奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

旧盆入り

2020年08月31日 | 晴耕雨読
 本日から旧盆入り、ノロノロ運転だった大型台風9号はスピードを速めて、明日の夕方には奄美に最接近になりそうだ。今頃は、沖縄あたりで吹き荒れていることだろう。進路が直撃コースから外れてホッと胸を撫で下ろしている。

 珍しく、直売店がお盆でも開店しているので、朝イチにオクラを届けると、迎えの墓参や台風対策で忙しい一日を過ごした。墓参は昨日に清掃を済ましていたので花を供えるだけで、後は倉庫とビニールハウスの対策をいつものように行った。やるだけやってダメだったらと・・・どこかで自分を納得させている。

 日が暮れると提灯を灯し、台風籠りをしながら三日間のお盆を過ごす・・・お盆の日は何故か台風の日が多い。録画したNHKの特番「パンディミック」を見ながら、科学の知見と政治のせめぎあいを見る思いだ。コロナは、人間社会の弱い部分に入り込んで弱さを露呈しているとか。民放では、毎日のように次期総裁選が報じられ・・・ちょっこし情けないような気もする。

 そう言えば、今年になって直売所が普通になったような感が・・・消費税の取扱いや野菜の出荷依頼、このお盆も出来る限りの営業と言うことで、少しはらしくなったような気がする。「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」で、補助金依存症と言うのがあるらしい。だればまた(^^)/~~~

台風一過の中で

2020年08月26日 | 晴耕雨読
 台風一過の晴天とはならず、降ったり止んだり雷雨となったり、さらには猛烈なねっとり感の中で、朝イチのオクラの収穫と出荷を終えると早々の帰宅の生活を送っている。週間予報は雨マーク一色で、月末のお盆は雨盆になりそうだ。

 天候不良で外仕事はできず、経理や溜まった資料整理でボチボチと時間を潰し、久々に本を注文した。「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」、「沖縄」を「奄美」に置き換えたら相当に類似する部分があるかも知れない。世の中には、同じような事を考える御仁がいるもんだと不思議な共感さえ覚えた。

 雨籠りのついでに、「奄美群島振興交付金事業計画」なるものをちょっこし本気で調べてみた。県HPに計画の全容がPDFで公開されていて、離島の条件不利性改善事業で始まった「農林水産物等の輸送コスト支援」については、かなりの事が理解できた。このような支援事業が30年前からあったら島の農業ももっと変わっていたかも知れない。事業の交付率は国が7割、残り3割は県と市町村の折半らしい。この交付率を見て随分と県は威張っているんだなと思った。

 支援を受ける出荷団体(農産物の場合は農協?)は「生産振興計画」を作成し、さらには余った予算?で、輸送コスト支援とは異なる計画を作る必要があるらしい。ほとんどは資材や農機を買ったり、それでも予算消化ができそうもない時は、一部の農家に堆肥代を助成しているとか・・・。

 てな事を9月の野菜部会総会でたずねて見ようと思っている。最近は、ドラマの半澤直樹じゃないけど、総会にはボイスレコーダーが必要かなと思うことが・・・裏技を使うものだから言う事に一貫性がないんだな。だればまた(^^)/~~~

8月も終盤に・・・

2020年08月22日 | 晴耕雨読
 8月も終盤に差し掛かると朝方が凌ぎやすくなってきたが、日中は相も変わらずの猛暑だ。それでも、朝イチのオクラの収穫と出荷を済ませると、怠けやすい老体に課したtodoリストをチマチマとこなして、農機のメンテナンスを済ませ、昨日から夏野菜の片付けに取り掛った。ゴーヤに冬瓜、エンサイはバッサリと刈取り、収穫物はオクラだけになった。

