奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

奄美の農業は・・・

2019年11月30日 | 晴耕雨読
 気温15℃、CMで流行りの温スープを朝食に摂り、ヤッケを着込んで出畑した。手動にしていた春カボチャの電柵をOFFにし、ズッキーニ畑に向かい、接受を済ませるとキュウリの収穫に取り掛かった。イノシシ害による作業計画の練り直しで、良い考えも浮かばず倉庫に戻り、キュウリを直売所に届けた。

 一日の想定作業を巡らしながら、昨日からポツポツと咲き始めたスナップエンドウの誘因に舵を切り、脇芽取りの後には、1回目の誘引線を張った。スナップエンドウは1週間毎に20cm間隔で誘引線を張って季節風に備える。誘引を終えるとカボチャのシート敷きで午前を終えた。

 午後は2回目に定植したカボチャのラストのシート敷き、ほぼ100%着果していて、やぶ蚊の洗礼を受けながら小一時間で終えた。本日の想定作業は残り2つ、ハウスのトマトの脇芽取りと誘引に取り掛かり、終わると河口菜園に移動した。トマトは第1果房が来週あたりから開花の様相、河口菜園では、玉ねぎと葉ネギの株本の除草で3畝を残して本日の打ち止めになった。

 しばらく、晴れ間が続きそうな予報、春カボチャの施肥と耕うん、畝立てまで・・・一気にと思っているが、出たとこ勝負になりそうだ。奄美の農業は、見た目以上にせわしくて島人は敬遠している。最大の利点と言えば、霜の降りない冬の気候だと思う。だればまた(@^^)/~~~

毎日が自然との戦い!

2019年11月29日 | 晴耕雨読
 シチューが美味しい季節になり、一昨日クリームシチューなるものを作り朝晩と食した。作りは至ってシンプルで、ジャガイモに玉ねぎ、ニンジンに鶏を炒めて、仕上げは牛乳と言ったところだ。朝食のパンとの相性も良いので、週一ぐらいはこのパターンになりそうだ。

 さてと、7時過ぎの出畑で倉庫に向かうと、国道のセンターラインにイノシシの遺体が・・・猫や野鳥の遺骸は見るが、ついにイノシシの遺骸が・・・生息密度が高いのかも知れない。倉庫に立寄り、昨日採取した雄花を積込むと、春カボチャのほ場を経由・・・いやな予感は的中、春カボチャのほ場はカラスの一群が占領していて、播種したえん麦はことごとくイノシシに掘り返されていた。

 あれこれと思案しながら、ズッキーニとカボチャの接受を済ませるとビニールハウスの換気、支柱が折れてサイドビニールは巻上げができず、悪い時に悪い事は重なるなと。倉庫に戻ると本日の想定作業をリセットして、月例の墓参からスタートした。墓参を終えると工具を積込み、2カ所のサイドビニールの鉄管パイプの交換で午前を終えた。設置して10年近くになると、ビニールハウスの鉄部の腐食は著しく全面交換を強いられる。

 午後は迷いながら、カボチャの防除に舵を切った。カボチャの防除の目安は2週間、薬剤の選定にほ場を観察するとうどん粉病がポツポツと、薬剤を予防から治療に切り替えて散布を行った。散布しながら観るカボチャは意外に肥大していて、このままイノシシやネズミ害がないまま、行ってくれればと念じるばかりだ。

 倉庫に防除資材を格納すると、もうひと頑張りと殺鼠剤を積込み秋カボチャのほ場に向かった。周囲にカラスがいないのを観察すると、設置した塩ビ管をカモフラージュにして、殺鼠剤をやぶに投入した。人間の所業をカラスやイノシシが観察しているような、時折そんな気がする。帰路は、ビニールハウスのサイドビニールを閉じ、えん麦を播種したほ場の電柵をONにした。夜間の作動をセンサー任せにせず、夕方から翌朝まで作動を手動で対応することにした。毎日が自然との戦いである、だればまた(@^^)/~~~

奄美の冬

2019年11月28日 | 晴耕雨読
 終日、薄曇りに降ったり止んだり、典型的な奄美の冬の気候だった。まだ本降りになる前にと夜明けと共に出畑、ズッキーニとカボチャの接受を済ませるとズッキーニの追肥を行い倉庫に戻った。途中、ビニールハウスの換気を行うと、昨日、えん麦を播種したほ場を観、イノシシの痕跡がないことにほっと胸を撫で下ろした。

