奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

トマトの定植

2016年10月31日 | 晴耕雨読
 予想どおりの雨、出畑のタイミングを図るためにネットで何度も雨雲の動きを見て、ここぞと言うタイミングで出畑しました。倉庫に着くとポンチョを着、小雨の中トマトとレタスの苗に併せて定植資材を一式積込みました。
気温は高く、ポンチョで蒸れましたが、これまでの暑さに比べれば「なんくるないさ~」、そんな気分でした。

 ハウスに着くと苗を運び入れ、昨日準備をしたマルチの穴開けと植穴掘りに取掛りました。先ずはトマトを40株ほど定植し、終わると誘引ヒモを取付けて株元を固縛しました。
ハウスの中はサウナ状態で、雨が止み陽が射し始めると猛烈な暑さになり、急いでハウスのサイドビニールを開放し、植付けたばかりのトマトの手かん水を行いました。
  

 午後イチはキュウリの収穫と出荷、終わるとレタスの植付け、ヒョロヒョロと伸びて50株ほどを植付けました。レタスは3回に分けて定植の予定で、すでに2回目は育苗中、ハウス栽培の初トライの品目でストーリは未知です。
定植作業を終えて育苗資材を洗浄し、倉庫の育苗トンネルハウスから全ての苗を育苗ハウスに移送しました。ネズミと病害に苦しんだ秋作の苗作りでした。

 夕暮れまで残り時間は少なく、ズッキー二用の支柱を移送し、明日のカボチャの受粉に備えて、明朝に開花する雌花にプラコップを被せ、雄花の蕾を採取して帰宅しました。
週末からの受粉作業を予定していましたが、雌花が至る所に咲いていて、想定外の作業になりました。

 明日からはいよいよカボチャの受粉作業、併せてトマトの定植が終えたので本格的なハウスの栽培管理に入ります。
ナスは鉢上げの時期になり、今週はスナップエンドウの播種もしたいなと思っています。ブロッコリは発芽が悪く、3回目の播種が必須になりました。
なかなか思うようには行かない今季です。

ハウスの定植準備

2016年10月30日 | 晴耕雨読
 両日気温が下がり作業がやり易くなりました。
遅めの出畑でキュウリの収穫から始めると近郊の直売店に届けました。良く売れていて作業へのモチベーションの一つになっています。
  

 本日の予定はビニールハウスの耕うんとトマトの定植準備、耕うん機と管理機は昨日ハウスに移送しましたので、元肥を積込んで向かいました。ハウスのサイドビニールを開放すると耕うん作業から始まり、ビニール展張前の降雨と湿度で、粘質たっぷりの状態でした。粗耕しの後に高速回転による仕上げの耕うん、午前はトマトハウスの施肥とその後のかくはんの耕うんで終わりました。

 午後はマルチ資材と防草シートを積込んで出畑、管理機による畝立てを終わると、かん水ホースを設置してマルチを張り、仕上げは畝間を防草シートで被いました。毎年繰返される資材の設置と撤収、そして設置、百姓の千時間だなとつくづく思いました。

 明日は雨の予報、ハウスの定植準備ができたので、トマトとレタスの植付けを計画しています。
そう言えば昨夜のライブ、音や照明は最悪、演出効果倒れでストレスたっぷり・・・未就学児や赤ん坊の来場は勘弁して欲しいなと思いました。途中で退席して帰宅しました、つまらん!

ビニールハウスの完成

2016年10月28日 | 晴耕雨読
 老化現象なんでしょうか、早く寝て早く起きると言う農家にはこれとない習慣のこの頃です。
今朝も5時前に起きて、軒下で寝ていたイソヒヨドリを起こして洗濯を始めました。連日の暑さと時雨で、隔日で洗濯をしないとすぐにいっぱいになってしまいます。
  

 さてと、本日の予定はビニールハウスの完成と菜園の耕うん、先ずはキュウリの収穫と出荷からスタートしました。今週は晴れの日が多く、キュウリの収量が増えてきました。早速、予約注文の入っていた弁当屋さんに届け、そのままビニールハウスに直行しました。
  

 ビニールハウスのビニール取付けは今季で5回目ですが、完成までの3日間無風と言うのは初めての経験です。ビニールの展張と言えば風との戦い、今年は例年にない猛暑との戦いになりました。用意した水1リットルは早々に飲み干し、気力で3棟目のビニール展張を終えました。

