奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

カボチャのJA出荷

2014年04月30日 | 晴耕雨読

 早々に目覚めたものの曇り空で気温は低く、ボチボチと出畑しました。
先ずは、菜園に立寄りトマトとメロンのかん水、トマトは残肥が強く、芯止まり状態になり、予期せぬ出来事に頭を悩ましています。

 菜園からパッションハウスに移動して、換気でハウスの両サイドと天井部を開放し、その後は、冬瓜畑に移動して冬瓜とズッキーニのかん水を行いました。
このパターンは、本日の作業見積もりを立てる思考過程で、一通りの作業が終わる頃には、1日の段取りがイメージされています。

 倉庫に戻り、直売店と惣菜店に出荷するカボチャを準備し、先ずは直売店に出荷し、その後は、追肥で菜園から冬瓜畑を回りました。メロンには液肥、ズッキーニと冬瓜にはNK2号、ソルゴーには高度化成肥料を散布しました。また、メロンの脇芽取りも行いました。
再び倉庫に戻ると、惣菜店にカボチャを届けて午前の打ち止めになりました。

 午後イチは、残り少なくなったパッションの受粉を行い、終わるとカボチャの一斉かん水と並行して、新聞紙によるカボチャの日焼け対策を行いました。4畝の日焼け対策を終えると、カボチャのJA出荷の時間になり倉庫でスタンバイしました。

 程よくJAの職員が到着し、少な目の第1回の出荷は無事終了しました。


農業の妙

2014年04月29日 | 晴耕雨読

 昨日から一転しての爽やかな天候、猛烈な陽射しを警戒して、起床と同時にパッションハウスのオープンに向かいました。003

 帰宅して朝食を摂り、朝ドラを観て、先ずは菜園に立寄り、風で倒伏したトマトをテプナーで括り、ついでにメロンもテプナーで誘引しました。ウリハムシの食害でひん死のメロンが早々に開花していて、ちょっと感動しました。

 菜園から冬瓜畑に向かい、Tハウスの外に冬瓜を誘引し、隣りのズッキーニがポツポツと開花を始め、カボチャの収穫で目を離すスキに各々が小生に自己主張しているかのように成長しています。久しぶりに観たズッキーニの開花にちょっと感動しました。005

 後は、昨日の続きでパッションに洗濯ピンチを取付け、終わると直売店にカボチャを出荷して午前を終えました。

 午後イチは定例のパッションの受粉に取掛り、終わるとカボチャの日焼け対策を行いました。 2ヶ月間に及ぶパッションの受粉は明日で終了し、後は完熟を待つだけになりました。

  明日はカボチャの日焼け対策を中心に、冬瓜やズッキーニ、メロンの追肥を行い、007_2  午後は1回目のカボチャのJA出荷を予定しています。

 画像は本日の出来事、栽培の終盤があれば始まりがあり、永遠と繰返される農業の妙みたいで、至福のひと時です。


洗濯ピンチの取付け

2014年04月28日 | 晴耕雨読

 終日雨で、収穫で疲れた老体の骨休みになりました。
早朝からの雨音に、ホッとしながらボチボチと起き、コーヒを飲みながら新聞に目を通し、予報をモニターすると、遅めの朝食を摂りました。

 本日は屋外作業を断念し、小雨の中、倉庫に立寄り、洗濯ピンチを積込みパッションハウスに向かいました。
来月から始まるパッションの収穫に供え、洗濯ピンチを活用して果実のヘタを挟みました。パッションもマンゴーも完熟のサインは落果で、マンゴーはネットの袋に入れて吊り上げ、パッションは、ネットの展張や果実のヘタの切れ目を洗濯ピンチで挟むことにより落果による裂果を防ぎます。

 40株に必要な洗濯ピンチは概ね1600個、1200個取付けたところで在庫がなくなり、ホームセンターやスーパに購入に出掛けました。何故か、この時期になると、ホームセンターやスーパから洗濯ピンチが消え、おそらく、パッション農家が大量に購入しているのではと思っています。価格も30個入り100円と50個入り200円などさまざまで、この二つはあっという間に姿を消します。本日は何とか400個ゲットし、小生が購入したことで洗濯ピンチの棚は空になりました。

 午後は、パッションの受粉と洗濯ピンチの取付けを続行し、200個の取付けを残し、早めの打ち止めになりました。
先苦後楽、農業の要諦かも知れませんね。


出荷準備

2014年04月27日 | 晴耕雨読

 1回目のカボチャの出荷準備が終わり、ホッと一息つきました。思い描いていた収量とは程遠く、また一つ課題をもらったような感慨です。

 終日、東風の強い曇天で、菜園は横目に通過し、冬瓜とズッキーニ、パッションのかん水をして、昨日の続きでカボチャの箱詰めに取掛りました。見積りのとおり500キロ(50箱)で、前季の1/4の出だしとなり、こんなこともあるか~と観念しました。

 出荷準備を終えると、規格外のカボチャを直売店に届け、本日の作業は打ち止めになりました。次の出荷準備は、来月の15日以降になり、その間には、パッションの収穫に備えてのピンチの取付けや冬瓜の誘引、自らが描いたシナリオに奔走しそうです。

 強い東風の影響を観ると、トマトには防風ネット対策が必須で、次回のカボチャの収穫までには取組みたいと思っています。
時間があると、パッションやズッキーニの販売をいろいろと考え、販売グッズの準備など調べています。
日韓や日中関係ではありませんが、未来志向で考えないと農業も先が進めないと思うこの頃です。よほど、自分自身が能天気にできていて、そう言う自分にもホッとしています。先のNHKの特番風に考えてみると、ある種の逆境力かも知れませんね。


1回目の収穫と箱詰め

2014年04月26日 | 晴耕雨読

 昨日のカボチャの収穫作業で、老体は一気に筋肉痛になり、老体に鞭打つを体感しながら出畑しました。

 本日はオールかん水の日、トマト、メロン、冬瓜、ズッキニー、パッションとほ場を巡り、カボチャは収穫作業と並行しながらかん水を終えました。

 本日も昨日の続きで1回目のカボチャの収穫、年明けに定植したほ場で一番着果率が悪く、サンテナ6箱程度でした。昨日と合せて30箱程度の収量となり、予想をはるかに下回りました。

 午後イチはパッションの受粉から始まり、途中、帰省中の同窓のK君が来畑し、たわわに実ったパッションを初めて観た様子で、感動の連呼でした。資金力も農地も保有するK君ですので、パッション栽培を構想した様子に、技術支援は惜しまない旨を伝えて散開しました。004_2

 風乾を終えたカボチャを倉庫に搬送し、前季の勘を取り戻すために、カボチャの箱詰めを行いました。一年に一回の作業になると、細かい手順は忘れていて、5、6箱詰込んだ頃に、何とか前季の勘が戻りました。

 明日は衆議院の補欠選挙、インパクトのない候補者に、カボチャの箱詰めをしながらあれこれと投票を思案しようと思っています。
明日は終日、カボチャの箱詰めの一日になりそうです。