 島の話題と言えば町村の選挙ぐらいで、豊年祭や秋の市民運動会などは早々に中止になった。ローカル新聞では「Go toトラベル」は期待外れと批判していたが、国民もバカじゃないだろうと・・・それでも、地元の道の駅やマングローブ・パークには、かなりのレンタカーが駐車していた。左系のメディアは、個人情報や私権制限に関わる政策には扇動的で、無責任な風見鶏ではと思うことがある。

 気掛かりになっていた熱低が午後に台風8号になり、東シナ海側をゆっくりと北上の進路予報で、明日からしばらくは不安定な天候になりそうだ。遥か南洋には、大きな雨雲の塊もあって、いよいよお出ましか・・・そんなところだ。夏作の電気柵やマルチの回収は、台風8号が過ぎ去ってからと算段している。だればまた(^^)/~~~

黄昏

2020年08月20日 | 晴耕雨読
 今週は、農機のメンテナンスをメインに汗を流した。トタクターに耕運機、管理機に動噴機のエンジンオイルを交換し、フィルターの清掃とオイルの補充まで行った。耕運機と管理機のフィルターの清掃は度を越した汚れ、エンジン不調の管理機は息を吹き返したような感触があった。本日はまた、2台の仮払機の洗浄とメンテナンスを行い、農機のメンテナンスは無事終了した。

  

 さてと、小生の地域は太平洋側で、朝陽を見ることはあっても夕陽を見ることはない。それでも、涼を求めて夕暮れの浜辺に下りたくなる。子供の時分は、釣りや海水浴でそこそこの人影はあったが、近年は見ることがない。最近では釣りに講じるおば~たちの姿さえなく、黄昏の風情だけが漂っている、寂しい限りだ。

 昨日は野菜部会の役員会議に、本日はまた、家庭菜園者向けの「秋野菜栽培講習会」にも出掛けた。役員会議は相変わらずの中身のない内容で・・・会議は形式、実態は裏技・・・依然として変わらない島の体質かも知れない。講習会は、参加者の意外の多さに驚き、配布資料を読んで中退した。講師はいつもお世話になっている農業指導のIさんだが、主催は農業と家庭菜園の違いも分からない担当者で・・・まっいいか!

 そろそろ、夏野菜の片づけと秋野菜の準備に取り掛ろう思っている。週末は雨マークが散見されるが、釣りでもしながらボチボチと行くか・・・だればまた(^^)/~~~

終戦記念日に

2020年08月15日 | 晴耕雨読
 終戦記念日のこの時期になると、決まったように特番が報じられる。小さな島のローカル新聞でも、〇〇9条会の特集記事を金科玉条にように掲載されていて、お決まりは、隣国の慰安婦問題を私腹の肥やしにした市民団体のようにアジア〇〇とまとめている。正に「ドリーマ」の極致かも知れない。

 ネット社会の恩恵は、疑問に感じたことが寸時に調べることができる。今朝のローカル新聞には、時事通信による内閣支持率が掲載されていて、日本には共同通信と言うのもあって、こちらの方が中立性に富むらしい。地元以外のネタは、通信社を介して購入しているとか・・・地デジはど素人のMCによるバラエティー番組の様相だが、BSではかなり専門的な内容があって興味深い。

 ビニールハウスのメンテナンスも終えて、釣りでもとキビナゴの購入に出掛けたが空振りで、戦争のドラマを観て午後を過ごした。週間予報は晴れマーク一色で、釣りの機会はいつでもありそうだが、このままでは河川が渇水しそうな様相になってきた。昨年あたりから、太平洋高気圧に加えてチベット高気圧と言う言葉を聞くようになった。猛暑、酷暑の原因らしい。

 オクラは終盤になり、ゴーヤや冬瓜は店仕舞いの様相になってきた。ほ場は電柵を設置しているので、どこかで夏野菜を終わらせないと、ほ場周辺の防風林のせん定や耕うん等の秋作の準備ができない。この時期の防風林のせん定は、ハブとハチとの遭遇が・・・ハブよりもハチの方が怖い。明日は・・・明日考えるかな、だればまた(^^)/~~~