奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

今年も残すところ・・・

2020年12月29日 | 晴耕雨読
 今年も残すところ二日、コロナに追われてあっという間に過ぎた一年だったような気がする。島のコロナ感染は小康状態だが、本州では依然として増加の様相で、新年も先行きは不透明だ。

 ここ数日、生暖かい天候が続いて、ズッキーニやキュウリは息を吹き返したように収量が増え、スナップエンドウの収穫も始まった。本日から近郊の直売店は正月休みに入り、無人市や卸売市場への出荷に切り替えている。明日は、今年ラストの卸売市場出荷になりそうだ。

  

 雨続きでヒョロヒョロとしていたハウスの野菜は、ここ数日の天候でらしくなってきて、一回目の防除や追肥を終えた。リレー栽培のシナリオは、第三走者のスナップエンドウに繋いで、年明けにはハウス野菜になる。当然ながら、年が明けるとハウス野菜の後の走者も考えなければならない。残念ながら、小さな農業に仕事納めはない。

  

 不思議な噺で、来年の節分はン百年ぶりに2月2日らしい。その頃には、新型コロナのワクチン接種も具体化しているだろうと思う。日常が当たり前でない年に遭遇するとは・・・だればまた(^^)/~~~

向春草の噺

2020年12月23日 | 晴耕雨読
 憂鬱な雨天続きにさほどの話題もなく、ブログの更新をほどほどにしていると何故かアクセスが増えていて、更新をせがまれているような錯覚に陥る。独り言みたいなブログだと思えばそれまでなのだが・・・。

 今朝は久々の陽光、ほ場に着くと放射冷却で、あらゆる物が朝露でたっぷりと濡れていた。いつものように電気柵のコントローラーをOFFにすると、ズッキーニの収穫、そしてキュウリと続いた。ズッキーニは多めの収穫でキュウリは末期、倉庫への帰路にハウスに立寄り3品目にかん水を行った。懸念していた生育不良も何とかクリアーしそうな生育だ。ズッキーニとキュウリを倉庫に降ろすと再びほ場に、朝露でたっぷりと濡れたスナップエンドウを収穫すると、ズッキーニやキュウリと併せて直売店に届けた。クリスマスが近いのか、3品目共によく売れていて感謝の一念だ。スナップエンドウは年明けから本格的な出荷になるだろう。

  

 昨日は、徳之島の友人から「向春草」なるもののサプリメントが届いた。販売会社を立ち上げた挨拶を兼ねてのサプライズらしい。肝機能には抜群の効能で、早速服用して良い感じの体調だ。「向春草」、別名「シマアザミ」と言われ、長命草と同様に海岸部地に生息する植物だ。3年前に、農業の現地研修で徳之島を訪ね、栽培や加工所を見学した。健康食品の優等生で、琉大研究でも折り紙つきだ。

 午後は、スナップエンドウの追肥と誘引で一日を終えた。今夜から明日は雨の予報・・・カボチャ農家のMさんが春カボチャの植付け準備をしていて、何事もタイミングだなと思いながら帰宅した。今季のカボチャや実エンドウの価格は・・・だればまた(^^)/~~~

雨の日の雑感

2020年12月19日 | 晴耕雨読
 朝からシトシトと降り続けて、終日雨の一日となった。それでも、朝イチの収穫と出荷は避けては通れない日課で、上下のヤッケから染みる雨を背に
収穫を終えると、直売店にズッキーニとキュウリを届けた。スナップも収穫期になってきたが、この時期の雨に濡れることは、風邪がをひくので次回に
した。

 ラニーニャ現象の年なのか、早い冬将軍の到来で北国では大雪、関西以南では鳥インフルエンザ、コロナ感染は全国的に増えて、師走にさらに慌ただしさを助長している。島は長雨続きだがコロナ感染はポツポツと、正直これと言った話題もなく平穏そのものだ。この稼ぎ時の師走に飲食業の悲哀は、正直なところ解らない。GO TOに批判的なメディアも何故かこの手の話題を避けているような気がする。政府を非難することが是だとでも思っているのかも知れない。

 昨日から希少な晴れ間を活用して、実家の庭木のせん定や周辺の道路の清掃に取り掛った。本日は、義兄の実家をと算段していたが、生憎の雨で次回の機会になった。明日は・・・明日考えるかな、だればまた(^^)/~~~

始まりはいつも雨~♪

2020年12月14日 | 晴耕雨読
 「始まりは今日も雨・・・」、どこかで聴いたことのあるフレーズだと思っていたらチャゲアスの「始まりはいつも雨・・・」だ。3週間近く雨天が続き、この先の予報にも晴れマークがないと・・・コロナに加えて「今日も雨~♪」とため息が出そうだ。

 昨日は霧雨の中、何とかズッキーニの下葉処理を終えて、本日は追肥をと軽トラに肥料を積み込んだ途端にポツポツと降出して、収穫と2軒の直売所に出荷をして店仕舞いになった。ズッキーニは前半戦から後半戦に移るが、気温が15℃以下になると雄花の開花が極端に少なくなる。この雨空続きでは雌花の生育も悪く、例年より厳しい環境になってきた。

 島のコロナ感染者は落ち着いてきた様子だが、このままで推移してくれと祈るばかりだ。次のピークは年明けになるのではと危惧している。先ほど、雨が小康状態になったので、出畑して明朝の接受の準備をしてきた。帰路にハウスのトマトを観察すると第一果房が着果していて、この悪天候の中でと・・・ほっこり(^^♪した。

 明日も始まりは雨だろう・・・だればまた(^^)/~~~

忙しい天気

2020年12月12日 | 晴耕雨読
 晴れたり降ったり雲ったり、虹も出たりで、終日忙しい天気の一日だった。日照不足で、ハウスのトマトは元気がなく、マメ科の野菜に至っては実が肥大しない。過去にもこんな長期の雨空はあったのかな~と記憶を遡るが、記憶にないような気がする。

 そんな中で、キュウリとズッキーニはコンスタントに獲れて、直売所と無人市に届けている。全国的な野菜の安値は島でも影響していて、卸売市場のセリ値は下降気味だ。小さな農業は卸売市場への出荷を再考して、直売店での価格をさらに下げて集客をと考えている。本日、スーパーでのズッキーニ(多分、小生のズッキーニ)の価格を見て、セリ値の倍以上で「カチン!」ときた。

  

 ズッキーニは昨日から下葉の処理を始めて、半分を終わらせた。雨天続きで水の制御が出来ず、生育旺盛でウリ科特有のツルボケ状態だ。スナップエンドウは2番花が咲き始めて、至る所に3センチぐらいの実が散見される。例年なら、春カボチャ栽培のほ場の準備に追われていて、今季止めたのが、この天気では正解だったような気もする。

 明日は・・・たぶん出たと勝負の天候だと思うが、トマトやキュウリの追肥でもするかなと思っている。だればまた(^^)/~~~