奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

2回目の防除開始

2011年10月31日 | 晴耕雨読

 今日は予定していた2回目のカボチャの防除、2、3日遅れたせいか、ポツポツとうどん粉病が散見されました。250リットルを作り展着剤を混入してたっぷりと散布しました。追肥を済ませ、受粉を目前にして適期の防除だったのではと思っています。Dscn6256

1、2番目の畑の防除を終え、早めのランチにしました。

 午後はハウスの畝立てを行い、狭いハウスの畝立てはクワとスコップの手作業で、大汗をかきながら終わらせました。

 農作業を早めに切上げ、免税軽油の有効期限が10月いっぱいで切れるので、更新申請の手続きを聞きに大島支庁へ出かけました。民主党政権で暫定処置となっていた石油税が来年3月31日以降は、未定とのことでした。とりあえず、来年の3月31日までの間の免税軽油の更新申請を近々にしなければと思っています。Dscn6260

 帰路は買い物を行い、国道沿いにある直売店で、昨日出荷した赤毛瓜が残り少なくなっているのを見て、ちょっと嬉しくなりました。

 画像は、パッションの畝立てを終えたハウスと、収獲前の赤毛瓜です。赤毛瓜は、2、3日で全身が赤毛色に変身します。


仕事が趣味!?

2011年10月30日 | 晴耕雨読

 雨上がりの陽射しと湿度で、大汗をかきながらカボチャの整枝・誘引、わき芽取り作業を行いました。先月の豪雨で意気消沈していた1番目の畑のカボチャは、2度の追肥で何とか復活の兆しが見えてきました。

 何よりも今年から始めた祖父のほ場は、初期の生育段階では、最もできがいいのではと自賛しています。Dscn6248

 午後一番は赤毛瓜の収穫を行い、農研センターの近郊にある直売店に出荷しました。日によって売れ行きが異なりますが、徐々に赤毛瓜の魅力が浸透しているようです。

 帰路は名瀬市街で買出しを行い、実家に荷物を降ろすや否やハウスに向かいました。途中、河口で菜園を営むN夫妻と雑談をし、畑の野菜ドロボーに苦慮しているとのことでした。特に収獲間近の赤毛瓜が狙われているとのことでした。N夫妻は、初めて赤毛瓜を作り、その美味しさに感嘆していました。

 夕暮れまで、ハウスで化成肥料の散布や耕うん行いました。友人からは、仕事が趣味になっているとの忠告があり、ふと、夕方の海辺に立寄りました。人生、仕事が趣味にできたらこれ以上の生き甲斐はないそうです。Dscn6252

 ホンダの創設者宗一郎氏は、晩年いろんな趣味を持ったそうですが、ポツリと「本当は仕事が一番好き」と語られたそうです。

 画像は、自賛の祖父のほ場のカボチャとハウスからの帰路に立寄った定番の海辺、サーファーで賑わっていました。釣りシーズンが遠のいたようなたたずまいでした。


久しぶりのハウス作業

2011年10月29日 | 晴耕雨読

 今朝は、疲れ気味の体に気合を入れて畑に向かいました。Dscn6238

 摘花や整枝・誘引作業を念頭に巡回を始めると雨になり、予定を変更してビニールハウスに向かいました。ビニールハウスは雨天でも作業ができますが、湿度で大汗をかきながらの作業でした。

 パッションフルーツを誘引する棚を作り、その後は、堆肥と苦土石灰を散布して耕運機でかくはんしました。終日、降ったり止んだりの天気で、今後のハウスのメンテナンスには最適な雨でした。

 また、束の間の晴れ間に10節ぐらいに咲いた雌花の摘花を行い、来週末あたりからは本格的な受粉作業になりそうです。昨日の追肥は、我ながらグッドタイミングでした。 Dscn6241

 画像は、明日開花するカボチャの雌花です。10節ぐらいに咲いたので摘花しました。カボチャの受粉は13~15節に咲いた雌花に人口受粉を行います。

 もう一つは、堆肥散布とかくはん後のハウス内です。これからの作業予定は、化成肥料を散布して畝立てを行い、かん水ホースを設置して白黒マルチで被覆します。パッションの苗は、奄美北部の営農支援センターに来週末に受取りに行きます。

 久しぶりのハウス作業で研修時代を思い出しました。Dscn6244


毎日が火曜日!

2011年10月28日 | 晴耕雨読

 ビニールハウスが完成したので、今後の作業手順をどのようにするか、思案しながら倉庫に向かいました。先ずは昨日収穫した赤毛瓜の拭取りを行い、今日の作業手順をぼや~っと決めました。

 午前は、カボチャ畑のかん水と整枝・誘引、わき芽取りを行い、ランチタイムには、2軒の直売所と弁当屋さんに赤毛瓜を配達しました。帰路は、農研センターに立寄りパッションフルーツ用に堆肥を購入しました。

 堆肥をビニールハウスに降ろすや否や、農協とスタンドに向かいました。農協では、パッション用の化成肥料を購入し、スタンドでは免税軽油を購入しました。農研センターや農協は土日が休みとなるので、前もって購入をしました。免税軽油は、今月いっぱいで免税チケットが期限切れになるので、継続申請期間のつなぎとして購入しました。

 その後は、明日から雨の予報なので、1、2番目の畑の追肥を行い、かん水までして夕暮れになりました。来週末あたりから受粉作業を予期していますので、天気のいい日には2回目の防除(農薬散布)を計画しています。

 今後の作業予定は、午前はカボチャ、午後はパッションや春カボチャの準備を想定しています。赤毛瓜の方は、11月中旬頃まで収獲が続きそうです。

 毎日が火曜日です。


乾~杯!

2011年10月27日 | 晴耕雨読

 今日は、五月から一人でコツコツと取り組んだビニールハウスに天井ビニールを張って完成させました。ビニールは昨年の豪雨災害で泥まみれの状態でしたが、らしく仕上がりました。密かに独りで黒糖焼酎で乾杯しています。

 今日の作業は従兄に応援を依頼し、風の吹く中、何とか2棟のハウスのビニール張りを終わらせました。イメージした通りのできで、後は、季節風に耐えれるかだけが懸念材料となりました。たぶん、大丈夫でしょう。

 今朝はまた、地元の農産物を集荷(週2回)して公設市場に搬送するシステムを活用して、公設市場への出荷を試みました。農家にとっては利便性のあるシステムですが、今朝は小生一人だけでした。農産物を出荷する人たちは高齢で特に女性の方が多く、できれば、集落の公民館を経由して集荷をお願いできればと思います。おば~たちは意外と時間に厳格です。 Dscn6234

 昼食の後は直売店(なご海)に赤毛瓜を配達し、今日のランチ・メニューの野菜を作っている人ですと紹介された時は、ちょっと照れくさかったです。

 ハウスのビニール張りが終え、赤毛瓜を収獲して、帰路、昨日整枝・誘引作業をした祖父の畑に立寄りました。K君が向かいの畑で敷き草作業をしていて、この間、お裾分けをした赤毛瓜が好評とのことで、またお裾分けをしました。サクサクの食感が抜群とのことでした。

 今日の市場のセリ値はいい値でした。画像は、らしくなったマイビニールハウスです。