奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

さらば2011!

2011年12月31日 | 晴耕雨読

 2011年があと数時間で終わろうとしています。本当にいろんな事があった年でした。

 午前は墓参をし、ランチまで時間もあったので先に洗車を済ませました。午後は陽が射してきて風もなく、残りのトンネルハウスのビニール張りを行いました。途中カボチャ農家のMさんが訪ねてきて、植付け時期などの情報交換をしました。Dscn6485

 ビニール張りは2畝を残し、大晦日と言うこともあって早めに切上げ、大晦日の買出しに出かけました。帰路は久しぶりに夕焼けを観、年明けは好天に違いないと期待を持ちました。

 秋カボチャの不作を除けば、そんなに悪い年ではなかったなと感慨を。年明けは2回目の苗が定植期になったので、元旦の午後から早速農作業に取掛ろうと思っています。Dscn6479_2

 新年は奄美に来て4年目の年、机上から実践に栽培計画などを見直して、特に奄美の気候に合った計画を考えたいと思います。

 画像は、ビニールハウス2棟とトンネルハウス18畝の全景です。左側の8畝がちょっと隠れています。もう1枚は、天井棚に誘引を始めたパッションフルーツです。


霧雨の中で

2011年12月29日 | 晴耕雨読

 終日、曇天と霧雨の一日でした。Dscn6469

風が弱いので予定通り2番目の畑のビニール張りを行い、10畝の内6畝を張り終えました。今にも降りそうな空模様の中、いつでも中断できる態勢での作業でした。

夕方、集落の壮年部から忘年会の誘いがあり、久しぶりに飲み会に出かけます。

Dscn6477

 画像は2回目の苗で、播種から10日が経過し、2、3日後に定植時期になりそうです。

 もう1枚は、2番目の畑のトンネルハウスです。イメージに描いた畑の様子に近づきつつあります。仕上がると全部で18畝、45aの栽培面積になります。


夜明けと共に

2011年12月28日 | 晴耕雨読

 最近は寒さで目覚めて早起きが続き、老化現象なのか夜の9時頃にはうたた寝をして、早めの就寝になります。Dscn6461

 今日は、夜明け前(と言っても奄美の日の出は7時過ぎ)に畑に向かい、途中浜辺や倉庫の近くで日の出を見ました。朝露に濡れたビニールハウスに入り、セルトレー苗や移植用の小道具を積んで1番目の畑に移送しました。日の出前で、カボチャ苗の子葉はまだ展開もせず寝ているかのようでした。

 先ずはトンネルハウスを半開にし、育苗培養土を植穴に入れ、その後はセルトレーから苗を抜き取り植穴に定植しました。1畝に150株ぐらいで、今日は3畝半で生育のいい苗がなくなりました。苗の生育のそろいが悪く、催芽処理やかん水の方法に問題があるのか、あれこれと錯誤しています。Dscn6467

 定植が早めに終わったので、明日に備えて、2番目の畑にトンネルハウスのビニールを一畝展張しました。3回目の定植が大晦日から正月にかけて適期となりそうなので、その間に、2番目の畑の定植準備を終わらせたいと思っています。

 明日は残りのビニールを展張をして、30日は墓参と暮れの買出しでもと思っています。カレンダーどおりはいかないものです。


やっぱ、晴れの日はいい・・・

2011年12月27日 | 晴耕雨読

 夜半からの雨もなく、曇天の中を畑に向かいました。

 今日も相変わらずの天候と思いながら、パッションの誘引とかん水から始め、畑の乾きがいいので、昨日の続きでアーチ支柱のハウスバンドによる固縛を行いました。残り三畝でしたので早めに作業が終わり、トンネルハウスと畝間に除草土壌処理剤を散布しました。まだ、ランチには時間もあったので、1番目の畑のかん水設備も設置しました。

 天候は曇天から晴天に一変し、午後は、防風と敷き草用にえん麦と大麦を播種しました。昨年の種を撒いたために発芽率が悪く、二度手間の作業になりました。えん麦のトチユタカと大麦二条と言う二つの品種を撒きました。Dscn6453

 予定作業を終え、久しぶりの好天なのでトラクターを出庫して洗車を行い、先週取付けたマルチャーを取外しました。年内にトラクターの洗車ができホッとしました。

 トラクターを格納し、殺鼠剤を積込んで再び畑に向かい、ビニールハウスの戸締りをし、祖父の畑に殺鼠剤を設置して本日は打ち止めにしました。

 育苗ハウスでは、今日の好天で二番目の播種の本格的な地割れが始まり、このままでは、大晦日も正月も返上して定植になりそうです。明日からは、一回目のヱビスの苗の定植を予定しています。

 画像は、一番目の畑のトチユタカ(右二列)と大麦二条(左)です。大麦二条は初めて見ましたが、葉が広く、真直性よりはやや横に広がるような印象を受けました。


はぁ~とため息!

2011年12月26日 | 晴耕雨読

 雨は一晩中降り、畑の様子を想像するのもいやになります。天気予報がまったく当たらず、毎日、出たとこ勝負の日々に少々苛立ちを感じています。

 1回目の播種から10日目、予定では定植の適期ですが、発芽はそろわず、まだ根鉢の形成ができていない苗を強引に定植をしました。

 ビニールハウスを建て、育苗保温器で催芽処理を行い、完璧と思われた苗作りも計画どおりにはいかず、何が原因なのか途方に暮れています。一つは、日照不足による低温が原因ではと思っています。Dscn6448

 午前は降ったり止んだり、時折強い陽射しの中で、一畝だけクリヒロの定植を行いました。降雨や陽射しでカッパを脱いだり着たり、大汗をかいたと思ったら降雨で冷え込み、ランチタイムには衣服を全て取替えました。

 午後は余った苗をポットに移植して予備苗とし、その後は降雨が治まったので、ハウスバンドによるアーチ支柱の固縛を行いました。何とか目標の畝までと思いましたが、昨日と同様に夕方近くには雨で切上げました。

 育苗を止めて、直播に切り替えようと思案しています。

 画像は定植を終えた畝の様子で、畝間は昨夜の雨で水が溜まり、トンネル内は、乾きの悪い畑を強引に耕てんしたために土の塊ができ、定植には難航しました。

 つくづく、自然は思うようにはいかないものですね。