 午後イチは菜園の乾燥状態を観、これぐらいならとの判断で苦土石灰をまき、その後は2時間かけて3カ所の耕うん作業を決行しました。時雨もなくトラクターも順調に動き、粗耕しから仕上げの耕うんまで行いました。
トラクターを倉庫に格納すると、開放したハウスの戸締りに出掛けて本日の打ち止めになりました。

 明日から冬型の気候になりそうな・・・№1ほ場のソルゴーをカットし、カボチャの誘引やハウスの耕うんに取掛ろうと思っています。トマトやレタス、タマネギが定植期になってきていて、スナップエンドーも播種期になってきました。
明日の夜はライブでブログは休みます。それではまた!

小さなアクシデントに奮闘!

2016年10月27日 | 晴耕雨読
 洗濯で早朝に外に出ると満天の星、だけどなぜか青空は徐々に曇り、無風で気温は高く、結構シビアな一日なります。
キュウリの収穫から始まって、予約の入っていた弁当屋さんに届けると、昨日の続きでビニールハウスの準備に取掛りました。
  

 台風対策で巻き上げて固縛した防虫ネットとサイドビニールを開放し、パッカーで防虫ネットの下部を固定しました。
防虫ネットの展張が終わるとハウスの前後部のビニールの取付け、手慣れた作業でいつもの手順で終わり、天井ビニールを押さえるハウスバンドの取付けで午前を終えました。

 両日の好天で作業に没頭して冷蔵庫は空っぽ状態、ランチも早々に小一時間ほどスーパーやホームセンターで買出しに出掛けました。
午後の予定は菜園の耕うんを予定していましたが、勘ピュータが時雨を予感して、ネットで雨雲の動きをモニターすると時雨を確信して、耕うん作業を断念しました。
  

 午後の作業は午前の続き、天井ビニールの展張の準備に取掛るとポツポツと降出して、雨は30分間降り続いて、耕うんの断念にホッとしました。雨が小康状態になると天井ビニールの展張に取掛り、ビニールの癒着や重さに例年にない悪戦苦闘をしながら完成させました。

 ビニールの癒着は細心の注意を払いながら開放し、重さは、ビニールの中央部を結んで反対側から引上げました。大型トンネルハウスの技術で、ビニールに小石を入れてテルテル坊主状態に巻いて、対面のハウスバンドで結んで引上げます。ビニールとハウスバンドを直接結ぶとビニール側が破れてしまいます・・・咄嗟の思い付きでした。

 1棟目を完成すると2棟目のハウスバンドの取付けとペットボトルの固縛で本日も無事終わりました。
ペットボトルは、天井ビニールを押さえるハウスバンドを対面に渡すために使用しています。
明日は・・・取り敢えず今日良く寝て明日考えます。
 

疲れたばい!

2016年10月26日 | 晴耕雨読
 夜温は25℃まで下がるのですが、日中は30℃になり、一心不乱に作業をしていると、夕方にはどっと疲れがきて、時折このまま畑で逝ってしまいそうな・・・そんな美味い人生は少ないんですけどね。

 さてと、キュウリの収穫をしながら隔日のかん水、カボチャが日に日に伸びてきて、ソルゴーの刈倒しが必要かなと、また一つ作業を想定しながら倉庫に戻りました。
キュウリを直売店に届けると、耕うんに備えて免税軽油の購入にスタンドに立寄り、燃料を倉庫に降ろすと資材を積込んでハウスに向かいました。

 本日の想定作業は育苗ビニールハウスの設置と河口菜園の耕うん、思いのほかビニールハウスの設置に手こずり、午後3時に完成しました。ドアーの錆びによる腐食で、電動のパイプ切断機で切った張った、たかがドアーで2時間も費やしてしまいました。この手の作業は、細かくて道具を必要とするために手間がかかります・・・これで午後の耕うん作業は諦めました。

 夕暮れまでにはさほどの時間もなく、朝イチの想定作業がインプットされていて、第2ほ場のソルゴーの刈倒しを行いました。好天で3日間のフル活動は、老体にはいささか堪えました。
刈払機を積込んで、ほ場周辺に咲き乱れるジンジャーに一瞬目を取られましたが、もやは撮影する気力もなく帰宅の途に就きました。

 明日は・・・明日考えるばい!