奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

かん水設備の設置

2014年08月31日 | 晴耕雨読

 取り分け急ぎの作業もない中、無為に過ごすわけにもいかず、キュウリのかん水設備の設置に取掛りました。003 天候は降ったり止んだりで、3個のかん水バルブを取付けて午前を終えました。

 午後は、パソコンで秋作の施肥設計を作り、作付前の堆肥や石灰の散布、その後に続く化成肥料の散布時期をまとめてみました。晩秋から冬にかけての奄美は雨の日が多く、施肥とその後の耕うんのタイミングが難しいです。今季は、ひと月前に堆肥を散布して、早めの対応を考えています。

 施肥設計を終えると、倉庫に保管中の肥料や農薬、資材の在庫チェックを行い、帰宅してパソコンでとりまとめました。006
近日中には、秋作の化成肥料の注文を行います。

 画像は、かん水設備の設置と鉢上げしたキュウリの様子です。
ソルゴーは50cmに成長し、来週にはキュウリの定植になると思います。
また、ソルゴーを挟んで、10月末にはズッキニーの定植も計画しています。


本日は休業なり!

2014年08月30日 | 晴耕雨読

 終日曇り空で、朝イチにミニドックの検診を受け、終わると名瀬市街を経由して島の反対側に向かいました。004
島の東側は急峻な地形で、北海道の積丹半島に似ています。道路が開通するまでは、おそらく陸の孤島のような生活をしていたのでしょう。

 島の景勝地の一つである大浜海岸に立寄り、さらに足を延ばして大和村に向かいました。
村では、最後の島の夏祭りが開催されていて、猛烈なスコールの003
中で船漕ぎ競技が始まっていました。
あまりの雨足に車の中から競技を観、車から降りることもなく来た道を引き返しました。

久しぶりに島の反対側を訪ね、新たにできた公園などを観、しばしのどかな気分に浸りました。
小生は島の東側に住んでいて、毎日のように朝陽を観ていますが、本日訪ねた所は西側で、夕陽が絶景なんだろうなと思いました。011_5

 閉さんとして宿泊施設もなく、キャンピングカーでも乗ってきて、 夕陽を観ながら一献かたむけるのも最高かなと、しばし妄想の世界に酔いしれました。
帰宅すると雨で、本日は終日休業になりました。

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治したぜ~!

2014年08月29日 | 晴耕雨読

 昨夜は管理機のリコイルスタータの故障をあれこれと調べ事をし、管理機製造メーカの取説やパーツリストには何の掲載もなく、001_2結局はネットで事例を調べながら、後は想像力と勘で修理に取掛りました。  

 ほとんどの小型エンジンはリコイルスタータ型式で、ひょんな思い付きから同じエンジンメーカのスタータ部を取外して、構造を調べました。残念ながら、同じメーカーでもエンジンの型式でスタータ部の構造は異なっていました。

 結局は、昨夜、ネットで調べたリコイルスタータのロープ交換が参考になり、持ち前の勘ピュータを駆使しながらパーツを組上げました。 004エンジン部にリコイルスタータを取付けて、程よいロープの張りを感じながら引くと、エンジンが始動し感無量でした。また一つ勉強になりました。

 午後はキュウリの鉢上げを行い、その後はほ場をぷらっと巡回して倉庫に戻り、周辺の草刈で本日の打ち止めになりました。

 明日はミニドックの検診を受け、島の反対側で開催される「ひらとり祭り」を観に行こうと思っています。島の最後の夏祭りです。

 画像は組上げたリコイルスターとキュウリの鉢上げの様子です。キュウリの鉢上げは、かの有名な「寝かせ植え」と言う手法の一つです。006
リコイルスタータは、中心部のナットが外れて、内部でパーツがバラバラの状態でした。部品の欠損がなくラッキーでした。


キュウリの定食準備

2014年08月28日 | 晴耕雨読

 雲一つない青天で、いつものように聴くアカショウビンの鳴き声がピタッとなくなったような朝でした。003 梅雨期を告げるように飛来して夏の終わりに去っていき、不思議な季節感を持った鳥です。

 今朝は気温が下がって一面は朝露、予定どおりに軽トラに耕運機を積込んでほ場に向かいました。農業は大小の農機の使分けが肝要で、今回は、秋カボチャの事前のトレーニングを兼ねて懸案事項にトライしました。

 先ずは、ソルゴーの間を耕運機による耕うん・整地を行いました。005整地は、後進による耕うんが有効で、仕上げに前進の耕うんを行います。植付け部の仕上げを終わると誘引や排水の場所も耕うんしました。

 その後は、倉庫に戻って管理機とマルチ資材をほ場に搬送し、早速、畝と排水溝作りに取掛りました。連日の好天でほ場の乾きは良く、予定作業はスムーズにいき、マルチ資材のセットで午前を終えました。

 午後は、管理機によるマルチの土寄せにトライし、006まだまだ工夫の余地を残しながらイメージに近い仕上がりになりました。秋カボチャや玉ねぎの労力の軽減になりそうです。

 最後の修正にと管理機のスタータを引くと手応えがなく、スタータ部のパネルを外すとパーツがバラバラになっていて、明日からの作業が予約されました。治せるかどうか解りませんが、ダメ元でメンテナンスをしようと思っています。

 画像は本日の奮闘の様子、カラッとした天候でしたが008陽射しは強く、適度な水分補給と麦わら帽子が必須のアイテムです。
また、倉庫のトンネルハウスでは、キュウリの苗の鉢上げが近々の作業になりました。


カボチャの栽培講習会

2014年08月27日 | 晴耕雨読

 薄曇りでモヤッとした蒸暑い一日でした。
本日は、島の南北2ヶ所で開催されるカボチャ栽培の講習会に参加しました。002
朝ドラを観終えると南部の会場を目指し、久しぶりに峠越えで、軽トラのヘアピンテストを兼ねながらのドライブになりました。

 会場はAコープの2階で開催され、聴講者は多く内容も充実したものでした。支庁農政担当者のプレゼンテーションには、小生が提供した画像がふんだんに活用されていて、思わずニンマリしました。JA側もひと工夫した優秀農家の栽培事例の紹介があって、なかなかやるなと思いました。支庁農政担当者には、栽培技術だけではなく、時代を先取りしたような先見の明を持って農政指導をして欲しいなと思いました。言葉で言うのは簡単ですが・・・。004

 帰路はいつもの定食屋でランチを摂り、午後をあれこれと思案しながら帰宅しました。
蒸し暑さでモチベーションは低く、取り敢えず、育苗中のキュウリを観、ぷらっとほ場を巡回しながら午後の行動を決めました。

 キュウリは70%が発芽し、表土が乾いているのでかん水をしました。その後は、フレコンで保管中の堆肥を軽トラに積込み、キュウリのほ場に散布しました。006 堆肥は、先日の台風で雨に濡れ、さらさら感はなく、久しぶりに1輪車で、畝までの搬送になりました。

 堆肥散布を終えて洗車を行い、倉庫に戻ると、時間もありましたので、化成肥料を積込んで再びキュウリのほ場に向かいました。粒状石灰、8-8-8化成、苦土重焼燐を散布して、本日の打ち止めになりました。

 画像は峠からの南部の一望、そしてキュウリの発芽、ラストはらしくなってきたソルゴーと元肥散布の様子です。
明日は、元肥のかく拌と仕上げの耕うんを行う予定です。