奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

アーチ支柱完了!

2011年06月30日 | 徒然

 明け方に雨が降り、終日蒸し暑い日が続いています。

朝からの雨は、一日の予定にあれこれと思案を巡らせます。早々の畑仕事には条件が悪く、洗濯や掃除をしてボチボチ倉庫に向いました。倉庫のシャターや窓を開けて通気を行い、播種したソルゴーの生育を観察に畑を一巡しました。ソルゴーは高温多湿で適度の雨に順調Dscn5709に生育しています。梅雨明けの播種で降雨不足を憂いましたが意外な展開でホッとしています。

 午前は小雨の中で、車のハッチドアーを雨避けにしながらカボチャ・シートの洗浄を行いました。サンテナ2個分のカボチャ・シート洗浄も残り一回ぐらいの洗浄で終わりになりました。

 午後は雨も止んだので昨日に続いて2棟目のハウスのアーチ支柱の組立を行い、夕方までにはすべて終わらせました。あとは、ネットで注文した部材の入荷を待って、天井や側面に直管パイプを取付けます。これからは梯子の上の作業が多くなります。 Dscn5703

 夕方、直売店からカボチャの追加注文があったので、明日の午前は直売店にカボチャを補充し、名瀬市街まで足の延ばして、ハウスの部材(ビニペット)を購入しようと思っています。また、月2回の墓参の日なので、墓参も予定しています。

 画像は、アーチ支柱が立った2棟のハウスとすっかり復活した冬瓜です。自然交配で着果した冬瓜の果実が至る所にありました。うかつに畑に入ると踏み潰してしまいそうです。


弁当の「まりまんま」

2011年06月29日 | 徒然

 最近、蒸し暑さや節々の痛みで夜中に目覚めることが多くなりました。だからと言って翌日の体調が悪いかと言うと、日中は意外とケロッとしています。老化現象か男の更年期障害なのでしょう。

 梅雨明け宣言からパッとしない日が続き、出たとこ勝負の毎日です。今日は二度寝で遅めに起き、朝からにわか雨が降ったので、畑に出るのをやめてネットでハウスの部材の注文を行いました。農資材のほとんどは、国内最大の農資材通販店「日本農業システム}を最大限に活用しています。ネット通販の活用は、離島と言うハンディーを克服してくれます。Dscn5697

 ハウスの部材の注文を終えて倉庫に向い、2ヶ所の直売店にカボチャの補充を行いました。春カボチャの在庫も底を尽き、冬瓜の収穫に望みを託すだけになりました。そんな中で、いつもランチでお世話になっている弁当の「まりまんま」さんで、カボチャやその他の野菜の販売をしていただくようになりました。カボチャの他に、季節外れの野菜を作って販売の委託をお願いしようと思っています。手始めに100円カボチャを依頼しました。

 昨日からハウス支柱の組立を始めて、今日1棟目のアーチ支柱の埋め込みが終わりました。案ずるより産むがやすしで、意外と1人力で組立作業は淡々と進捗しています。ハウスの外観が見えてくると、栽培のいろんな思いが膨らんできます。農道に車横付けで、ノリノリの音楽を聴きながら奮闘しています。Dscn5691

 画像は、アーチ支柱が立った1棟目のハウスとモーラベ(奄美方言:若い婦人)で切り盛りする弁当の「まりまんま」です。「まりまんま」のSポイントは、暖かいご飯とみそ汁、日替わりおかずと島料理です。販売したカボチャや冬瓜も入っています。「最近、栄養も愛も不足ぎみ」と話すと、いつもより少しおかずが多くなったような気がします。


ハウスの組立開始

2011年06月27日 | 晴耕雨読

 台風の余波で、不安定で高温多湿の天候が続いています。

播種したソルゴーが繁茂する前に、畑周辺の除草剤散布を計画してDscn5679いましたが、不安定な天候に予定を変更して、ビニールハウスの組立作業に取り掛かりました。

