奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

キュウリの植付け準備

2021年09月30日 | 晴耕雨読
 夕方になると波とうや潮騒がいく分か静かになった。終日、雲の動きは早く、猛烈な暑さに加えて、曇ったり晴れたり、時折ポツポツと降ったりで、下駄でも投げて行動を決めたい一日だった。それでも、思い付いた作業は全て終わらせてしまった。

 蒸し暑さで仕掛けた目覚し時計よりも早めに起き、眠気覚ましのシャワーとコーヒーを終えると早朝の卸売市場に向かった。すっかり夜明けは遅くなり、暗い夜道の国道を抜けて、卸売市場に着く頃に夜が明けてくる。日中の温度は夏日だが、季節は秋に向かっている、港に着くと欠航で船はなかった。

  

 日課のオクラの収穫を終えると、キュウリの敷き草作業に取り掛った。軽トラ2台分で不足かなと思っていたが、十分な量で作業を終えてランチタイムになった。朝イチにキュウリの苗を観ると定植の適期で、急きょ、明日の定植と電気柵の設置をインプットした。敷く草を終えてキュウリの定植・・・毎度のことだが油断した時に奴(イノシシ)が出現する。

 キュウリの苗に2回目の水やりを終えると、キュウリ専用の暫定的な電柵を設置した。電柵は、植付け野菜が増えるにつれて拡大して行く予定で、来週からはスナップエンドウやズッキーニの植付け準備をインプットしている。明日からは直売所が再開して、日常が少しずつ戻って来そうだ。だればまた(@^^)/~~~

台風16号の接近

2021年09月29日 | 晴耕雨読
 台風16号の接近で、船は欠航になり波とうの砕ける音と潮騒が一段と響き、猛烈な勢力を誇示しているようだ。生暖かいこち風の中、オクラの収穫を終えると、懸案のキュウリの敷き草の採取に取り掛った。

 例年、地ばいキュウリの栽培には、敷き草の代用として遮光ネットを張るが、今回は敢えてススキを敷き草にすることにした。カボチャ栽培の時の敷き草は、8月にソルゴーを播種して計画的に敷き草対策をするが、たかがひと畝ごときのキュウリ栽培は、ほとんどがその場の思い付きだ。遮光ネットの難点はツルのからみが悪く、強風でつる先があっち向いてホイの状態になる。

 滴るような汗をかきながら、河口菜園で軽トラ2台分のススキを採取してキュウリ畑に移送した。2年間、放置していた菜園は荒れて、ススキ畑に変わってしまった。Uターン当初の菜園のおば~やおじ~はほとんどが他界をして、うっそうと茂るススキが、この先を暗示しているようだ。

 帰宅してテレビを点けると2週間に渡るお祭りが終わったようで、また一つ疑似政権交代が始まったようだ。戦後、政権交代がほとんど行われなかったので、このような不可解な事象になったのだろう。戦後、日本にまともな野党が育たなかった・・・結局、消去法で現与党に投票するしかないのかも知れない。

 明日は卸売市場の出荷から始まり、キュウリの敷き草作業を算段している。直売所からは、早速、来月の出荷の依頼があった。前季の作業日誌を見ると、10月は植付け準備に奔走の毎日だ、だればまた(@^^)/~~~


 

台風16号の・・・

2021年09月26日 | 晴耕雨読
 どうやら、台風16号の直接の影響は無さそうな進路予報、台風の目もはっきりしてきて、これから大型化する勢力にただ胸を撫で下ろすばかりだ。この台風の影響で野菜の高騰にさらに拍車をかけるかも知れない。

 台風が発生すると浜は決まったようにサーファーで賑わい、朝イチの墓地の駐車場は満車、終日、降ったり晴れたり、昨日までの好天が嘘のようにあの猛烈な湿感がまたぶり返してきた。育苗中のキュウリの苗に水をやり、オクラの収穫を終えると早々の帰宅になった。昨日のキュウリの植付け準備は、好機だったと自賛の境地だ。

 午後はスロースタート、明朝の市場出荷に備えて倉庫でオクラの袋詰めを行った。来月からは休館していた直売所が再開し、市場出荷も今月で終わりになるだろう。ひと月半以上の長丁場の休館で、再開がスムーズに行くのか危惧するところだが、今できることをやるしかない。台風16号の接近で、明日からしばらくは出たとこ勝負の天候に、だればまた(@^^)/~~~

キュウリの植付け準備

2021年09月24日 | 晴耕雨読
 県内のコロナ感染者は一桁台になったが、その一桁台が島内の発症者で何とも悩ましいばかりだ。このシルバーウイークでまた増えなければ良いがと危惧している。たぶんに、大丈夫だろうと言う根拠のない楽観と願望もある。

  

 早朝の卸売市場の出荷から始まり、キュウリの植付け準備でマルチ張りを終えた。夜温は25℃、日中は30℃越えだが、湿感はなく、木陰に入ると涼感があって、まるで北海道の夏ような一日だった。午前で予定より早いマルチ張りを終えたので、午後は遅めに出畑して、マルチ張りを終えた畝のカラス対策で店仕舞いになった。

 台風16号が発生して、各国の予想によると関東あたりに向けての進路予想だ。おそらく、高気圧の勢力次第なんだろう。キュウリは月末あたりに定植を予定している。何とか台風が逸れることを祈るばかりだ。明日はオクラの追肥を行い、午後は雨の予報だ、だればまた(@^^)/~~~

シルバーウイークに・・・

2021年09月23日 | 晴耕雨読
 連日、取り置きをしたいような好天が続いていて、畑人の性でこの好天に何かしなければと奇妙な衝動に駆られる。巷ではシルバーウイークなるものが・・・敬老の連休かと誤解をしていたがゴールドに次ぐシルバーらしい。全国的には真夏日の好天で、失われた夏を求めて、身近な行楽地の様子が報じられている。

 さほど、行楽地のない島では、この時期は集落の豊年祭や地域の運動会で賑わうが、中止や規模の縮小で閑散とした装い、倉庫前の公園も、親子連れがポツポツと散見される。来月は、賑わいが少しは戻ってくれるかなとそんな思いだ。

 昨日からキュウリの植付け準備に取り掛かっていて、今朝はキュウリの生育を観て、急きょ鉢上げを行った。その後は、オクラの収穫に管理機によるキュウリの畝立て、午後はオクラの出荷準備に流れ作業のように一日を過ごした。明日は、キュウリのマルチ張りまで仕上げて、後は植付けを待つばかりにと算段をしている。おそらく、来週に掛けては台風が発生するだろう。

 釣りに高じようと思うが、この残暑にへこんでしまう自分がある。あんなに好きだったはずの釣りが、農業に替わったような気もする。だればまた(@^^)/~~~