奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

無題

2010年11月29日 | 奄美の話題

 豪雨災害からひと月が経過し、ようやく被災した農業関連の支援対策が打出され、春カボチャの準備と併せて支援事業の手続きなどに奔走する日々です。とは言いながらも農道や畑は、河川の氾濫による土砂流入は手付かずのままで、見切り発車のような状況の中で、春カボチャの準備をしています。Dscn5155

 新しく購入したコンポキャスター(堆肥散布機)の試運転では、イメージどおりの働きに安堵しているところです。地元では農機を駆使した農業は皆無で、自学研鑽と試行による好奇心だけで農機を駆使しています。

 昨日は、マイ・トラクターで5時間の耕転作業(面積50a)を行い、単純作業の繰返しと適度な緊張感の維持にさすがに疲れました。しかしながら、その日の内にすべての耕転作業を終わらせてしまう機械の力には感心しました。Dscn5163

 秋カボチャの交配作業はすべてが終わり、あとは収穫までの管理作業だけになりました。豪雨災害とその後の台風の影響で、目標の半分ぐらいは収穫できるかなと言ったところです。

 画像は、豪雨災害後に復活した早朝のカボチャ群と義兄の畑で活躍するコンポキャスター(堆肥散布機)です。


デジカメを忘れて

2010年11月27日 | 徒然

 豪雨災害の後、久々に爽やかな天気になりました。カボチャの交配作業も終盤を迎え、今月いっぱいで交配を終わらせ1月中旬頃には収穫したいなと思っています。

 カボチャの栽培管理に加えて、豪雨災害のり災手続きや春カボチャ栽培の準備、倉庫の整理や農機の試運転などデジタル的に毎日を消化しています。

 久々のブログ更新に、瑞々しい早朝のカボチャや内海の渡り鳥、堆肥散布機の試運転など、たくさんの画像を撮りましたが、トラクターのシートにデジカメを忘れてしまいました。

 試行錯誤の中で導入したコンポキャスター(堆肥散布機)の試運転はイメージどおりの働きで、今後の作業に期待を持つものでした。先駆者のない中で、好奇心と緊張感、不安と小さな感動に適度な疲れと刺激的な日々を送っています。

 明日は、午前はカボチャの栽培管理、午後は堆肥散布の後の耕転作業を予定しています。トラクターのアタッチメントの着脱も慣れてきましたよ。


明日は明日の風が吹く!

2010年11月22日 | 徒然

 昨日から天気予報は外れ、今日も夜明けと同時に本降り、交配時期の雨は、カボチャ農家にとっては収穫時期の遅れを意味します。

 それでも、束の間の晴れ間をぬって交配作業に奮闘しました。豪雨災害で水没したマイ・カボチャの復活には正直驚いています。作業中にJAから農薬入荷の電話があり、午後の作業予定を組み直しました。Dscn5148

 早めに昼食を摂り、農研センターのハウスのカボチャのシート敷きとわき芽除去を行いました。途中雨が本降りになったので作業を切り上げ、JAに農薬受領に行きました。

 不安定な天候が続くと出たとこ勝負の毎日になり、運を天に任せるような心境になります。明日の事は明日考えるかな・・・と自問自答しています。

 画像は、豪雨災害で1.5m水没したマイ・カボチャ畑で、この地域で唯一残った畑です。教科書どおりのほ場を作り、よくぞここまで復活したな・・・と感慨ひとしおです。


農機との格闘

2010年11月21日 | 徒然

 カボチャの交配作業の後に防除を計画していましたが予報に反しての雨、「たまには休息を・・・」、天からお告げかなと農作業をしないでいい言い訳が・・・。

 自然に逆らえないのが農業、今日の雨で、カボチャの交配と防除作業、春カボチャに備えたえん麦の播種が延期になりました。 雨天の中、今日は何しようかなと思案しながら、水没した耕運機のメンテナンスを終わらせ、新しく購入したマルチャーの取付やトラクターのロータリーの着脱トレーニングに挑戦しました。Dscn5137

 マルチャーは春カボチャの定植に、ロータリーの着脱は、今週から予定しているブロードキャスターによる堆肥散布の準備でした。

 農業を始めて、栽培管理については様々なマニュアルやノウハウはありますが、農業機械については、自学研鑽以外に道がないのが現状のようです。規模拡大を図るには、相応の農機の導入が不可欠であり、毎日、思考錯誤しながら農機と格闘しています。  Dscn5132_2

 農機のメンテナンスをしながら、ラジオのトーク番組に、「経験を重ねた年齢をリセットすることへの挑戦・・・・」、まさにそのような毎日を送っています。

 画像は、今週から活躍予定のブロードキャスタ(肥料散布機)と春カボチャの定植に活躍するマルチャーです。なにしろ、経験が皆無ですから畑での実践を通して使い切りたいと思っています。


あれこれと・・・

2010年11月16日 | 徒然

 カボチャの再生にかまけて菜園の被災をすっかり見落としていました。国道からいつも見る菜園の景色ですが、昨日、奄美市から農地や農作物の被災に対する支援事業の内容が打ち出され、農地の復興にぼう然としているおじ~やおば~と対策を協議したところです。Dscn5127

 基本的には、小生が被災農地の代表者となって役場との交渉や復興事業の申請に尽力するつもりです。

 今日は、災害後、カボチャの再生を試みていたほ場の片づけを行い、春カボチャへの準備を始めました。明日、トラクタ-で耕運し、週末にはえん麦を播種して春カボチャ栽培の一歩が始まります。Dscn5130_2

 また、明日からは、水没して瀕死の状態だったカボチャ畑の交配作業を始めます。被災で雄花の開花はありませんが、友人のカボチャ畑から雄花を摘んで交配をします。

 画像は、明日、役場に届ける被災作物や被災農地(菜園)現況です。