奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

衆議院総選挙

2021年10月31日 | 晴耕雨読
 前回の衆院選は希望の党なるものが一世を風靡したが、今回は静かな選挙戦の様相になった。それにしても小春日和で、選挙の後も、こんな日が続けばと、そんな思いで朝イチの投票に出掛けた。投票の後は、朝露にたっぷりと濡れたほ場を巡回し、ズッキーニとキュウリにかん水をしながら、各々の野菜を観察した。キュウリは10cmぐらいの着果が至る所に、うどんこ病もポツポツと散見された。

  

 ビニルハウスに移動をすると、換気の解放と苗の散水、昨日、インゲンの播種を終え、トマトの二次育苗にも取り掛った。ハウス作業は、スティックセニョールやトマトの苗が出来るまで、インゲンと苗の管理作業だけになる。倉庫に戻り、せん定バサミやノコギリを積込むと実家周りの清掃で午前を終えた。

 午後は、ビニールハウスがひと段落したこともあって、明日への充電時間にした。今週はレタスの植付け準備とキュウリの収穫をインプットしている。キュウリやズッキーニ、スナップエンドウの防除も必須だろう。だればまた(@^^)/~~~

ミニハウス

2021年10月28日 | 晴耕雨読
 好天に恵まれて、作業は想定通りに進ちょくをしている。朝イチのオクラの収穫を終えると、畝立てとマルチ用の資材を満載してビニールハウスに向かった。間口3m、通常のハウスの半分の間口だが、雨の多い島の冬には重宝をしている。

 就農当時、行政からほとんど支援のない小生を見かねて元役場職員のMさんが2棟を譲ってくれた。夏場にMさんの畑で解体をして移送し、ひと月で2棟のハウスを一人で組立てた。思いのほか構造が単純で、ど素人の小生でもらしく組立てができ、サイドの防虫ネットや巻上げはインターネットを駆使して部品を購入し、改良を重ねてらしく仕上げた。

 その年は2棟でパッションを作り、思いのほか出来も良く、さらに3棟目のハウスも譲り受けた。オフシーズンの夏場に3棟目を組立てて、意気揚々としていたところに大型台風に遭遇し、3棟目は日の目を見ることもなく崩壊して廃材と化した。3棟の内、残ったのは1棟で、崩壊した2棟の部材をかき集めて2棟目を再建した。それ以来、台風の怖さと言うのが身に染みて、今日に至っている。

 パッション専用のミニハウスで50mの奥行だが、風害や設置の作業性を考慮して半分にした。さらには、誘引用の支柱を撤去して、吊り上げ方式の誘引に改良をしてふた畝にした。撤去した誘引用の支柱は、スナップエンドウの誘引支柱で重宝されている。



 ハウスの中は真夏のような暑さで、管理機による畝立てから始まり、かん水ホースの敷設とマルチ張りで本日の想定を終えた。明日は、畝間に防草シートを敷き、時間があればインゲンのネット張りをと思っている。トマトの2次育苗も間近で、いつもの朝令朝改になるかも知れない。ハウスには、インゲンから始まって、トマト、スティックセニョール、ミニキュウリと続く予定だ。だればまた(@^^)/~~~

ハウスの施肥と耕うん

2021年10月27日 | 晴耕雨読
 今朝の気温18℃、日中は25℃まで上がり、作業には快適だが寒暖差は思いのほか体力を消耗して、ランチタイムには睡魔に襲われてしまう。曇り空の中、奮闘の一日になった。

 朝イチは昨日に追肥をしたキュウリのかん水、ついでにズッキーニもかん水をしながら一日を巡らす。オクラは隔日の収穫になり、かん水を終えるとハウスに移動した。ハウス内は生乾きで、取り敢えず、耕運機による粗耕しをして午後の乾燥に賭けた。ランチタイムにはまだ早く、倉庫に戻ると仮払機を積込み、懸案のオクラの畝間の草刈で午前を終えた。

 午後は肥料を積込みハウスへ、土壌は程良く乾燥をしていて、施肥を行うと仕上げの耕うんに取り掛った。畝立てまで行うには中途半端な時刻で、明日への残務にして本日の店仕舞いになった。帰宅して予報を見ると晴れマーク一色、明日は畝立てからマルチ、畝間の防草シートの敷設まで・・・そんな事をインプットした。前季の進ちょく状況を見ると、ほとんどが一緒だ。

 漂着した軽石は、漁業や観光業に想像以上の火山災害に発展しそうだ。能天気な島のローカル紙も、やっと目覚めたように記事にしてきた。漂着軽石のネット販売も話題になり、何でもお金になる世の中に呆れてもいる。

 昨夜は、竹内まりあのライブビデオを再度見て、「人生の扉」も中々の曲だ。彼女は早生まれで全くの同年代、いい年の取り方をしているなと・・・だればまた(@^^)/~~~

ラストの現地研修

2021年10月26日 | 晴耕雨読
 昨日から一転しての好天、朝イチのオクラの収穫を終えると、ビニールハウスに移動して、換気の解放を行い倉庫に戻った。倉庫に着く頃には一日の段取りはインプットされて、オクラの袋詰めを終わると、再びほ場に向かい、キュウリの追肥とスナップエンドウの害虫対策を行った。

  

 時刻は10時、オクラを直売所に届けると、スティックセニョールの再度の播種を行い、午前の店仕舞いになった。キュウリもズッキーニもスナップも生育は順調で、秋作の第一弾は先ず先ずの滑り出しだ。早めの昼食を終えると、島の北部で開催されるカボチャ栽培の現地検討会に向かった。

  

 島は北部から、笠利、龍郷、名瀬、住用、宇検、大和、瀬戸内の地域に分類され、今回の龍郷地区の研修で、島のカボチャ栽培の全ての地域を巡った。残念ながら、最後の研修地域が一番お粗末のような印象を受けた。この地域は、過去に島内で行われた研修に参加しなかったのではと推測している。

   

 4時過ぎに現地解散になると、夕陽を追いかけながら帰路に就き、途中、スーパーに立寄り夕飯の買い物をし、倉庫とハウスの戸締りに直行して長い一日が終わった。島に来て12年、島のカボチャ栽培の全容を垣間見、廃れて行く島の農業を考える一日になった。・・・だればまた(@^^)/~~~

島の秋

2021年10月25日 | 晴耕雨読
 今朝も予期したようにシトシトと・・・出畑への気負いもなく終盤になった朝ドラを見ながら、昨夜の鍋にうどんと玉子を入れて朝食を摂った。身体は温まり、朝食のうどんは老体に優しい。することもなく、台所とトイレの掃除を終えると録画した竹内まりあのライブを見て過ごした。

 年中、常緑樹に覆われている島には秋の風情が希薄だ。もちろん、ミーニシ(北風)や渡り鳥の飛来に島の秋はあるのかも知れないが、詩人になれそうな雰囲気は皆無だ。そんな時、ラジオから流れる「誰もいない海」や「駅」に、本州に居た頃の秋を思い出す。物思いに耽るには、島の秋は短すぎる。

 午後は晴れ間が出てきて、ほ場の巡回に出掛けて明日からの作業をイメージした。午前にキュウリの追肥とスティックセニョールの再度の播種、午後はカボチャ栽培の現地研修会に参加の予定だ。天候は回復の予報で、今週はハウスの耕うんと植付け準備もインプットしている。しばらくは、竹内まりあの「駅」にハマりそうな・・・だればまた(@^^)/~~~