奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

リレー栽培の終了

2017年07月31日 | 晴耕雨読
 両日35℃超えの日が続いていて、実家のエアコンは28℃ぐらいをキープするのが限界で、夜温もなかなか30℃以下にならず、それでも何とか生きています。しかしながら食欲不振で痩せる様子もなく、8月のミニドック検診に一抹の不安を感じながらもなんくるないさ~と過ごしています。


 さてと、本日はオクラのラストの収穫、追肥が効いて絶頂期になってきましたが、朝イチの収穫の後は、刈払機でスパっと刈り倒しました。秋カボチャの後作にと取組みましたが、やはり重複してしまい、来季は植付け場所を一考してみようと思っています。オクラを倉庫に降ろしてひと息付くと、オクラのマルチやかん水ホースの回収で午前を終えました。猛暑のマルチ回収は、久しぶりに心臓がバクバクしました。

 午後は、最近ハマっているDVDの「ロクヨン」を観て過ごし、前編が終わると猛暑の中倉庫に向かい、トラクターに乗換えると、オクラの畝を潰して秋カボチャのほ場に一変させました。途中、支庁の建設担当者と倉庫で面談をしたり、この暑い中、土地の買収に奔走している様子に慰労の一念でした。

 耕うん作業は1時間半ほどで終わり、倉庫にトラクターを格納して猛暑の一日は終わりました。明日から8月、秋カボチャの準備で、石灰散布と仕上げの耕うん、その後は畝設計とソルゴーの播種・・・暑さとの戦いになりますが、何とか乗り切って行こうと思っています。それではまた(^_^)/~

耕うん作業の開始

2017年07月29日 | 晴耕雨読
 3個目の台風が発生して、この先の天候が読めなくなってきました、なるようにしかなりませんけどね。朝イチのオクラの収穫と出荷を終えるとトラクターによる耕うん作業に舵を切りました。先ずは秋カボチャの第1ほ場からスタート、土壌の乾燥は又とない好条件で、仕上げの周回の耕うんは、整地耕うんをしながら2時間ほどをかけて終りました。

 午後は春カボチャのほ場の耕うん、梅雨明けに粗耕しはしましたが、雑草が30cmぐらいに伸びてきて、このタイミングを逃すとハンマーナイフモアのお世話になりますので、先手の耕うん作業になりました。耕うんスピードを通常より1段階上げ、2時間若で30aの耕うんを終えました。

 明日も春カボチャのほ場の耕うん作業を予定していて、今月いっぱいでオクラの収穫終え、オクラを刈り倒した後はマルチを回収して、秋カボチャのほ場として耕うんに取掛ろうと思っています。オクラが終われば計画したリレー栽培は全て終わります。

 トラクターに揺られながら耕うん作業をしていると、秋と春カボチャの栽培面積を増やすかなと・・・農地はまだ余裕がありますからね。就農当初はカボチャの収量5トンが目標でしたが、いつの間にか、ビニールハウスの譲渡があったり、ハウス栽培やスナップエンドーに葉玉ねぎ、最近ではナスやミニキュウリに茎ブロッコリーと、どんどん脇道に走っているような気がします。

 明日も揺られながら考えてみようと思っています。それではまた明日(^_^)/~

「せごどん」効果に反論

2017年07月28日 | 晴耕雨読
 前季もそうですが、7月は取敢えず暑い・・・室温が35℃を超えると、実家のエアコンもオーバーフローでいっぱいいっぱいの状態になります。それでも28℃が涼しく感じます。

 TVでは来年の大河ドラマ「せごどん」の経済効果が300億円とか・・・ふと、あの世の西郷さんはどう思っているのかなと巡らしました。小生の子供の頃は教職員組合の全盛期の時代で、方言は悪、県出身の偉人の名前は知っていましたが功績は皆無で・・・たぶんに戦前の歴史の美化みたいで封印したのでしょうね。

 司馬遼太郎の歴史小説で、西郷さんや大久保さん・・・「さん」と言うのはいかにも軽輩な感がありますが、小生が歴史小説で知る限り、身分の低い貧しい武士の出なんですよね。今風に言えば、西郷さんは倒幕の後の権力闘争に疲れて郷里に逃避、幼馴染の大久保さんは、西郷さんの性格をよく知っていて、ただ、不平分子に担がれることを懸念していたようです。

