奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

作業納め

2018年12月30日 | 晴耕雨読
 今年も残すところ一日、本日も時雨の一日で、時雨とのつき合い方を何と無く会得したような、そんな一日を過ごしました。気温13℃、終日日照はなく、無人市に本年ラストの野菜を届けるとズッキーニとキュウリ畑に直行、寒さで収穫はなく、電気柵の動作点検をするとハウスに移動しました。



 本日は午前で作業納めと思っていましたが、いつもの「行くか~」と閃きが、トンネルハウスのプラ杭の打込みに取掛りました。トンネルハウス13張りで使用するプラ杭の数は1200本、本日は株元側の600本を打込み、年内の想定作業を何とかクリアーしました。プラ杭にはハウスバンドを結んで、展張したビニールの押さえに使用します。午前で8畝を終えてランチタイムになりました。

 午後は無人市のモニターを兼ねての外食、定食屋さんも明日から新年3日まで休業で、自分への今年の慰労に一番高い定食(750円)を注文しました。無人市に出荷した野菜は完売で、いい年だったようなそんな思いで帰宅しました。

 午後もポツポツと来るものの本降りはなく、残り5畝のプラ杭の打込みを終わらせ、早々の作業納めになりました。時刻は3時、帰宅して一献傾けるにはまだ早く、本年ラストの売上伝票を自作のソフトに入力しました。

 地元に2店あった直売所の1店が新年早々に閉店し、その穴埋めに週3ペースで公設市場詣をしました。6月には、新館がオープンして賑わっていた矢先に台風24号の被害を受けて、地元から直売所が消えてしまいました。何とか12月中旬に新館の直売所は再開しましたが客足は遠のき、たまたま、農協で出合ったご婦人に、無人市を紹介されて出荷するようになりました。

 ボランティア精神で開催した野菜栽培の現地検討会が功を奏したのでしょうか、無人市では良く売れていて、「野菜買ってますよ~」とエールをたくさん頂いています。心配していた売上は、何だかんだあった中で、前年をちょっこし上回り、感謝の一年です。

 明日は、姉に持たせる野菜の収穫以外に予定はなく、のんびりした大晦日が過ごせそうです。
また明日(^_^)/~

無人市が奮闘

2018年12月29日 | 晴耕雨読
 本日も終日の時雨、晴れ間を縫うように収穫と出荷を行い、手抜きのスピード墓参で午前を終えました。いつ降るか予想できないのが時雨ですから、ここぞ言う時に動くしかやりようがなく、うかうかすると濡れ鼠になって風邪をひいてしまいます。本日もランチは無人市のモニターを兼ねての外食、良く売れていました。年末はキュウリが高値のようです。

 午後は実家の庭木のせん定からスタートして義兄の実家と続き、本降りもなく、軽トラ2台分の雑木を処分しました。例年、30日の作業ですが、新年2日頃まで雨マークばかりで、この機にばかりと先行しました。作業は3時過ぎに終わり、車を洗車するともうひと頑張り感が出てきて、倉庫周辺の草刈で本日の打ち止めになりました。

 明日は、今年ラストの無人市への出荷を行い、後は、思い付きでと思っています。また明日(^_^)/~

時雨の一日

2018年12月28日 | 晴耕雨読
 終日時雨れて、出たとこ勝負の忙しい一日になりました。先ずはカボチャの巡回から始めて、強風による影響がないことに安堵し、いつものようにズッキーニの接受と収穫、そしてキュウリの収穫と続きました。両品目共に奮闘していて、そこそこの収量に重宝しているところです。今朝のローカル新聞では、沖永良部のズッキーニやスナップえんどう栽培が紹介されていて、我が農政は〇〇の一つ覚えみたいに、パッション、さらには実えんどうの一点張りで、奄美に来て10年が過ぎようとしていますが全くの進歩がありません。鹿児島本土の産地の穴埋め農業ばかりをやっていては、農振なんて・・・くどくなりました。

