奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

暑さとの戦いの日々

2016年09月30日 | 晴耕雨読
 この時期にしては珍しく暑さとの戦いの日々を送っています。台風18号は進路の予報円が小さく、ほぼ直撃のコースで最大瞬間風速60m/s、まったく太刀打ちできない強さです。おそらく、島内の作物は壊滅的な被害になるのではと危惧しています。後は神頼みです。

 そうとは予想しながらも半分願掛けで、ポツポツと発芽を始めたカボチャの遮光ネットを取外し、全ての苗の散水からスタートしました。1回目に播種したカボチャは明日あたりが定植期ですが、台風通過まで定植が出来なくなりました。玉ねぎは日に日に伸びて、来月20日頃が定植期になりそうです。
  

 散水を終えると、肥料と資材一式を積込んでズッキーニの植付け準備に、湿度と通り雨で表土の乾燥は悪く・・・しかしながらこれ以上の条件も期待できず、元肥の散布と耕うんを始めました。畝立ては2畝、マルチの土寄せが課題となっていて、畝間を60cmほど取りました。エンジン不調の管理機が、意外にも奮闘してくれて午前で畝立てまで終わりました。

 午後は通り雨が降り遅めの出畑になりましたが、泥コネとまではいかない条件で、ズッキーニの定植準備が終わりました。これでリレー栽培の第1弾は植付けだけになり、後は台風18号の通過後の作業になります。
明日は第2ほ場のかん水設備の設置、終われば耕運機や管理機を洗車して倉庫に移送したいと思います。
我ながら暑さとよう戦っているなと思います。

台風対策を兼ねて

2016年09月29日 | 晴耕雨読
 気温33℃、湿度90%タフな一日になりました。
朝から陽射しは強く、乾かない洗濯物をして出畑、倉庫に着くと気掛かりなのはカボチャの苗のネズミの食害、無害でホッと胸を撫で下ろし、昨日準備したポットに追加のカボチャの種を撒きました。中々思うようにはいかないのが農業ですね。
  

 今朝のローカル新聞に4HCの活動が掲載されていて、県農政のパフォーマンスには思わず苦笑いをしました。写真はおそらく発芽したばかりのソルゴー・・ソルゴーの播種が1ヶ月遅いのではと。新規就農者に栽培技術が確立されていない茶豆の栽培を持ちかけたり・・・もう少し営農センターと連携してもいいのではと思うところです。3年ぐらいの短い赴任で功を急ぐのも分かりますが、地元民には営々と続く訳ですから。
  

 本日の作業は、台風対策を兼ねてソルゴーの1条目の刈倒しと半カット、第1ほ場からスタートして、暑さに加えて筋肉痛と戦いながら終わりました。ラストの3畝は、明日はこの作業をしたくないとその一心で気力だけで終わらせました。

 台風18号のプレッシャーがジワジワと効いてきて、既にほ場に直播をした農家は、避けてくれと天にも祈る思いでしょう。今のところ最悪の場合を想定して、育苗中の苗は倉庫に保管し、定植準備をしたマルチが、強風で剥がされないことをひたすら祈るばかりです。

 明日は、天気が良ければズッキニーの植付けの準備をし、時間があれば第2ほ場のかん水設備の設置をしたいと思います。台風が接近するその日まで、やることはやって後は天命を待つだけですね。

キュウリの摘芯と誘引

2016年09月28日 | 晴耕雨読
 台風18号が発生して、沖縄・奄美オンコースの進路で週明けには最接近の予報です。そろそろ来そうな・・・考えたくないのですが嫌な予感がします。

 台風18号の接近を念頭に置きながら1日を巡らし、倉庫に着くと先ずはネズミの食害が気掛かりで育苗トンネルのポットを観ました。ネズミの痕跡は消え、どうやらどこかで御遺体になったのかも知れませんね、合掌!
そんな訳で、新しいトレーにポットを移しながら残った苗の整理を始めました。200ポットの苗が失われ、新たに120ポットに培養土を入れ、明日の播種に備えました。

 午後はキュウリの摘芯と誘引から始まり、ウリハムシとうどん粉病対策で1回目の防除も行いました。降ったり止んだりの中、ほ場の乾きは悪く、この後はアドリブで、台風対策を兼ねて、ソルゴーの1条目の刈倒しを行いました。
作業の終盤になって通り雨になり、それでも何とか終わらせたい一心で、第2ほ場の作業を終わらせました。

 ずぶ濡れになって早々に帰宅してTVを点けると、全国的に天候不順の様相、しかも野菜が高値・・・リレー栽培の品目をあれこれと思案しました。

 明朝は追加のカボチャの播種を行い、本日の残務のソルゴーの刈倒し、後はかん水設備の設置・・・そんなところです。台風18号の動向が定まるまで、迷走の日々になりそうです。

起死回生の忌避作戦?

