奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

ワイルドフラワーの播種

2013年08月31日 | 晴耕雨読

 今年は異常に暑く感じる奄美です。台風15号が去ったのも束の間、南の海域では次なる台風が発生しているようです。002 倉庫のガーデン作りも終え、特に急ぎの作業もなく、今日一日の作業を思案しながら畑を巡回しました。

 先ずは河口菜園の冬瓜や赤毛瓜の誘引をし、ソルゴーの上半分を刈取って敷き草にしました。厳しい環境の中で良く育っているなと感心しています。

 その後は、先日散布した、春カボチャほ場の除草剤の効果や追肥をした新しいほ場のソルゴーを観、こんなものかと思いながら倉庫戻りました。007

 倉庫では、ガーデンの最終仕上げで、石灰や堆肥と化成肥料を散布して混和し、整地をして種まきの準備に取掛りました。相変わらず石は多く、狭い所はクワで、広い場所は耕運機で耕し、最後はレーキで仕上げました。

 午後はワイルドフラワーの種まき、ばら播きや「ごんべえ」による条播きを考えながら、クワで小さな溝を作り、条播きにしました。100gの種まきは、思いのほか時間が掛りましたが、011木陰でクールダウンをしながら終わらせました。 道行く人が関心があって立寄り、良い出来栄えと称賛し、気持ちは既に満開のワイルドフラワーに思いをはせていました。

 雨乞いで始めた作業でしたが、思いのほか時間が掛ってしまいました。

 画像は今日一日の物語、ソルゴーの防風垣に囲まれた冬瓜、新しいほ場のソルゴー、ワイルドフラワーの種、ラストは完成した倉庫020のミニガーデンです。出土した石で石垣を組み、中央の歩道も作りました。
 新しいほ場は、ソルゴーの生育を観て土壌全体の様子が伺え、土作りに時間が掛りそうです。

 ガーデン作りは、ハテンチュ(畑人)の束の間の息抜きで、明日への楽しみと期待みたいなものです。

 


ミニガーデン完成

2013年08月30日 | 晴耕雨読

 台風15号は、かする事もなく静かに去って行きました。昨年の今頃は、度重なる大型台風の直撃に戦々恐々としていました。今季は、太平洋高気圧の勢力が強いので、まだまだ油断のできないところです。

 本日は、朝イチにネットで500キロの化成肥料を注文し、奄美に来て一番最初に借用した農地の解約手続きを行いました。三シーズンほどカボチャを栽培しましたが、二度の水害に遭い、疫病や獣害も深刻になり、秋カボチャ栽培の縮小に舵をきったところです。

 午後は、倉庫の景観整備でミニガーデンを完成させました。来週あたりには、基肥を散布しワイルドフラワーの播種を行いたいと思っています。フラワーゲートはブーゲンビリヤで作り、挿し木による苗作りも始めたいと思っています。

 ボチボチ始めたミニガーデンも完成し、いよいよ秋カボチャの植付け準備に取掛ろうと思っています。


台風15号接近中

2013年08月29日 | 晴耕雨読

 昨日、粗方の作業は終わりましたので、台風15号の対策で、冬瓜や赤毛瓜の摘芯をし、誘引棒による株元や成長点付近の固定を行いました。ネキリ虫やウリハムシの食害に遭いながら、9割近くは残り、活着もしたようです。
 後は台風の影響・・・今季はソルゴーの上部を刈取って敷き草にし、下部半分を防風対策で残しています。ソルゴーは上部を刈取った分、倒伏性が強くなり、また生育も旺盛になってきています。

 冬瓜などの台風対策が早めに終わったので、台風対策で食糧の買出しに出掛けました。ホームセンターでビールを買い、スーパーで2、3日分の食糧を買いました。スーパーでは、何故かアボガドに関心があって、初めて手に取ってみました。

 午前にポツポツと降っていた雨が本降りになり、午後はNO業かなとランチを済ませ、倉庫で雨待ちをすることにしました。003

 雨空は猛烈な陽射しに変わり、継続中の倉庫の景観整備で午後を過ごしました。ビフォー・アフターの匠の影響もあって、掘出した石の活用などをあれこれ考えながら9割ほど終え、明日完成します。ワイルドフラワーの種も届きましたので、石灰や肥料を散布し再度の耕うんをして種まきをしたいと思っています。ついでにフラワーゲートも作る予定です。DIY(日曜大工)は結構好きで、農業の合間に楽しもうと思っています。

 画像は摘芯と台風対策を終えた冬瓜、半分にカットしたソルゴーの再生力がすごいです。


自作のフレコン堆肥

2013年08月28日 | 晴耕雨読

 終日、天気が良くイメージした作業はほぼ終わらせました。

 朝イチは、昨日契約が成立した農地借用の書類を役場に提出し、その足で農研センターに堆肥の購入に出掛けました。001 500キロのバラ売りで、軽トラで倉庫に移送し、用意したフレコンに詰めました。陳情したフレコン堆肥の販売を中々してくれないので、購入した堆肥をフレコンに詰めて保存することを思い立ちました。労力のテストも兼ねていましたが、フレコン詰めは40分ぐらいで終わり、今後は、2、3トンを購入してフレコンによる保存をしたいと考えています。

 ちなみに価格は農協の半額で、1トン当たり300キロの補助があります。雨の多い奄美では、フレコンに詰めて高台で保管することが懸命かなと思います。フレコンはネットで1袋300円で購入しました。005

 午後は、河口の菜園から倉庫に耕運機を移送し、途中、鹿児島本土の農業資材店に勤めるT君が訪ねてきて、近況を語り、有意義な情報交換になりました。

 その後は、春カボチャのほ場周辺に除草剤を散布し、さらには、河口菜園の冬瓜や赤毛瓜の畝に土壌処理剤(除草)を散布しました。畝は昨日、耕種防除を終えましたので最終の除草作業になりました。猛暑の中、予定作業は淡々と終わりました。

 画像は、ばら売り堆肥を500キロのフレコンに詰めた様子と2週間前に春カボチャのほ場に播種したソルゴーです。土曜に播種した最後のソルゴーも本日発芽を確認しました。


ヘイスーダンに追肥

2013年08月26日 | 晴耕雨読

 本日もまた天候の不安定な一日でした。

 夜間や日中に適度な雨があって、ソルゴーやヘイスーダンは順調に成長し、朝イチは秋カボチャの防風(敷き草)対策で植えたソルゴーとヘイスーダンの追肥作業から始めました。001 肥料は高度化成肥料(ALL14)、条間を歩きながらパラパラとソルゴーやヘイスーダンの上に撒きます。
 

 追肥を終えると河口の菜園に移動して、冬瓜と赤毛瓜の誘引、本葉5枚になってきましたので週末頃に摘芯を行い、4本仕立ての作式にしようと考えています。

 菜園から倉庫に戻って刈払機を積込み、春カボチャのほ場とビニールハウスの中の草刈りで午前を終えました。00350日近い干害から降雨になり、雑草が息をふき返したように、猛烈な勢いで繁茂してきました。

 午後は、倉庫周辺と昨日中断した河口菜園の草刈りを行いました。久しぶりに草刈りの一日でした。

 画像は、今朝追肥をしたヘイスーダンとソルゴー、初期生育での差異はほとんど観られません。