 昨夕に収穫したロメインレタスに併せて、ズッキーニにキュウリ、スナップえんどうを無人市に届け、後は車中で雨宿りをしながら、アーチ支柱の連結を終わらせました。長靴にはてんこ盛り泥が付き、次の作業へステップしたいとの一念でした。ハウスに少な目のかん水をすると無人市のモニターを兼ねて外食に出掛け、8割方完売で、この雨の中でと嬉しくなりました。

 午後は時雨がさらにひどくなり、この機にと育苗ハウスの補修に取掛り、年明けから始まるカボチャの苗作りに備えました。風が強い時のハウスは湿感がなく、ついでにトマトの脇芽取りで小一時間ほど過ごしました。今季はトマトの出来がイマイチで、スナップえんどうもハモグリバエの異常な洗礼を受けていて、お天道様以外にも悩みは尽きないところです。早めの帰宅となり、年末年始の買出しで時雨の一日は終わりました。

 明日も出たとこ勝負になりそうな、墓参や義兄の実家の雑木刈でもと思っています。また明日(^_^)/~

身体が三つ欲しいッス!

2018年12月27日 | 晴耕雨読
 典型的な奄美の冬の天気で終日曇り、増えてきたtodoリストの優先事項をあれこれと思案しながら出畑しました。先ずは、いつものズッキーニの接受と収穫、キュウリの収穫と続いて菜園に移動しました。菜園ではスナップえんどうを収穫して、早速、キュウリと併せて直売所に届けました。昨日の雨にも係わらず葉ネギやロメインレタスが完売していて、再び菜園に出向いて収穫をすると、ズッキーニと併せて届けました。天候が定まらない中、本日の作業も定まらず、取敢えずはスナップえんどうの誘引で午前を終えました。

 午後は早めの出畑、秋カボチャのほ場を丹念に観察して、散布する農薬の選定をあれこれと思案しました。ポツポツとウドンコ病が散見され、治療剤の農薬は注文中で本日の防除を断念しました。後は、ハウスに移動して観察すると、スティックセニョールに花蕾が出来ていて摘花しました。年明け直後には収穫が始まりそうです。

 防除を断念したので、後は残務のアーチ支柱のハウスバンドによる連結作業、4畝を仕上げると菜園に移動して、明日の出荷に備えてロメインレタスを収穫しました。倉庫に戻ると出荷準備をして本日の打ち止めになりました。直売所は29日~3日まで休館、弁当屋さんは7日まで休みと言っていました。

 30、31日と年始の準備や墓参をして、元旦の午後には出畑になりそうな・・・天候はイマイチのようです。明日は無人市に出荷をして、午前でアーチ支柱の連結作業を終わらせようと思っています。また明日(^_^)/~

一転しての雨空

2018年12月26日 | 晴耕雨読
 予期していた事とは言え一転しての雨空、この時期の天候の移り気には、ただただ忍の一字だけです。小降りになったのを見計らって出畑、昨夕にズッキーニのプラコップ作戦と雄花の採取を決行しておればと、雌花に溜まった雨水を観ながら少な目の収穫をしました。カボチャを横目にキュウリ畝に移ると、予定外の多めの収穫になりました。

 気温は20℃、カッパを着ての活動には蒸れて、菜園に移動してやぶ蚊の洗礼を受けながらロメインレタスと葉ネギを収穫、倉庫に戻ると、先ずは無人市に3品目を届けました。最近の無人市は、出荷者が野菜名を掲示するようになりました。野菜名や生産者名が掲示されていないと言うのは、この時代にあっては・・・と思うところです。

 無人市からハウスに移動すると換気でサイドビニールを開放し、台風24号で失った育苗台の資材を見積もって、再び倉庫に戻りました。2品目を直売所に届けると、育苗台の波トタンを購入にホームセンターを訪ね、帰路は本降りになって、午後の作業を断念しました。

 午後イチは無人市をモニターするとハウスの換気を閉じ、倉庫の片付けをしながら時間を潰し、帰宅すると月末の支払いと経理で雨の一日は終わりました。明日は曇りの予報、本日の雨でほ場に入ることは困難で、臨機応変な一日になりそうです。そう言えば、沿道の緋寒桜ポツポツと咲いていましたね、また明日(^_^)/~