奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

気持ちはバリバリ

2014年03月31日 | 晴耕雨読

 年金関係の書類の通知に忍び寄る還暦を感じるこの頃です。自分自身では、還暦のかの字の認識もありませんが、そうなのかなぁ~と改めて考えています。

 本日も気持ちはバリバリのハテンチュ(畑人)、冬瓜の手かん水から始めてカボチャのほ場に。パッションと育苗ハウスの換気を終わるとカボチャの受粉に取掛り、本日もまた開花が多く2時間の作業になりました。

 終えるとシート敷きを行い、数十枚のシートの消費に今ひとつ気持ちは乗らず、引きずりながら午後の防除作業に取掛りました。
作業は昨日の続きで8畝の防除、ジェットノズルの先にカボチャの着果はなく、空しく200リットルの農薬散布を終えました。004

 防除を終えるとパッションの受粉に取掛り、カボチャとは対照的にたわわに実り、自然の気まぐれを痛々しいほど感じました。
作業を終えて防除資材を格納し、菜園に立寄りトマトの誘引と脇芽取りで本日の内止めになりました。

 画像は先週定植したトマト、草勢の強さがじわじわと出現しています。


4回目の防除

2014年03月30日 | 晴耕雨読

 夜半に強雨と雷があって、豪雨災害の悪夢が脳裏を掠め、浅い眠りの中で朝を向かえました。雨は夜明けと共に小康状態になり、強い西風の吹く中、ほ場の巡回からスタートしました。

 菜園、カボチャ、冬瓜、ビニールハウス、特に異状はなく、久しぶりの春の嵐に「備えあれば憂いなし」を実感しました。
カボチャの受粉に取掛ると陽射しは一段と強くなり、受粉作業を中断して、冬瓜のTハウスやパッションハウス、育苗ハウスの換気に奔走しました。雨上がりの陽射しは、ビニールハウスの温度を一気に上昇させますので、これからは油断の出来ない季節になります。

 午後は定番のパッションの受粉作業、終えると強い西風の吹く中で、4回目の防除に取掛りました。疫病とうどん粉病対策にジマンダイセン水和剤とモレスタン水和剤を混和し、併せて液肥を散布しました。「案ずるより産むが易し」、少々の強風の中でも、あの手この手でそれなりの農薬散布を終えました。

 防除資材を格納し、今宵のつまみの調達に菜園に立寄り、スナップエンドウを収穫し、塩茹での後にマヨネーズと少々の醤油と七味で頂きました。人気の秘密は、甘さとサクサク感なんだろうな~と思いながら焼酎の杯がすすみました。ここ両日中には、収穫が完了です。

 カボチャの受粉作業は4月の第1週までひっぱり、後はシート敷きとTハウス資材の撤収に取掛ろうと思っています。防除しながら、葉陰で肥大したカボチャを垣間見、そろそろ、ネズミ対策だなと思いを巡らしました。


島人の遺伝的体質

2014年03月29日 | 晴耕雨読

 生暖かい南風の吹く一日、ポツポツと降る曇天の中でカボチャの受粉を終わらせ、防除には踏み切れず忙しく終日を過ごしました。002

 冬瓜の隔日の散水、直売店のモニターと出荷、パッションの受粉と誘引、自らが描いたシナリオとは言え、面白くも有り、忙しくも有りリタイヤの後の不思議な感慨です。

 今朝のローカル新聞の社説は、少しアイロニーが効いていて、興味深い内容でしたね。島人の遺伝的体質で、地道な努力より花火のあの瞬間を好む傾向にあるようです。箱物を作っても、その中身を充実させるような地道な努力には全く関心がないのも、その傾向の一つかも知れませんね。004 21世紀枠で甲子園に出場した島の高校を引用しての話でしたが・・・。

 画像は、雌花が満開の今朝のカボチャ畑と冬瓜の散水の様子、冬瓜栽培にはある思いがあって、カボチャ栽培を始めた当初、カボチャの失敗を補てんするために始めたのがきっかけでした。何故か上手く栽培できて、困った時の願掛けみたいなものです。
4月には、冬瓜の隣りにズッキーニが並ぶことになると思います。

 


ズッキニーの発芽

2014年03月28日 | 晴耕雨読

 本日もカボチャ日和で、朝からの猛烈な陽射しの中、トマトの散水を行い、冬瓜畑に移動してTハウスを換気で開け、いつもと違うバージョンになりました。
その後はパッションや育苗ハウスを換気で開け、いつものカボチャの受粉に取掛りました。

 2時間の受粉作業で一息付き、JAより注文した農薬の連絡があって受取りに行きました。その後は再びほ場に戻り、カボチャの脇芽取りに終始しました。003

 午後は東風が強くなり、防除の予定を変更して、パッションの受粉と誘引に終始しました。途中、支庁のF君が来畑して、多分に年度末の報告作成が目的かなと推察しながら、1時間ぐらい対応しました。今季は、F君のお勧めのスナップエンドウがヒット商品になり、来季への楽しみの一つになりました。

 F君の後にはカボチャ農家のMさんが来畑し、強風でTハウスが飛ばされたりカボチャがツルボケぎみとのことでした。帰路は菜園に立寄り、トマトの様子を観察して帰宅しました。

 画像は播種から4日目で発芽したズッキーニ、様相はカボチャそのものです。イエローとグリーンの2種を播種しました。


冬瓜の定植

2014年03月27日 | 晴耕雨読

 本日も前日に続いてのカボチャ日和、いつもより早めの出畑で多めの受粉作業に取掛りました。作業はフルコースの2時間、ひたすら雄花を片手に全畝を回り、4、500個は花粉付けをしたと思います。作業を終えると、隔日のかん水をしながらJAに注文した農薬の確認、近郊に在庫がないとのことで防除は明日以降になりました。

 菜園に移動してスナップエンドウと実エンドウの収穫、収量は多いものの、気温の上昇とともにいくらか精彩がなく、3月いっぱいが限界かなと思いました。早々に倉庫で袋詰めをして、2ヶ所の直売店に届けました。

 午後は防除を諦め、冬瓜の定植に舵を切り、カボチャ栽培で培った技と器材を駆使して、30株を植付けました。003途中、地主のおば~が来畑し、いろんな農作業グッズに感心していました。昨日のトマトに続いて冬瓜の定植も終え一息つきました。
今季の物語はまだまだ進行中で、この後にメロンとズッキニーの定植を控えています、こうご期待!

 画像は冬瓜の定植の様子、低温続きで育苗に40日かかりました。株間は1m、4本仕立てで冬瓜物語が始まります。