奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

ミニ冬瓜のシート敷き

2022年05月30日 | 晴耕雨読
 朝から気温は高く猛烈な湿感、ねっとりとした曇り空の中、ハウスのミニキュウリの収穫からスタートした。病害らしき兆候で、収量は1/10程度になったものの意外に頑張っていて、品薄の直売店では未だに人気の一品だ。放任していたトマトも日に日に獲れだして、相も変わらず人気の一品になっている。

 

 ビニールハウスから夏野菜のほ場に移動するとズッキーニの収穫はなく、冬瓜のシート敷きと日焼け対策をインプットして倉庫に戻った。倉庫でシートとサンテナを積込むと、途中で日焼け対策に使用するソテツの葉を採取して再び冬瓜畑に向かった。冬瓜の日焼け対策は拳ぐらいの大きさから始めて、シート敷きと併せて週一の作業になる。冬瓜の作業が終るとインゲンを収穫し、ミニキュウリとトマトに併せて直売店に届けた。

 午後は、この機にと久しぶりに草刈り機による草刈を行った。冬瓜の隣は蝶が乱舞するお花畑状態で、2時間ほどの作業になった。通り雨と汗に濡れ、帰宅してのシャワーとビールは格別なものになった。

 明日からの予報は出たとこ勝負になりそうな・・・それでも、今週はオクラの収穫が始まりそうだ、だればまた(@^^)/~~

梅雨前線の北上

2022年05月29日 | 晴耕雨読
 梅雨期になると画像データーの収集が疎かになる。今朝も、衛星画像の雨雲の動きをモニターして出畑したものの、小雨に追われて収穫をするのが精一杯の行動だった。少な目のミニキュウリの収穫を終えて倉庫で袋詰めを終わると早々の帰宅になった。

 午後は梅雨前線が北上して急激に気温が上がり、久々にエアコンを入れて録画したドラマを観てぼんやりと過ごした。テレビでは関東の猛暑が報じられ、明日あたりから、沖縄や奄美も30℃近い気温になりそうだ。そろそろ太平洋高気圧が張出し、台風も発生する頃合いだ。

 明日は希少な曇りの予報、着果した冬瓜のシート敷きとソテツの葉による日焼け対策をインプットしている。明日から気温が上がるので、オクラやゴーヤの実が一気に肥大するかも知れない。これからは、大汗をかきながら、夏野菜の収穫と出荷が日課になる。だればまた(@^^)/~~

納車と珍事

2022年05月27日 | 晴耕雨読
 日替わりで天気が替わり、今季はこんなものかと開き直りの境地だ。テレビによると、雨量は前季の倍で日照は半分らしい、野菜の生育が悪いのも何となくうなずけるような気がする。

 昨日の午後は、注文した軽トラが5カ月掛かって納車に漕ぎつけた。コロナで、色んな物の生産が遅れているようだが、正に我が身として痛感した。早速、市街に買い物に出掛けたが、ヘッドライトの自動点滅には、こんな機能が必要かなと思った。トンネル内ならまだしも屋内駐車場でも点灯して、バッテリーの消耗を加速するのでは一抹の不安が沸いた。

 本日は朝イチの収穫を終えると、取説を片手に機能や装備品のチェックを行った。これまで乗っていた軽トラのバージョンアップで、室内は広々となり、エンジン系統の位置が大幅に変わっていた。色はシルバーメタリックの農繁使用、先ず先ずの買い物だったかなと思っている。

 帰宅して一息入れて携帯を見ると、NTTファイナンスと名乗る不可解なSMSが・・・連絡を入れると名前と誕生日をたずねてきた。5分ほどやり取りをしたが、煙に巻くような内容で支離滅裂だ。一旦電話を切ってネットで検索をすると、手口が「NTTファイナンス・詐欺」に似ていた。最近流行りのメールを駆使した詐欺らしい。ちなみに、本物のNTTファイナンスはメールでの請求はしないとの事だ。

