奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

明日からは7月!

2016年06月30日 | 晴耕雨読
 熱中症指数は「危険」、車の窓を全開にして走っても全く涼を感じません、暑いです。
それでも、昨日のトラブルストーリを解決しなければ北帰行もできず、出畑しました。

 祈る気持ちで耕運機のクランクを回すとエンジンがかかり、止まってくれるなと祈りながら軽トラに積込み倉庫に移送しました。軽トラから降ろすと、先ずは燃料フィルターを取外し、タンクのすべての軽油を抜き取りました。まだ水分が残っていたり、タンクの底は汚れが沈殿し、再度軽油を給油して給油ポンプで汚れを汲み上げました。

 燃料の抜き取りがひと段落すると、今度は冷却水の抜き取り、ドレインバルブを開き、抜き取った後も給水口から水を流込み内部の洗浄を行いました。
想定の作業を終え、燃料や冷却水を満タンにしてクランクを回すとエンジンは一発でかかり、格納して午前を終えました。

 午後はジタバタするのを止めて、テナガエビ獲りでもと出かけましたが、どこもかしこも漁師に遭遇し、今期は梅雨明けが早かった分、エビ獲りも早々の打ち止めになりそうです。
帰宅すると、土産の焼酎を購入に出掛けて本日も終わりました。

 明日は土産や衣類を発送し、秋カボチャのほ場周囲の草刈りでもと・・・暑さ次第の判断になりそうです。
元気があれば夕方はビールを片手に釣りでもしたいですね。
それではまた!

トラブルストーリは突然に!

2016年06月29日 | 晴耕雨読
 本日からギラギラとする猛烈な陽射しが戻ってきて、3リッタの水を摂りながら、オフシーズン前に足掻きの一日で過ごしました。
朝イチは、北帰行前に冬瓜をほぼ獲り尽くし、大汗をかきながら倉庫に戻るとラストミッションで耕運機に燃料を給油し、いざ出畑・・・エンジンをかけて積込むと、何の問題もなく軽トラで移送しました。

 ハウスに着いて気合十分で耕うんモード、途中でエンジンが燃料切れのような状態で止まり、再始動で復活しましたが、いよいようんともすんとも言わなくなりました。耕運機なんて、エンジンが止まればただの鉄の塊で、通りがかった畜産農家のSさんにお願いして、何とかハウスの外に搬出しました。Sさんは新品の農機を買ったことがなく、中古品をかき集めて一台の農機を組上げているらしく、農機整備でも飯が食べていけそうな持ち主でした。

 オフシーズン前のトラブルは一番危惧していたことで、取り敢えずほ場に放置もできず、元エンジニアの山勘で燃料系統から攻めてみることにしました。燃料フィルターを取外してみると、中は水や赤さびで汚れ、洗浄して再び取付けると・・・なんと、エンジンがかかってしまい、思わずガッツポーズをしてしまいました。
気温は33℃、このまま午前の続きでハウスの耕うんと思いましたが、急がば回れの自制が働き、燃料フィルターの購入に島の北部に出掛けました。

 1時間半を費やして630円の燃料フィルターを購入し、帰畑してフィルター交換、エンジンはこれまでにない噴き上がりで、エンジンアクセルを調整していざ耕うん、山勘が自信に変わった瞬間でした。
ハウスの後部まで行って折り返すと、あれれ・・・再びエンジンが止まってしまい自信は失望に。

 新品に変えたはずの燃料フィルターが妙に汚れていて、燃料タンクの軽油の抜き取りが必要かなと思い、ハウスの中で燃料フィルターを取外して再び取付け、何とかエンジンがかかったので、取り敢えずハウスの外へと祈る思いで移動しました。
明日は倉庫に移送し、燃料タンクの燃料を全て抜き、冷却水も入れ替え、耕うんは北帰行から帰島してからと思っています。

 小田和正の「ラブストーリは突然に」をカラオケで挑戦したいと毎日のように聴いていたら、「トラブルストーリが突然に」なり、簡単にはオフシーズンにはしてくれませんね。
明日は終日、トラブルストーリに挑戦っす・・・また、明日!