 司馬氏によると、明治維新は武士が武士を滅ぼす前代未聞の革命とか、自分で自分の地位を滅ぼすなんてことは、世界にない革命なんだなと思います。西郷さんや大久保さんは、久光公を征夷大将軍にするとでも大嘘をついたのでしょうね。久光公は憤慨して花火を打上げたとか・・・そんな逸話もあります。

 西郷さんの最期は、自らが滅ぼした不平不満の武士に担がれて終えたような・・・要は、観光で担がれる事は望んではいないのではと、西郷ファンの一人として思うところです。出来得れば静かに眠らせ、経済効果とは別に偉人を偲ぶのも良いかなと・・・。

 明日は秋カボチャの耕うん作業でもと・・・それではまた(^_^)/~

身内ファーストか!

2017年07月27日 | 晴耕雨読
 気持ちが暑さに負けてくると、怠惰な気持ちが増幅してブログも面倒くさく、ましてや刺すような陽射しの午後の出畑はできれば避けたいなと・・・いかんいかんと思いながらも人間ですからね。それでも、今日はちょっこし頑張りました。
  

 オクラは普通に出回って過剰ぎみになり・・・おそらく菜園でも獲れるようになったのでしょう、売行きが悪くなりました。沖縄では出荷調整で切り戻しに取掛ったようで、マイ・オクラも今週いっぱいで店仕舞いかなと思案しています。
直売所にオクラを届けてひと息付くと、誘引棒作成に取掛りました。

 昨日の午後に、カボチャの誘引棒になりそうなススキを探索してほ場の近くに見つけて、1m近いノコギリガマでカットして倉庫の近くに運びました。まっすぐで3m近いススキ、しかも道路沿いにと言うのはなかなかなくて、今年は意外に身近にありました。木陰で押切でチマチマとカットし、サンテナ1箱分を作成して午前を終えました。

 午後は月末の支払いで役場や郵便局を訪ね、ダメ元で役場の課長さんに苦言を呈しました。トラクターの委託作業の支払い通知に「ゆうちょ以外の金融機関で」と、「小生の地域に金融機関はゆうちょしかありませんが」と訴えると、御もっともな言い分ですと。こんな文書を平然と出す役場に、ため息がでました。K銀がらみの噺でしょうが、地域にあった行政でしょう。都民ファーストが一世を風靡していますが、シマは相変わらず身内ファーストなのかなと・・・。

 今日は一段と暑い一日で、4時頃から、誘引棒作成にススキの採取に取掛りました。台風5号と9号が引合うように接近の動向で、天候を考慮すると耕うん作業に切替えるかなと、あれこれと思案しています。
何とかなるでしょう、また明日(^_^)/~

時雨れて候・・・かな。

2017年07月25日 | 晴耕雨読
 小生に農作業をさせまいと、猛烈に時雨れるんですね、暇が苦手な性分ですから何だかんだと言って作業をしてしまいます。今朝は久しぶりに気温が下がって二度寝となり、遅めの出畑になりました。

 オクラの収穫時にチラホラとハスモンヨトウを観るようになり、放置すると一気に増えますので、オクラの収穫と出荷を終えると、この機にと防除を行いました。オクラは、人気の野菜で朝夕のマイ食にもなっていますので、来月初旬までは引っぱりたいなと思っています。

 午後は時雨の予報、市街に食糧の買出しに行ったついでに理容店まで足を延ばし、二ヶ月ぶりに小田和正カットをしてもらいました。帰路は市街を過ぎてトンネルを抜けるとバケツをひっくり返したような降り様、車から出るに出られず倉庫に向かい、倉庫の戸締りをして帰宅しました。

 観念してDVDの映画を観ていると、まるで時雨がなかったような陽光になり、なかなか思うようにいかない天候に、オフシーズンで良かったなとひと息付きました。
明日も晴れたら儲けものみたいな天気でしょう、それではまた(^_^)/~