 車で浮かれた気分を詐欺メールで一掃されてしまった。ネット社会は便利で悪用もされるが、いち早くその場で調べることもできるので何かの参考になればと思う。明日は晴れの予報・・・だればまた(@^^)/~~~

気象の噺

2022年05月24日 | 晴耕雨読
 夕方のテレビで気象庁から3カ月間の長期予報が報道され、「平年並みか、やや高め」、どうでも良いような予報だ。こんなアホみたいな予報に何の意味があるのかなと思う。昨今では、やっと、熱低の発生から台風予報が報じられるようになった。空や海に国境はあるが、自然界に国境や県境はない。ましては、気象台毎の予報は縦割り組織の何物でもない。

 体感として今季は雨が多いなと思いながら前季の作業日誌を見ると雨の記述が多く、そんな物かなとテレビを点けると、どうやら雨量が前季の2倍らしい。島は、笠利、名瀬、瀬戸内の3カ所で気象観測をしていて、そのデーターは気象庁のHPで見ることができる。3カ所の内、名瀬測候所のデータが豊富で、その気になれば表計算ソフトを駆使して分析もできるが・・・そこらは机上を生業とする行政やメディアがと思っている。

 梅雨も後半に差掛かると、島はスモモやパッションフルーツの季節が到来し、卸売市場には日に日にスモモの入荷が増えている。残念ながら、パッションフルーツは日照不足と低温で収穫が遅れているらしい。朝イチの収穫の途中に観るカボチャ畑も、収穫が遅れているようだ。

 ウクライナ侵攻が常態化していた中で観光船の事故が発生し、今は給付金の誤送金とバイデン大統領の訪日が連日のように報じられている。誤送金については行政のマヌケな噺で、島のどこかの行政で発生したワクチンの大量廃棄にも似ている。正直、停電した場合、無停電装置のチェックをして置けば良いだけの噺だ。

 春野菜の収穫は日に日に減少し、頼みの夏野菜は日照不足と多雨で一進一退・・・だればまた(@^^)/~~~

霧雨は中々止まず・・・

2022年05月21日 | 晴耕雨読
 昨年の今時分は、コロナ感染で公共施設が休開館を繰返していて、早朝の公設市場通いが日課になっていた。今季は、国の緊急やまん延防止宣言の発令がなくなって、公共施設の休館は行政から施設の管理責任者に委ねられるようになった。当たり前と言えば当たり前の世界だが、なんでんかんでん閉鎖をしていたら、その責は必然的に行政が負うことになり、指定管理者にとってはこれ程に楽な世界はない。そのツケは全てが税金で賄われることになり、箱物を作り、補助事業で指定管理者を支援するのも良いが、もう少し、自立的な経営もと思うが・・無理な話かなと?!

 夜通し降り続けて、何度か雨音で目覚めて朝を迎えた。予報を見れば衛星画像に雨雲はなく、霧雨はあったがいつもの警戒心も忘れて出畑した。ズッキーニの収穫を終えてインゲンの収穫を始めると霧雨は小雨に変わり、それでも止むだろうと収穫を続けているといつの間にかびしょ濡れになっていた。濡れたついでにハウスのミニキュウリを収穫して、ズッキーニとインゲンに併せて直売所に届けると早々の店仕舞いになり、後は、録画したドラマを観て過ごした。

 霧雨は中々止まず、売上げデータの入力やネット通販の資材の調べ事で過ごした。そう言えば、地方紙に、今季のタンカン選果場のデータがレーダーチャートで掲載されていたが、正直、何の参考にもならない。むしろ、島全体のタンカンの総生産量や販路、生産人口の方が興味深い内容だ。タンカン選果場の規模そのものが、どんぶり勘定で設計された産物だから・・・。

 明日、明後日は晴れの予報、ゴーヤの誘引とオクラの追肥、本日に続いてインゲンの多めの収穫をインプットしている。しばらくは、インゲンが出荷の主力になりそうだ。だればまた(@^^)/~~