奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

無人販売をあれこれと・・・

2023年03月27日 | 晴耕雨読
 山々は新緑に覆われて、この時期特有の菜種梅雨の中で、テレビやネットの衛星画面とにらめっこしながら、接受や収穫作業に奔走の毎日だ。ズッキーニの収量は増え、茎ブロッコリーは本日でラストの収穫となった。葉付玉ねぎは新玉ねぎとなり、そろそろ、ワケギの三回目の収穫が始まりそうだ。

 就農以来、出荷していた〇〇交流館は、4月から出店者管理の無人販売コーナーとなり、止めようと思っていたところに懇願されて、出店に舵を切った。後は、無人販売をあれこれとイメージしてネットで必要なグッズを注文し、土曜日の開店までには何とか漕ぎつけそうだ。消費者の立場を考えれば細かい料金設定は出来ず、100円単位の設定とPOPによる表示が必須かなと思っている。

 午後は久しぶりの晴れ間、中玉トマトの摘葉した残さの排出、ニガウリの播種、茎ブロッコリーの防鳥ネットの回収といつもの一気呵成で過ごした。ラストは、余った苗で植付けたズッキーニの支柱立てと固縛、長雨でtodoリストは溜まり、明日は防除と倉庫周辺の除草剤散布をインプットしている。

 無人販売の管理運営等々、ボケる暇は無さそうだ・・・だればまた(@^^)/~~~

新しいラインナップ

2023年03月21日 | 晴耕雨読
 7時に視聴予約でセットしたWBCの準決勝、朝が勝負の農家にとっては後ろ髪を惹かれる思いで出畑した。終日、小雨の一日、それでも稀少な晴れ間にズッキーニの接受と収穫を済ませると、後はいつもの思い付きで、茎ブロッコリーとロメインレタスの収穫をしてハウスに移動した。本降りの日は諦めも寛容だが、小雨程度の日は、忙しい農業になっていて、この緊張感が癖になりそうな快感だ。

   

 ズッキーニの接受が本格的になり、収量も日に日に増えてきた。今朝はまた、ミニキュウリの収穫も始まった。出荷野菜は、冬から春へと変わり、やがて初夏の野菜と繋がって行く。真冬の苗作りで難儀したズッキーニの収穫は格別、今はまた、冬瓜の苗作りにも難儀している。

 2軒の直売店に出荷して帰宅するとWBCは8回裏のビハインド、これまでかと食入るように見ていると、ラストは絵に描いたような逆転勝ち、日本中が沸き立った春分の日になったに違いない。新しいラインナップとWBCに気をよくして、午後は雨の中、ミニキュウリの誘引作業で過ごした。作業を終えて、無人市に資材回収に出掛けると、この雨の中で30パック完売していた。

 しばらくは雨マーク続き、新玉ねぎは中休みだが、ミニキュウリやズッキーニを主力に出荷をと算段している。明日のWBCの決勝戦も本日と同じような視聴になるだろう。ここまで来ると、勝利の女神は思いの強い方に微笑むかも知れない・・・だればまた(@^^)/~~~ 

本日のラインアップ

2023年03月18日 | 晴耕雨読
 前線の通過で終日降ったり晴れたり曇ったり、これまでと違う湿感もあって、天気も冬から春への装いだ。ズッキーニの接受が朝イチの日課になり、いつもの雨対策のプラコップ作戦をしながら朝のひと時を過ごしている。ズッキーニは明日から収穫になり、前季よりひと月早い収穫になりそうだ。

   

 新玉ねぎと残り少なくなったロメインレタスの収穫を終えると、ハウスに移動して、インゲンとミニトマトを多めに収穫して直売所に届けた。ダメ元作戦のロメインレタスは思いのほか上手く行き、試作で秋作のズッキーニの跡に植付けたロメインレタスも良い感じで成長している。12~1月に雨の多い島では、超~手抜き栽培に今後も期待できそうだ。

 午後は、明日の出荷に備えて新玉ねぎの収穫と天日干し、終わると排水対策で溝の補修を行った。月曜からは雨マークが並び、雨の中の接受や収穫作業になりそうだ。ラストは、防鳥ネットに絡んだヒヨドリを解放して本日の店仕舞いになった。ご遺体になってもらおうと思っていたが、逆さになった姿が哀れで仏心が沸いてきた。

 明日からは、本日のラインナップにズッキーニが加わり、週末にはミニキュウリも加わる予定だ。月末には3回目のワケギの収穫が始まり、4月上旬には試作のロメインレタスも・・・まさにリレー栽培の佳境だ。当然ながら、春作の終焉に備えて夏作の苗作りも佳境に入る・・・だればまた(@^^)/~~~

山々は若葉に・・・

2023年03月16日 | 晴耕雨読
 山々は若葉に覆われて、陽気は春から初夏の様相になってきた。年度末になると予算消化のためか、〇〇シンポジウムなるものがローカル紙を飾る。島は、この手の活動がやたらと多いが、どれだけが物になっているのか不可解な世界、一過性の話題性のような気もする。

 ミニトマトの収量が増えて、インゲンと併せて主力野菜になっている。今朝は、小雨の中ズッキーニの接受からスタートして、ロメインレタスに葉付玉ねぎ・・・茎ブロッコリーの収穫は本降りで断念し、ハウスに移動してインゲンにミニトマトの収穫と続いた。

 倉庫に戻ると野菜の袋詰めをして2軒の直売店に届け、後は市街に買い物に出掛けた。〇〇交流館は、新年度から販売方式を無人販売にし、代金については関与しないらしい。いわゆる所場代だけを頂いて、後は出店者の責任でと言うところだ。農が廃れると販売サイドも廃れる・・・情けないような噺だ。

 夏作は、かん水設備も含めて全ての準備が終わった。昨日は、敷草兼防風対策で、ミニ冬瓜の畝にソルゴーを播種した。オクラは6日目でポツポツと発芽が散見され、後はミニ冬瓜の発芽を待つばかりだ。ミニ冬瓜の後は、ゴーヤとササゲの苗作りを予定している。週末からは雨マークが並び、ちょっこしペースダウンになりそうだ・・・だればまた(@^^)/~~~

オクラの播種

2023年03月10日 | 晴耕雨読
 早朝のイソヒヨドリのさえずりが心地いい季節になった。昨夜は久しぶりに降雨があって、ほ場の野菜たちは生き返ったような様相だ。インゲンの収穫からスタートして少な目のミニトマトと続いた。インゲンは今季最高の収量、ミニトマトは第2、第3花房が色付いてきて、来週あたりには一気に収量が増えそうだ。今朝はまた、ミニキュウリの開花を見た。

   

 ハウスからほ場に移動するとスティックセニョールと葉玉ねぎの収穫、日に日に玉ねぎが肥大してきていて、2軒の直売所に野菜を届けて午前の店仕舞いになった。

 午後は初夏を彷彿させるような陽気、満を持してオクラの播種に取掛った。株間30cm、ひと穴に5粒、播種機を使って3時間ほどの作業になった。仕上げは散水後の粒剤の混入、前季より1週間早めの播種になった。

 明日からはゴーヤやササゲのキュウリネットの準備、帰宅すると注文した種の発送のメールが届いていた。リレー栽培は、3カ月毎に次の野菜をイメージすること、本州の道の駅あたりに出荷する農家はそうらしい。農政担当者あたりも、実態に即した稼げる農業を考えてみてはと・・・たぶんに無理だろうが・・・だればまた(@^^)/~~~