奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

忙しく過ごしています!

2012年03月31日 | 晴耕雨読

 本土では桜の便りが聞かれるこの頃、奄美ではツツジとタンカンの花が満開の季節になりました。

 久しぶりに10日以上の降雨のない日が続き、本日はカラカラに乾いたほ場に恵みの雨が降りました。雨は午前いっぱい強風を伴いながら降り、農作業は断念してジャガイモの出荷準備をしました。Dscn6915

 ちょうど通販で注文したバックシーラとテープが届き、ホームセンターで販売用のポリ袋を購入し、1キロ詰めで直売店に出荷しました。ポリ袋は、穴あけポンチ(10mm)を購入して換気用の穴を開け、思ったよりもバッチリでした。

 バックシーラ(袋の口を閉める器具)なる物を始めて見、もちろん使うのも初めてでしたが、便利なものだなぁ~と思いました。正直、想像で注文をした器具で、これからインゲンやパッションの袋詰めに活躍することと思います。Dscn6921

 ここ2、3日は、秋カボチャのほ場の荒耕しを全て終わらせ、キカラシ(景観用緑肥)の播種も済ませました。春カボチャもパッションも順調で、定植したトマトも活着した様子で本日は脇芽取りを行いました。

 明日からは、トンネルハウスのビニールの撤去に取掛りたいと思います。

 画像は猫の額ほどの実家の庭に咲いた山ツツジと2キロ大に肥大したカボチャです。カボチャは、4月下旬に一番早い出荷ができそうです。


あれもこれもと・・・

2012年03月28日 | 晴耕雨読

 好天の日が続くとあれもこれもとオーバーワークになり、決まって早めの就寝と起床の日々を繰り返しています。

 午前はいつものカボチャの管理作業、午後はパッッションの受粉作業、その後は、秋カボチャのほ場のトラクターによる耕うんを行いました。今日は、80センチぐらいに伸びた雑草をそのまますき込むことができるか、試しながらの耕うんでしたが意外とスムーズにいき、また一つ会得しました。

 秋カボチャのほ場は三ヶ所ありますが、2ヶ所を終え、明日は、最後のほ場の耕うんを午後に計画しています。

 先日、荒耕しをした集落の道沿いにあるほ場については、今日仕上げの耕うんまでを行い、景観の一助にカラシナの播種の準備をしました。

 北海道では、景観用に花が咲く緑肥が畑に植えられ、キカラシ・ロードとかコスモス・ロードとか呼ばれ、その地域の風物詩になっています。残念ながら、奄美はススキ・ロード一色で、自然体と言えなくはないのですが景観に乏しさを感じます。

 自然遺産登録に向けて、奄美固有のソテツやヒカゲヘゴの景観を見直してもいいような気がします。


まれまれの天気じゃが~!

2012年03月27日 | 晴耕雨読

 爽やかで快晴の1日でした。

 放射冷却現象で夜温は下がり、カボチャの先端部は地を這うような活気ない様子でした。カボチャの生育の限界温度は15℃と言われていますが、今朝は11℃まで冷え込み、カボチャも困惑したのでしょう。

 開花した雌花は淡い黄色の半開きで、多分、交配は無理だろうと思いながらも、受粉作業を行いました。意外に思ったことは、雄花の花粉が正常でした。Dscn6911

 受粉作業は早めに終わり、年明けに定植したカボチャの摘果とシート敷きを行いました。

 午後はパッションの受粉を行いましたが、低温の影響で開花が少なく、あとは夕方まで一気にカボチャの防除作業を行いました。年内に定植したほ場は硫黄粉剤の散布を、年明けに定植したほ場は殺菌剤(ベフドー剤)の散布を、粉剤と液剤の散布を動力機械の使い分けで行い、2日の予定作業を1日で終わらせました。

 しばらくは好天が続きそうなので、秋カボチャのほ場の耕うんも進めたいと思っています。

 画像は夕暮れ間近のほ場で、陽が長くなりました。


朝の風景

2012年03月26日 | 晴耕雨読

 北西の風が強い一日でした。

 数ケ月ぶりに畑にひびが入るほど乾燥し、朝いちは相変わらず雄花の採取から始め、受粉で18畝を一巡しました。交配は終盤に近く、これからはミツバチが交配した果実の摘果に忙しくなります。Dscn6907

ここ数日の好天で、人口交配による着果は順調に進ちょくしています。明日からは、年明けに定植したカボチャの摘果を始めます。

 午後はパッションの交配の後、昨日の続きでジャガイモの収穫を行いました。ジャガイモは、植付けた種イモの10倍の収穫と言われていますが、100キロ近い収獲で、ミニほ場の試験栽培は概ね成功だったと思います。

 クワによる手掘りで夕方近くまでかかりましたが、程よく終えて耕運機による耕うんまで行いました。跡地には、育苗中の赤毛瓜を植える予定です。Dscn6909

 ジャガイモは早速電子レンジでふかし、バターと粗挽き胡椒でいただきました。晩酌のつまみに癖になりそうな味わいでした。機会があれば・・・多分・・・肉ジャガやサラダにもトライしようと思っています。サンテナ3個分の収獲がありましたので、地元の直売店にも出荷を考えています。

 画像は、交配を始める前の朝の風景とジャガイモの収獲を終えたミニほ場です。

 明日は、3回目の防除を行う予定です。


ジャガイモの収穫

2012年03月25日 | 晴耕雨読

 初夏の様相から一転して寒が入り、北西の風が吹き荒れてここ両日朝夕はストーブを炊いています。 Dscn6896

 毎日、カボチャの受粉作業で目新しい話題がない中、ジャガイモの収穫を始めました。しばらくの間、好天と乾燥の予報に決行しました。

 年末の長雨の中で強引に植付けを行い、その後の土寄せも雨模様の中で行い、おまけに日照不足が重なって、不出来を予想していましたが、思いのほか収獲がありました。長雨で、1/4ほど腐敗がありましたが、今後は排水対策で改善できそうです。 Dscn6899

 カボチャは、両日の低温で生育が低調ぎみですが、受粉も8割方終えて、最後に定植したポット苗も本日から受粉を始めました。毎日、摘果とフルーツシート敷きが主作業になってきました。

 パッションの開花は好調で、交配後の果実が日に日に肥大して形になってゆくのが楽しみになりました。

 また、本日はインゲンの開花を発見しました。インゲンの生育も旺盛で、近々ジャングル状態になるかも知れませんね。Dscn6904

 画像は収獲したメイクイーンで明日も引き続き行います。あとはインゲンの生育ぶりです。