  

 帰宅しようか迷いながら、何とか天候が持ちこたえそうな予感がして、誘因用のひもを積込み、再びズッキーニ畑に向かった。25株ほど支柱を立ててズッキーニを結び、作業の終盤になると降り出して帰路に就いた。その後は市街に散髪に出かけ、久々の骨休みで過ごした。

  

 午後は月末の支払いと経理で過ごし、夕方、カボチャとズッキーニの雄花の採取に出かけ、帰路にえん麦をまいたほ場に立ち寄ると、カラスの一群が露出した麦の種を啄ばんでいた。イノシシほどではないだろうと高をくくり帰路に就いた。昨日、カボチャのほ場にネズミ対策で付設した塩ビ管の中身は、ことごとくカラスの餌食と化し、おまけにぶん投げられた状態になっていた。イノシシの次はカラスかと・・・自然は畑人になかなか休息を与えてくれない。だればまた(島語:それではまた)(@^^)/~~~

Windows10に・・・

2019年11月24日 | 晴耕雨読
 気温28℃、熱低に変わった季節外れの台風が生暖かさを運んできたようだ。夜通し降り続いた雨は明けても降ったり止んだり、時折、猛烈な日が射して、ビニールハウスの換気にと急行した。三日間の雨でほ場は滞水し、春カボチャの準備はこう着状態になり、お天道様頼みの様相になってきた。

 農作業ができないこの機にと、一度は断念したWindows10を7時間かけてインストールした。インターネットやファイル管理のソフトが別物になっていて、戸惑いながらも当面の間使うソフトだけは、少しマスターしたような気がする。手慣れたWindows7は来年の1月でサポートが終了するらしい。ついでに、office2010も調べたところ、来年の10月でサポートが終了らしく、バージョンアップをするには毎月800円を支払うか、3万円代で一括購入するか選択ができるらしい。高価なので、officeソフトのばら売りをしてくれないかな~と密かに念じている。

 明日からの天気は回復の予報、春カボチャのほ場が乾くまでは、外堀を埋めるような農業でしのぎながら好機を待つしかない。明日は、ハウスのインゲンやトマトの防除、スナップエンドウもそろそろ1回目の防除の時期かなと思っている。島らっきょうの草取りやカボチャのシート敷きも残っている。億くうになっていたブログの更新は、画像の取込みは今一つだが、Windowsのバージョンアップで快速になってきた。
それではまた(@^^)/~~~

お待たせしました!

2019年11月23日 | 晴耕雨読
 ひと月ぶりのブログ更新、10年近く毎日のように更新していたブログから解放され、肩の荷が下りたような奇妙な気分に浸りながら綴っている。台風シーズンの終わった11月は、2週間ほど好天に恵まれて、いつもの一気呵成で計画した作業を終わらせた。菜園には、玉ねぎに葉ネギ、レタスの植付けも終わった。

  

 ビニールハウスにはインゲンにトマト、スナップエンドウやズッキーニは秋カボチャの畑に植えて、先週あたりからキュウリの出荷も行っている。秋カボチャは、台風の直撃もなく、シート敷きを終えて、後は収穫を待つばかりになった。

  

 台風の害もなく順調に見えたのも束の間、今季はイノシシの異常な発生で、日中でも畑で見るようになった。春カボチャ用に播種したえん麦は、一夜にしてイノシシの食害の合い再播種が必須になった。例年とは違う様相に、作業手順の変更をあれこれと思案し、取り敢えず、施肥と耕うん、畝立てを終わらせて、電気柵の設置後にえん麦の播種をイメージしている。

 自然は、好天続きの後には帳尻を合わせるように強雨を降らせ、畑は乾かず、それでも好機は逃すまいと、雨天の中肥料を購入して備えた。やるだけはやって、それでもだめなら、人智の及ばない所と観念するしかない。今朝は、今年こそはと播種したクレソンが発芽していた。クレソンの植付け準備は、すでに整っている。明日も雨の予報、夕方、明朝に開花するカボチャの雌花にプラコップを被せ、雄花の蕾を数本採取してきた。
だればまた(@^^)/~~~