ジンジャーとゴールデンシャワー

2016年06月28日 | 晴耕雨読
 鹿児島本土では大雨が降り、その前線に向かって暖湿感たっぷりの南風が流れ込み、終日不安定な天候に加えて、不快指数100%の蒸し暑さでした。
時折パラパラと降る雨に屋外作業はできず、2軒の直売所に冬瓜を届けると、兵庫の姉に中元でテナガエビとモズクを送り、二人の地主に農地代を支払いで午前を終えました。

 午後は2時間ほどテナガエビ獲りで過ごし、漁果が今ひとつでしたので場所を変えて地元の河川に入りました。昨年農道を舗装したせいか、見慣れない地元以外の漁師が増え、テナガエビが例年になく少なくなりました。
地元の川はかなり奥まで入りますので、ヒンヤリとして天然エアコンは抜群で、琉球アユが元気に泳いでいました。
  

 帰倉して着替えると墓参用にキョウチクトウの花を切り、ついでに秋カボチャのほ場に周るとジンジャーがポツポツと咲き、これも切り花にゲットし、さらに足を延ばして国道沿いに咲くゴールデンシャワーなる花をデジカメに収めました。亜熱帯地方に咲き、タイの国花で実は便秘に効くそうです。中途半端な桜よりゴールデンシャワーやジンジャーの方が観光になるかなと思いました。なんと言っても開花期間が長いですからね。
  

 北帰行前に2か所の墓参と小事が片付き、いよいよハウスの耕うんぐらいが残務になり、テナガエビ獲りに代わり釣りにでも興じようかと思案しています。
シーズン イン サン、夏はTUBEの音楽が合いますね。
それではまた明日!

終日、曇り!

2016年06月27日 | 晴耕雨読
 終日日照はなく、時折パラパラと降って梅雨の再来を思わせるような蒸し蒸しとした一日でした。
特に急ぎの用事もなく、朝イチは北帰行の準備で、メールで送られてきた格安航空のチケット情報をコピーしながら、ワードでひとまとめにして印刷しました。格安航空は徹底した個人責任の世界で、高齢者には無理な世界だなと思いました。

 チケットや格安航空会社のサービス情報を印刷したところで、期日前投票で役場に出かけ、帰途は農協に立寄り、春作の資材代を支払い、ついでに車の任意保険の更新を行いました。
その後は北帰行に備えてクリーニング店やイオンに出かけ、いつも行くスーパーとは違うイオンの品ぞろえに、まとめ買いはイオンだなと思いました。惣菜も豊富で、やっと本州並みの品ぞろえを観たような気がしました。

 午後イチは月末の支払いで出かけ、終わるとズッキーニの片づけや冬瓜で使用したシートの回収を行い、それでもまだ時間がありましたので、先日収穫した冬瓜の拭き取りで本日の打ち止めになりました。

 明日から天候は回復して猛暑の再来、ほ場の乾燥を待ちながら小さな残務をボチボチでと思っています。
だればまたあしゃ!

ハウスの台風対策

2016年06月26日 | 晴耕雨読
 ウィンドウズ10は画像の読込が7とは違い、慣れるまでしばらくかかりそうで、今さら本を買って勉強をする気にもなりませんね。

 昨夕からの雨は未明まで適度に降って、梅雨明け以来猛暑で乾いた大地が久しぶりにクールダウンしたのでしょう、日照もなく過ごしやすい一日でした。
キュウリやオクラの毎日の収穫もなくなり、前季の農作業日誌を見ながら、北帰行から秋作までの主なスケジュールを拾い集めました。

 栽培作物の取捨選択がまとまらず、取り敢えず倉庫に出向き、近郊の直売所に冬瓜を届けると、ビニールハウスに直行して台風対策に取り掛かりました。ビニールハウスは横風に弱く、台風で2棟失った経験から2m置きに両側をハウスバンドで固定しています。特に長時間吹き荒れる台風は要注意、ハウス全体を風でじわじわと揺らしながら支柱が抜けやすくなってしまいます。
  

 午後は久しぶりの骨休みと思いながら、陽射しもなく涼しくて作業にはまたとない機会に、午前の続きでハウス周辺の台風対策で過ごしました。梅雨明けから熱中症寸前の環境できましたのもったいなくて・・・火曜あたりからは猛暑に戻りますからね。
もちろん日課となったテナガエビ獲りをして、早めの帰宅になりました。
帰宅すると、秋作に新規栽培を一品調べ、苗作りから収穫までのイメージを固めました、こうご期待!

 明日も雨の予報、期日前投票やJAでも出かけるかなと思っています。
それではまた明日!