 先ずは設置場所の草を刈り、糸引きを行いました。当初、アーチ支柱を50センチ間隔で長さ20メートルのハウスをイメージしていましたが、60センチの間隔で24メートルの長さに変更しました。変更により、移送したハウス資材の移動や糸引きのやり直しで二度手間になってしまいました。

 糸引きが終わって、一番奥のアーチ支柱を一本だけ立て、完成のイメージを想像してみました。完成は幅3m、長さ24m、高さ2.6mの2棟のミニハウスで、パッション・Fなら2畝、ゴーヤなら3畝が作れそうです。春カボチャの育苗のほかに、パッションやゴーヤ、トマト、冬瓜のミニハウス栽培をしたいなと思っています。地元のDscn5684おば~たちからは苗作りの要望がありますが、身体は一つですのでボチボチと考えています。

 作業も一段落して帰り際、いつも栄養補給でお世話にになっている弁当屋のYさんが畑に立寄り、コーヒーを頂きました。お礼にカボチャと小さな冬瓜を差し上げました。

 画像はハウスの糸引きとハウスの向かいに見えるミニ冬瓜畑です。冬瓜は繁茂の割には着果が今一つです。


台風で骨休み!

2011年06月26日 | 晴耕雨読

 金曜の夜から今日の昼過ぎまで長い台風でした。強風域の範囲が広く、時折の突風や雨と蒸し暑さが異常なぐらい続きました。いい骨休みになりました。

 両日脳作業でパソコンに集中し、カボチャの直播の省力化やビニールハウスの部材を徹底して調べました。直播については、マルチ播種機の製造メーカーにメールで問合せを行い、ハウス部材については、ネットや地元園芸店での購入でおおよそのDscn5675_2目途がたちました。あとは、淡々と実行してゆくだけ、7月には完成させたいなと思っています。

 午後は、中山間地域の補助事業や農産物の青果市場への集荷などの説明が行政側からありました。特に目を引くものではありませんでした。奄振事業でかなりの国税を投入し、インフラ整備はできましたが、小生が島を出た40年前と何が変わったのか未だに解りません。

 確か、農業、観光、情報産業が近年の奄振事業の三本柱と聞いていますが、農業に至っては、何をしたいのかさっぱりわかりません。販路がないままにハードウェアーに投資をして、いつの間にかじり貧になっているのが現状のようです。行政側はハードウェアには熱心ですが、販路のようDscn5677_2なソフトウェアにはまったくの不熱心のようです。両輪でやって頂きたいなと思うところです。

 説明会の後は台風も収まってきたので、畑に出かけてカボチャ・シートの洗浄で時間を過ごしました。

画像は、ソルゴーの発芽と浴槽に浸したカボチャ・シートです。浴槽は義兄からもらい電ノコで半分に切断しました。 


ソルゴー発芽!

2011年06月24日 | 晴耕雨読

 台風5号は夜半から強風域に入る予報、1、2号と異なり奄美オン・コースから外れてホッとしています。

畑の整備が一段落したので、いつもの気負いもなく倉庫に向いました。倉庫周辺の木端や畑のせん定したススキの焼却を行い、ついでに農道の草刈までしました。

 畑に目をやると、2、3日前に播種して覆土をしたソルゴーが畑いっぱいに発芽していました。試行錯誤で行ったトラクターによる覆土は成功したようです。Dscn5673

 午後は何の計画もなく、水に浸していたカボチャ・シートを洗い、夕方には直売店にカボチャの補充を行いました。直売店の冬瓜は早々に完売していました。台風2号の直撃が今更ながら無念です。ほっとけ冬瓜は、来月の中旬頃から再び収穫の予定です。

 台風5号の通過後は、ソルゴーが繁茂する前に畑周辺に除草剤を散布し、いよいよビニールハウスの組立を始めようと思います。骨組みだけを完成させて、11月頃にはビニールを張れるようにしたいなと思っています。

画像はソルゴーの発芽です。試行錯誤の中で、ちょっとした農夫の喜びです。