終わるのも・・・だればまた(@^^)/~~~

雨見大島か~!

2022年12月27日 | 晴耕雨読
 午前は今にも降りそうな曇天だったが、何とかスナップエンドウとズッキーニの収穫をして直売所に届けた。直売所は、相も変わらずの役場商売で、29~3日まで休店の様子だ。狭い島で、さほどの行楽施設もなく、〇〇観光施設ぐらいはオープンしていても良さそうな気がするが・・・行政も自分たちが休んでいる手前強くも言えないだろう。

 午後は雨になり、散髪でもと思案したが予約が取れず、月末の支払いや買出しで過ごした。最近ハマっているのがカバー曲・・・名曲は、歌唱力のある歌い手が歌うと更に名曲になる。今年のN〇K紅白のトリは「桜坂」らしいが、N〇Kは福〇雅〇を担ぎ過ぎのような感も。お銚子もんの大〇洋もちょっとな~と。歌手なのか役者なのか、はたまはコメンテーターなのか・・・。

 昨日、宮崎県知事戦の結果がテレビやネットの一面に、投票率を上げたほか予想通りの結果のようだ。2匹目のドジョウはいなかったと報じられていたが、「売名」でそうかなと思う節も・・・負けても失うものはないのだろう。今年も残り4日になったが、天候は相変わらずの雨見大島で・・・だればまた(@^^)/~~~

 

20代の頃・・・

2022年12月26日 | 晴耕雨読
 20代の頃、同期4人で冬の新潟にスキーに出掛けた事がある。上越線の急行に乗り、向かった所は、川端康成の雪国で有名な湯沢町だ。小説の冒頭に出てくる一節のように、長いトンネルを抜けると、景色は雪国の様相に一変する。その瞬間、乗客のほとんどが川端康成の雪国の一節を口にする。今でも、そうなんだろうかなと、ふと思い出す。

 晴れない天候にも慣れてきて・・・と言うよりは諦めの境地に近く、「出来ればやるかな」の心境だ。昨日は、収穫と出荷以外の作業は出来ず、本日の午後は晴れ間が出てきたので、スナップエンドウの誘引から始めて茎ブロッコリーとインゲンの追肥、ラストはミニトマトの補植で締めくくった。

 適度な寒が入り、沿道の緋寒桜の蕾が膨らみ始めた。島は年が明けると緋寒桜が咲き始める。新年は兎年で、アマミノクロウサギが更にクローズアップされるかも知れない。国の奄振予算は満額200億円で決定、来年度は世界自然遺産関連ハコモノの駆け込み建設ラッシュになりそうだ。たぶんに、新年は地方選挙ラッシュで大盤振る舞いなんだろうが、その翌年にはその反動が現れるだろう。

 明日は・・・todoリストはあるが、たぶんに「出来ればやるか~」、そんなところだ・・・だればまた(@^^)/~~~