2016年09月27日 | 晴耕雨読
 台風17号は台湾直撃の進路、連続の直撃で気の毒になります。今季は太平洋高気圧の勢力が強く、遥か南洋で発生する台風は蓋をされた状態で台湾方面に向かうようです。すでに南洋には2個の台風の卵が発生していて、油断できないところです。

 薄曇りでねっとり感の漂う中、昨日水につけたカボチャの種を持参して倉庫に向かいました。本日の天候も台風の影響で降ったり止んだりの予報、午後は本降りになりそうな雨雲の動向で、いつもの臨機応変と腹を括りました。
先ずは、ネズミの食害を観察すると昨日と同様に20ポットの食害、ただ殺そ剤を食した痕跡があって、エリア内に誘引剤を置くなと言う掟破りの作戦に敵が乗ってきました。先ずは敵に誘引剤に興味をもってもらうのが先決ですから、後は、静かに御遺体になってもらいたいと思います、合掌!


 さてと、本日の予定は2回目のカボチャの播種、ネズミの食害もあって580ポットに種を播き、育苗トンネルに入れると散水、その後は表土の乾燥防止に遮光ネットを被せ、渾身の作戦で遮光ネットの上に忌避ロープを置きました。何とか、ポットに撒いた種にネズミが興味を持たないことを懇願して忌避ロープなるものを考えました。

 午後イチは、昨日の地震を心配して姪っ子から電話があり、ブログのネズミやカラスとの戦いが解らない様子で、事情を話すと、笑うに笑えない戦いの様相にしばし長電話になりました。
その後は再び倉庫に出向いてトマトの育苗に取掛り、終わると第2ほ場のかん水設備の設置を思案しましたが、あまりにも空模様が暗く、断念して早々に帰宅しました。

 帰宅すると断続的に強い雨が降り、パソコンに向かうと昨日依頼をしたフレールモアの見積もりが届いていて、港から倉庫までの輸送手段をあれこれと思案しました。重量210キロ、ユニックで対応できればKさんに移送をお願いしようかと思っています。

 明日から天候は回復の予報、キュウリの誘引と防除、ソルゴーの刈倒し、かん水設備の設置・・・1回目のカボチャの定植までには終わらせたいなと思っています。
それではまた明日!

 

一喜一憂ですわ!

2016年09月26日 | 晴耕雨読
 台風17号の外側の雨雲がかかり、終日薄曇りで風は強く、降ったり止んだりの一日でした。昨日の午後の休養が良い骨休みになり、心身共に軽やかな気分で出畑しました。

 本日の予定作業は2回目のカボチャの播種の準備、その前に、昨日のネズミ対策の効果を確認すると、「やってくれますわ」・・・昨日の3倍ぐらい食害があって100ポットの苗を失いました。設置した殺そ剤には目もくれないようです。


 敵も中々やるなと気を取り直して、播種の準備でポットの土入れを始めながら対策をあれこれと思案しました。先ずはネズミの気を引くために殺そ剤をトンネル内に置き、モグラ対策で使用するペットボトル風車をトンネルの前後に設置しました。まだないかとグッズを調べると、夜間に点滅する資材があってそれも設置しました。
ポットは食害を考慮して計画より多めの560ポットを準備しました。
  

 午後は、昨日の休養で残ったカラス対策で、マルチングを終えた畝にアーチ支柱を設置してテグスを展張しました。今のところマルチに対するカラスの悪戯はなくホッとしているところです。
予定作業を終えて、帰宅にはまだ早く、もうひと頑張りと第1ほ場のかん水設備を設置し、帰宅すると明日の播種に備えて560粒のカボチャの種を水に浸けました。

 明日は2回目のカボチャの播種、午後はそろそろトマトの育苗に取掛らなければと・・・ネズミ次第ですが。