奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

北海道の農業 Per2

2013年07月31日 | 徒然

 風薬を服用しているせいか、ぼぉ~としながら倉庫周辺の石垣積みを完成しました。時折、くらっとしましたが、体温コントロールが狂い、暑さに鈍感になったのでしょう。 074

 本日の活動と言っても一行で足りますので、今しばらく北海道の雑感におつき合い下さい。

 就農して3年目、まだまだ駆け出しですが、すっかり農業の視点で今回の北海道を観ました。小生が見落としていたのかも知れませんが、北海道の農業が多品目栽培に様変わりしたような印象を持ちました。
 もちろん、広大な農地ですので、7割程度は大豆やビート、ジャガイモ、飼料用トウモロコシが占め、残りは、大根、玉ねぎ、カボチャ、レタス、ブロッコリー、そして、083畑の片隅にはビニールハウスがあり、ほとんどがトマト栽培でした。 5月から10月までの短い栽培期間を有効に使っているなと感心しました。北海道の大農家でさえもこの状況ですから、島の農業も再考の必要があるのではと素人なりに考えました。

 画像は北海道の道の駅で景観NO1の「ニセコ・ビュープラザ」、この日は生憎の曇り空でしたが、間近に観る羊蹄山(蝦夷富士)の眺めが絶景だろうなと想像しました。そして、もう一つは、道の駅人気NO1の「マオイの丘」、小生の家からも近く農産物の多さが群を抜いていました。085_2また、隣りの展望台から観る360度のパノラマが絶景でした。

 ラストは孫とのツーショット、すっかり「じっちゃん」にされてしまいました。

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北海道の道の駅あれこれ

2013年07月30日 | 徒然

 今日は体調が悪く、夏風邪でもひいたのでしょうか喉が痛く、046_2熱ぽっいようなぼやっとした一日を過ごしました。それでもイノシシ対策に電柵の見積もりを立てたり、相変わらずの貧乏性は抜けないようです。

 しばらく北海道編が続きそうですが、今日は道の駅を紹介しようと思います。北海道では、道の駅の本が出るくらい観光のスポットになっています。

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 地域の景勝や名称、特産にちなんだ個性的な道の駅が多く、ドライブのちょっとした憩の場になっています。もちろん、中には、コンセプトのはっきりしない箱もののような道の駅もありました。058

 道の駅の近郊は、何と言っても景観が際立ち、田園や畑の作物でさえも景観の一部として溶け込んでいました。画像は、大豆畑です。

 海から観る奄美の景観は、北海道にも負けませんが、陸路はその景観の侘しさをちょっと憂いています。


夏の北海道 Per2

2013年07月29日 | 徒然

 連日の酷暑と干ばつで畑作業はまったくできなくなり、倉庫周辺の整備で石垣積みに大汗をかいています。061

 またまた、北海道の話ですが、滞在は、家事から小旅行、友人との旧交まであっと言う間に過ぎました。孫に「じっちゃん」と呼ばれ、誰のことやらと他人事に聞いていましたが、ふとわが身であることに気付きました。

 家事は庭の手入れから周辺の除草、ガレージのペンキ塗りまでして、仕上げはトマトの苗を定植しました。それでも時間があったので、娘夫婦の家の庭の手入れや周辺の除草まで行いました。畑作業に比べれば、朝飯前の軽作業でした。029

 小旅行は、支笏洞爺国立公園や羊蹄山を一周する形で一泊二日の旅程でした。もちろん、ドライブコースは絶景で、7カ所の道の駅で休息を取りながらのんびりと周りました。ホテルでは湖畔の花火を観、久々の温泉は格別のものでした。

 画像は、羊蹄山裾のジャガイモ畑で、ジャガイモの花が満開でした。もう一つは、休息した道の駅の直売店で、低価格で新鮮な野菜がいっぱい並んでいました。立寄るお客さんが大袋を抱えて買い込んでいる様子が印象的でした。


北海道の農業

2013年07月28日 | 徒然

 奄美はひと月くらい降雨がなく、帰島早々にトラクターによる耕うん作業を行いましたが、埃まみれになり惨憺たるものでした。予報では8月中旬ごろまで降雨がなく、春カボチャの緑肥(ソルゴー)の播種が遅れてしまいますね。019北海道に出掛ける前の宿題(土壌検査、ソルゴーやロータリーの爪の受注、新規就農者の検討会など)は、粗方片付きましたが、干ばつぎみの畑は想定外でした。

 話は変わって北海道の話になりますが、小生の居宅の近郊は結構な農業地帯で、大規模な農家が大技小技で、多品種を栽培し、もちろんカボチャ栽培も観ることができました。また、近郊には、道の駅が三ヶ所あって、各々の直売所も観ました。100

 画像は近郊のカボチャ畑、畝の長さが500mくらいで、ちょうどソフトボール大の果実が着いていました。9月頃が収穫かなと思います。

 もう一カ所は3ヘクタールのカボチャ畑、カボチャは手間がかかるせいか、3~5ヘクタールぐらいが限界のようです。北海道の農家の一戸当たりの規模は100~200ヘクタールで、畑作は大豆や飼料用トウモロコシ、ビート、ジャガイモが大面積を占めていました。


夏の北海道 Par1

2013年07月25日 | 徒然

 2週間ほど北海道へ行き昨日帰島しました。帰島一番、島は暑いですね!

 奄美発9時、鹿児島、東京と乗り継いで午後3時に北海道に着きました。農業目線で語ると眼下は緑黄のパズル、平地で観ると黄色は収穫間近の小麦、濃緑は稲、淡い緑は大豆やジャガイモでした。3年ぶりに観る北海道は、松山千春の果てしない大空と大地の世界、そして農繁期の間只中でした。

 気温は日中が23、4℃、夜間が15、6℃、湿度は低く、天然のエアコンが効きすぎるぐらいの爽やかな気候でした。013

 除雪を想定した道路は相変わらず広く、土地が広陵なために高層ビルはなく、空が常に広々と観えました。

 前日まで蝦夷梅雨でぐずついていた天候も一変し、晴れ男と称賛されました。

 画像は飛行機から観る北海道の田畑、ひと区画は、1~5ヘクタールあります。